非人 江戸時代

非人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 09:07 UTC 版)

非人(ひにん)は、主に、


注釈

  1. ^ 癩病(ハンセン病)等の忌避された病に罹患した者。
  2. ^ 次第に病者や障害者ごと非人と呼ばれるようになった。
  3. ^ 「3つ組」の数当て賭博。選ぶ数のグループは、1–7・8–14・15–21 の7種3組で、それぞれに当たりが1つずつあり、各グループから1数字ずつ拾い、計3つの数字を当てるもの[8]
  4. ^ 浅草谷之村(やのむら、現在の台東区今戸1丁目)か、ただし、谷之村は、矢野弾左衛門の在所を指すとも。また、刑場において鑓や捕道具を持って罪人の引廻しを行う者を谷之者と称し、高野山に起源を有する被差別民の集団とも[12]

出典

  1. ^ 筒井功『サンカと犯罪』現代書館、2008年11月、106-108頁。ISBN 9784768469811 
  2. ^ 高柳金芳『江戸時代非人の生活』雄山閣、1974年、11-12頁。 
  3. ^ a b c d e f g 山路興造 (2020-02). 前近代の被差別民呼称とその職能. p. 2. http://khrri.or.jp/news/docs/20190212_yamajizemi.pdf. 
  4. ^ a b c d e f g h i j 非人について”. 東京の被差別部落. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月30日閲覧。
  5. ^ 日本の社会保障制度の形成加茂直樹、京都女子大学大学院現代社会研究科博士後期課程研究紀要 2 1-27, 2008-03-31
  6. ^ a b 森永種夫『流人と非人』(岩波新書の江戸時代)17頁[要文献特定詳細情報]
  7. ^ a b c d e f g h i 森永種夫『流人と非人』(岩波新書の江戸時代)19頁[要文献特定詳細情報]
  8. ^ 精選版 日本国語大辞典「三笠付」の解説 - コトバンク”. 2022年11月17日閲覧。
  9. ^ a b c 森永種夫『流人と非人』(岩波新書の江戸時代)20頁[要文献特定詳細情報]
  10. ^ a b c d 三田村鳶魚『[江戸ばなし. 其2』大東出版社、1943年。[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042111/124 [要ページ番号]
  11. ^ 朝野新聞 編『江戸の下層社会』塩見鮮一郎解説、明石書店、1993年2月、38-42頁。ISBN 4-7503-0488-3 
  12. ^ 内藤久義「三つの谷之者―竹の表象から」『非文字資料研究』第22号、神奈川大学日本常民文化研究所 非文字資料研究センター、2021年3月20日、73-94頁。 
  13. ^ 横井清『中世民衆の生活文化』東京大学出版会、2019年5月30日。 [要文献特定詳細情報]
  14. ^ 山本成之助『川柳医療風俗史』牧野出版、1972年。 [要ページ番号]


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