重量挙げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/19 21:53 UTC 版)
重量挙げ | |
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イラク選手の重量挙げ(クリーン&ジャーク) | |
統括団体 | 国際ウエイトリフティング連盟 |
通称 | ウエイトリフティング |
特徴 | |
身体接触 | 無 |
男女混合 | 有 |
カテゴリ | 屋内競技 |
実施状況 | |
オリンピック | 1896年- |
概要
体重別に階級分けされており同じ階級内で記録を競う、種目は「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の二つがあり、それぞれ3回ずつの試技を行い、各種目の最高挙上重量の合計(トータル重量)で順位を決める。ただし、いずれかの種目、もしくはどちらの種目でも3回連続で失敗するとトータル記録は0 kgとなり、失格となる。試技には制限時間があり、基本的には1分、高校生の大会では30秒であることが多い。制限時間以内にバーベルを膝より上に離床できないとその試技は失敗になる。しかし、制限時間が数秒であったり残り少ない場合はタイムキーパーと呼ばれる審判の判断で、膝を通過していなくてもバーベルが床を離床した瞬間に制限時間を止める場合もある。トータル重量のみを争うオリンピックなどでは、スナッチ競技で失格になるとクリーン&ジャーク競技には参加できない。
バーベルを頭上に持ち上げて静止し、3人の審判の中2人が「降ろせ」の合図を出すまで降ろしてはならない。その際、自分の腰の位置まで手を添えて体の前面に降ろさなくてはならない。また確実にプラットフォーム上に降ろさなければならない。
試技の順番は申告した重量の低い選手から行い、同重量の場合は事前に抽選をしてある抽選番号に従う。バーベルは1 kg刻みで増量できる。試技に失敗した場合は同じ重量で再度試技することができる。重量を申告した後でも2回まで重量変更が行える。重量変更を行う場合は制限時間30秒前のファイナルコール以前に行わなければならない。制限時間が30秒の試合では選手名をアナウンサーにコールされた時点で重量変更はできなくなる。同記録の場合は体重が軽い者が上位となる。同記録・同体重の場合は先にトータル記録を成立させた者が上位となる。
検量は試合開始2時間前から60分間行われる。体重に過不足があった場合に限り制限時間内に何度でも再検量が許されている。
女子
国際ウエイトリフティング連盟(IWF)が女子競技を公式に認めたのは1983年だが、1980年にはアメリカで女子の参加が認められた[1][2]。1986年にハンガリーで開催されたパンノニアカップにて女子も加わり初の国際大会となった。翌1987年には女子世界選手権が初めて開催され、1990年アジア競技大会を皮切りに順次国際総合競技大会にも採用され、ワールドゲームズ1997で実施された後に2000年シドニー大会よりオリンピックにも加わった。
日本
現在国民体育大会・インターハイ等学生大会も毎年行われ盛況である。因みに全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会は第60回(2014年)を数え、男子優勝は日本大学・2位法政大学・3位九州国際大学 女子優勝平成国際大学・2位金沢学院大学・3位関西大学であった。(女子の部は1999年度から実施)
有名選手には三宅義信(1964年東京オリンピック・メキシコシティオリンピック金メダル、ローマオリンピック銀メダル)、義信の実弟でメキシコシティオリンピック銅メダルの三宅義行、義行の実子でロンドンオリンピック銀メダリストの三宅宏実などがいる。
階級
階級名は通常数値が使用され、男女ともに10階級ずつ存在する。現在の階級は2018年から。2018年現在の階級は次のとおり。
性別 | 階級 |
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男子 |
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女子 |
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- ^ “Women’s weightlifting: a long journey from naked weigh-ins to hijab-wearing heroine who inspired Iran” (英語). 国際ウエイトリフティング連盟. 2018年2月18日閲覧。
- ^ “The heroines who sparked a sporting revolution” (英語). the.mixed zone. 2018年2月18日閲覧。
- ^ ロンドンオリンピック2012 ウエイトリフティング 概要・説明 - JOC 2014年2月6日閲覧
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