阿修羅 わが国の主な阿修羅像一覧

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阿修羅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 02:07 UTC 版)

阿修羅(あしゅら、あすら、, : asura)は、八部衆または二十八部衆(中国では二十八天)に属する、仏教守護神[1][2]。略して修羅(しゅら)ともいう[2][3]六道の一つであり、戦闘をこととする鬼類[2]五道には含まれないが、趣(gati)の一つとするときは「阿修羅道」である。


注釈

  1. ^ 興福寺宝物殿の解説では、「阿修羅」はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記している。
  2. ^ 龍樹著『大智度論』に登場する。
  3. ^ たとえば埼玉県東松山市の世明寿寺の二十八部衆の1人として安置されている阿修羅像は三面四臂像である。なお板金剛も履かず、一切装飾品をつけないという珍しい阿修羅像である[14]
  4. ^ 観龍寺の阿修羅像は三面二臂(三つの顔に二つの腕)像である[15]

出典

  1. ^ a b 関根俊一 『仏尊の事典』 学研[要追加記述]
  2. ^ a b c d e f g h i j 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合仏教大辞典』 上巻、法蔵館、1988年1月、13頁。 
  3. ^ a b c d e f g h 錦織亮介 『天部の仏像事典』 東京美術[要追加記述]
  4. ^ a b 六道(ろくどう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月26日閲覧。
  5. ^ 阿修羅道(あしゅらどう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月26日閲覧。
  6. ^ 松村一男 『世界の神々の事典』学研[要追加記述]
  7. ^ 趣(しゅ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月13日閲覧。
  8. ^ 四悪趣(しあくしゅ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月26日閲覧。
  9. ^ 冨田真浩「『法華経』におけるアスラ」『印度學佛教學研究』 61(1)、2012年、pp.365-362。
  10. ^ 坂本幸男訳注・岩本裕訳注「法華経 上」岩波文庫 岩波書店 1978年、p9及びpp.16-17より。(原文はp16記載)
  11. ^ a b 興福寺監修 『阿修羅を究める』 小学館、2001年、p.122。
  12. ^ 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合仏教大辞典』法蔵館、2005年2月、13頁。 
  13. ^ 宇土市デジタルミュージアム より。[2016年11月4日参照]
  14. ^ 鯨岡真一「埼玉・世明寿寺の阿修羅像に関する考察」『埼玉史談』62(3)2016-01、pp.1-6。
  15. ^ 木造観音二十八部衆 (PDF)  千曲市、「16 阿修羅王」より。[2016年12月8日閲覧]
  16. ^ 内田和浩文、宮地工写真 「坂東三十三カ所めぐり」 JTBパブリッシング、2016年、p.59写真右端より。
  17. ^ 興福寺監修「阿修羅を究める」小学館、2001年、pp.101-102より。p.102の写真も参照の事。同書では共に阿修羅像とする説もあり、またどちらも阿修羅像としないという説もあるとp.102で記述している。
  18. ^ 興福寺監修「阿修羅を究める」小学館、2001年、p.103より
  19. ^ 中国・韓国・日本における八部衆像の研究より[2017年5月29日閲覧]


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