霧島山とは? わかりやすく解説

霧島山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 22:58 UTC 版)

霧島山(きりしまやま)は、九州南部の宮崎県鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山霧島連峰霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。最高峰の韓国岳(標高1,700 m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574 m[1][注 1])の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。


注釈

  1. ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,573 m。
  2. ^ 2001年までは井村(1994)によって、加久藤火砕流から15万年前までを古期霧島火山、15万年前から現在を新期霧島火山としていた。[9]
  3. ^ 資料によっては1,310 mという記載もある。
  4. ^ どちらも建造は三菱重工業長崎造船所

出典

  1. ^ “標高値を改定する山岳一覧 資料1”. 国土地理院. https://www.gsi.go.jp/common/000091072.pdf 2014年3月26日閲覧。 
  2. ^ 気象庁・過去の火山活動による分類(ランク分け)
  3. ^ 火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山”. 気象庁. 2016年2月25日閲覧。
  4. ^ 【協議会】日本ジオパーク認定申請の結果が発表されました”. 霧島ジオパーク推進連絡協議会事務局 (2010年9月14日). 2011年2月25日閲覧。
  5. ^ 森茂善、荒木一好「霧島山の気候」『霧島山総合調査報告書』霧島山総合研究会、1969年
  6. ^ 吉岡善三郎ほか 「畜産」『霧島山総合調査報告書』霧島山総合研究会、1969年
  7. ^ a b c 長岡 信治, 新井 房夫, 檀原 徹 (2010). “宮崎平野に分布するテフラから推定される過去60万年間の霧島火山の爆発的噴火史”. 地学雑誌 119 (1): 121-152. https://doi.org/10.5026/jgeography.119.121 2017年4月7日閲覧。. 
  8. ^ a b 井村 隆介, 小林 哲夫 (2001年). “霧島火山地質図, 地質調査所”. 鹿児島大学理学部. 2017年4月20日閲覧。
  9. ^ 高橋正樹小林哲夫編『九州の火山』築地書館〈フィールドガイド日本の火山5〉、1999年、ISBN 4-8067-1165-9
  10. ^ a b 大規模カルデラ噴火影響範囲表示マップ”. 産業技術総合研究所 地質調査総合センター (2003年). 2018年1月27日閲覧。
  11. ^ 第四紀火山カタログ委員会 (1999). “日本の第四紀火山カタログ”. 火山 44 (6): 285-289. doi:10.18940/kazan.44.6_285. https://doi.org/10.18940/kazan.44.6_285 2018年1月27日閲覧。. 
  12. ^ 遠藤尚ほか「火山灰層による霧島熔岩類の編年(試論)」『霧島山総合調査報告書』霧島山総合研究会、1969年
  13. ^ 28)霧島山火山 産業技術総合研究所, 2016年2月11日閲覧。 (PDF)
  14. ^ 平田正一「霧島山の植物解説」『霧島山総合調査報告書』霧島山総合研究会、1969年
  15. ^ 宍戸元彦「霧島山の森林植生」『霧島山総合調査報告書』霧島山総合研究会、1969年
  16. ^ 宮崎県総合博物館編・発行 『宮崎県総合博物館総合調査報告書 霧島山の動植物』 2004年
  17. ^ 中村豊 「霧島山の鳥類」 『宮崎県総合博物館総合調査報告書』 2004年
  18. ^ 鹿児島県/地名の由来”. 鹿児島県. 2017年9月5日閲覧。
  19. ^ 橋口兼古、五代秀堯、橋口兼柄 『三国名勝図会 巻之33』 1843年
  20. ^ 中野幡能 『山岳宗教研究叢書13 英彦山と九州の修験道』 名著出版、1977年
  21. ^ 霧島町郷土誌編集委員会編 『霧島町郷土誌』 霧島町、1992年


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