関森勝夫
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人物
俳句の創作については「俳句は人の真似をしてもいいものが作れない」[6]と指摘しており、「自分を表現するという気持ちを持つことで、楽しさを見出し、いい作品が出来る」[6]と述べている。
なお、俳人の村越化石も、関森と同じく大野林火に師事したことから[1]、村越と関森は兄弟弟子の関係である。
略歴
賞歴
- 1990年 - 静岡市学術芸術奨励賞。
著作
単著
- 『鷹の眼――句集』浜発行所、1976年。
- 『詳解枕草子』みずうみ書房、1977年。
- 『難解季語辞典』東京堂書店、1982年。
- 『四季の俳句――古今鑑賞歳時記』桜楓社、1985年。ISBN 4273020300
- 『親近――句集』角川書店、1987年。ISBN 4048712489
- 『関森勝夫集』俳人協会、1990年。
- 『文人たちの句境――漱石・竜之介から万太郎まで』中央公論社、1991年。ISBN 4121010434
- 『近江蕉門俳句の鑑賞』東京堂書店、1993年。ISBN 4490202210
- 『静岡県俳句紀行』静岡新聞社、1994年。ISBN 4783803048
- 『関森勝夫集』続編、俳人協会、1999年。
- 『羽衣――関森勝夫句集』毎日新聞社、2000年。ISBN 4620904910
- 湯薇薇訳『漢訳関森勝夫俳句集』蜻蛉発行所、2003年。
- 『四季のはな――俳句随想』静岡新聞社、2004年。ISBN 4783803218
- 『志太――句集』富士見書房、2006年。ISBN 4829176199
- 『時季のたまもの――季語35を解く』本阿弥書店、2008年。ISBN 9784776804550
- 『天年――句集』東京四季出版、2011年。ISBN 9784812905852
共著
- 陸堅共著『日本俳句与中国詩歌――関於松尾芭蕉文学比較研究』杭州大学出版社、1996年。ISBN 7810356852
編纂
- 武田修一共編著『異文化領域への架橋』北樹出版、1989年。ISBN 489384086X
監修
- 監修『蜻蛉集――蜻蛉十五周年記念合同句集』蜻蛉句会、2000年。
- 監修『蜻蛉集――蜻蛉二十五周年記念合同句集』蜻蛉句会、2010年。
校訂
- 陸堅著、謝宜鵬訳、校訂『景語小論』蜻蛉句会、1992年。
脚注
- ^ a b c 「郷里・藤枝で村越化石さんを哀悼――魂の句作、継承誓う」『郷里・藤枝で村越化石さんを哀悼 魂の句作、継承誓う | 静岡新聞』静岡新聞社・静岡放送、2014年3月18日。
- ^ a b c d e f g h 「名誉教授の称号授与」『はばたき』87巻、静岡県立大学広報委員会、2003年9月、13頁。
- ^ 「人事」『はばたき』71巻、静岡県立大学広報誌編集会議、2000年3月、14頁。
- ^ a b 関森勝夫「国際関係学部の動き」『はばたき』79巻、静岡県立大学広報委員会、2001年11月、7頁。
- ^ a b 「著作紹介――『時季のたまもの』関森勝夫先生」『著作紹介 『時季のたまもの』関森勝夫先生|キャンパスニュース|キャンパスライフ|浜松学院大学』浜松学院大学、2008年5月1日。
- ^ a b c 「県大名誉教授・関森氏『俳句は会話』」『県大名誉教授・関森氏「俳句は会話」|ニュース|静岡産業大学』静岡産業大学、2010年10月29日。
- ^ 「俳句検索」『公益社団法人 俳人協会・俳句文学館:俳句検索』俳人協会。
- ^ 『会員名簿』2014年3月1日、21頁。
固有名詞の分類
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