道の駅
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道の駅(みちのえき)は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された休憩施設、地域振興施設等が一体となった道路施設[1]である。1991年(平成3年)に実験的に始まり、1993年(平成5年)に正式登録が開始された(後述)。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持ち[1]、2024年(令和6年)2月16日時点の全国登録数は、1,213カ所である[2]。
注釈
- ^ 例えば旭川紋別自動車道「しらたき」、能登有料道路「高松」、播但連絡道路「フレッシュあさご」、山陰自動車道(青谷羽合道路)「はわい」など。
- ^ a b c 道の駅の設置者は道の駅の登録要件から原則市町村であるが、都道府県、地方公共団体が3分の1以上を出資する法人、市町村が推薦する公益法人または指定管理者制度等により自治体から道の駅施設・土地の貸与を請け負った道の駅施設の管理に関する協定を結んだ民間企業(PFI事業者等)が設置者となることができるとされている。
- ^ そのため、道の駅の「道路区域」内に自動販売機や、オープンテラスなどを設置する場合は道路管理者に対し道路占用許可が必要となる[10]。
- ^ 原文では、「休憩施設としての利用しやすさや、『道の駅』相互の機能分担の観点から、適切な位置にあること」とされている。
- ^ 2018年以前に開業した道の駅については「ニーズが高い箇所から優先的に整備する事」とされ、設置要件が当面の間猶予されている事から、2024年現在、すべての駅への設置までは至っていない。
- ^ 実証実験開始当初は1時間であったが2020年に3時間に拡大され[40]、2022年現在は2時間[41]。
- ^ 道の駅舞ロードIC千代田のみ、中国自動車道と浜田自動車道の相互行き来の場合は千代田ICから千代田JCTへの戻り走行をしても同じ方向に乗ったものとみなされる。
- ^ 廃止された道の駅足寄湖と道の駅フォーレスト276大滝の2駅について、書類上存在した末期は、開館の目途が立たたなかった点や、メンテナンスができないため、スタンプの設置やスタンプブックの掲載がなく、全駅制覇の対象外であった。
- ^ そもそも、一体型の道の駅の場合、道の駅の駐車場は道路無料公開の原則の適用される道路であるため利用を制限することが難しい。
- ^ その後、この道の駅では「休憩・仮眠のため、車中泊をされること、受け入れております。エア車中泊は、特に歓迎しております。」と案内の内容を変更している“車中泊について”. 道の駅あゆの里矢田川. 2020年9月7日閲覧。
出典
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- ^ 「防災道の駅」として39 駅を初めて選定しました! ~広域的な防災拠点として役割を果たすための重点的な支援を実施します~ - 国土交通省
- ^ 「防災拠点自動車駐車場」を指定しました 国土交通省
- ^ 「防災拠点自動車駐車場」を指定します 国土交通省
- ^ 道の駅第3ステージの取組について ~防災拠点化の取組を中心に~ 国土交通省
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- ^ 「道の駅、海越え世界へ JICAがノウハウ輸出」『日本経済新聞』夕刊2018年2月5日(社会面)
- ^ “Roads & Highways - Guidelines for Roadside Stations”. 2012年11月20日閲覧。
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