豊肥本線
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利用状況
輸送密度
平均通過人員(輸送密度)、旅客運輸収入は以下の通り[32]。
年度 | 平均通過人員(人/日) | 旅客運輸収入 (百万円/年) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
全区間 | 熊本 - 肥後大津 | 肥後大津 - 宮地 | 宮地 - 豊後竹田 | 豊後竹田 - 三重町 | 三重町 - 大分 | ||
1987年度 | 2,963 | 4,902 | 2,711 | 1,028 | 2,384 | 4,203 | - |
2016年度 | 4,947[* 1] | 10,655 | ー[* 2] | 154 | 954 | 4,018 | 1,837 |
2017年度 | 3,550[* 3] | 10,957 | ー[* 2] | 99 | 947 | 3,943 | 1,869 |
2018年度 | 3,591[* 3] | 11,265 | ー[* 2] | 101 | 951 | 3,877 | 1,930 |
2019年度 | 3,584[* 3] | 11,465 | ー[* 2] | 96 | 917 | 3,771 | 1,945 |
2020年度 | 2,831[* 3] | 8,805 | -[* 2] | 109 | 853 | 3,021 | 1,416 |
歴史
1892年(明治28年)、大分駅 - 犬飼駅の鉄道敷設を目的に南豊鉄道会社が設立されるも事業継続が困難となり、政府の手により事業が続行。大分駅 - 玉来駅間は国鉄の犬飼軽便線(いぬかいけいべんせん。後に犬飼線と改称)として開業した。一方、同年に熊本県側でも熊本駅 - 大津駅間の鉄道敷設を目的に東肥鉄道会社[注 4]が創設されたが、こちらも事業継続が困難となり、政府の手により工事が進められ、宮地駅 - 熊本駅間は宮地軽便線(みやじけいべんせん。後に宮地線と改称)として、両線とも1914年(大正3年)に開業した[33]。なお現在、南阿蘇鉄道となっている立野駅 - 高森駅間も宮地線の支線として開業している[33][34]。
最後の区間である玉来駅 - 宮地駅間が開業して大分駅 - 熊本駅間が全通したのは1928年(昭和3年)で、宮地線・犬飼線を合わせて豊肥本線となった[33]。その際、立野駅 - 高森駅間の宮地線の支線は高森線となった[33]。
阿蘇・竹田などの多雨な山間部を通っているため、集中豪雨や土砂災害などに遭いやすく、その度に数か月から災害の規模によっては1年以上も不通となることもある。1990年7月2日の集中豪雨では緒方駅 - 宮地駅間が不通となり、復旧に1年3か月を要した[35]。1993年9月2日の台風13号では三重町駅 - 豊後清川駅間が不通になり、全線復旧まで8か月を要した[36]。2004年9月に三重町駅 - 豊後清川駅間の百枝トンネルが土砂崩壊により不通となり、12月の復旧までバスによる代行輸送を行った。2012年7月12日の九州北部豪雨では緒方駅 - 肥後大津駅間の各所で土砂流入、築堤崩壊、橋梁流出などの災害が発生した[37]。緒方駅 - 豊後竹田駅間および宮地駅 - 肥後大津駅間は同年9月3日までに順次復旧し、被害の大きかった豊後竹田駅 - 宮地駅間は、同年8月20日より代行輸送(同日から9月2日まではジャンボタクシーによる代行輸送、9月3日より七城観光バス、大野竹田バス、亀の井バス(湯布院営業所)等によるバス代行輸送)を行っていたが、翌2013年8月4日に復旧して運転を再開した[38][39]。復旧にあたって、被害を受けた区間では路盤やトンネルが強化や土石流対策が施され、九州北部豪雨と同程度の雨が降っても耐えられる物となった[39][40]。
2016年4月には熊本地震が発生。赤水駅 - 立野駅間で大規模な土砂崩れが起きて並走する国道57号もろとも線路が流出し、赤水駅付近では列車が脱線するなどの被害が出た[41][42]。この影響で阿蘇駅 - 肥後大津駅間は長期間にわたり不通となっていたが、国土交通省と熊本県は2020年4月10日に、同区間を2020年8月に復旧させる見通しを示した[10]。
2020年8月8日に全線の運転が再開され、立野駅では9時50分頃に熊本駅発別府駅行きの観光特急列車「あそぼーい!」を出迎え、地域住民が乗客をもてなした[13]。
年表
犬飼線(大分 - 玉来)
- 1914年(大正3年)4月1日:犬飼軽便線として大分駅 - 中判田駅間を開業。下郡連絡所(豊州本線との分岐点に設置[33]。豊州本線所属)、滝尾駅、中判田駅を新設[33]。
- 1916年(大正5年)9月1日:中判田駅 - 竹中駅間を延伸開業。竹中駅を新設[33]。
- 1917年(大正6年)7月20日:竹中駅 - 犬飼駅間を延伸開業。犬飼駅を新設[33]。
- 1921年(大正10年)3月27日:犬飼駅 - 三重町駅間を延伸開業。菅尾駅、三重町駅を新設[33]。
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)12月20日:緒方駅 - 朝地駅間を延伸開業。朝地駅を新設[33]。
- 1924年(大正13年)10月15日:朝地駅 - 豊後竹田駅間を延伸開業。豊後竹田駅を新設[33]。
- 1925年(大正14年)11月30日:豊後竹田駅 - 玉来駅間を延伸開業。玉来駅を新設[33]。
宮地線(熊本 - 宮地)
- 1914年(大正3年)6月21日:熊本駅 - 肥後大津駅間を宮地軽便線として開業。春竹駅(現在の南熊本駅)、水前寺駅、竜田口駅、三里木駅、肥後大津駅を新設[44]。
- 1916年(大正5年)11月11日:肥後大津駅 - 立野駅間を延伸開業。瀬田駅と立野駅を新設[33]。
- 1918年(大正7年)1月25日:立野駅 - 宮地駅間を延伸開業。赤水駅、内牧駅、坊中駅(現在の阿蘇駅)、宮地駅を新設[33]。
- 1920年(大正9年)7月25日:原水駅を新設。
- 1922年(大正11年)9月2日:宮地線と改称[33][45]。
- 1928年(昭和3年)2月12日:立野駅 - 高森駅間の支線を開業。長陽駅、阿蘇下田駅(現在の阿蘇下田城駅)、中松駅、阿蘇白川駅、高森駅を新設[33]。
豊肥本線(全通後)
- 1928年(昭和3年)12月2日:玉来駅 - 宮地駅間を延伸開業して豊肥本線が全通。波野駅、滝水駅、豊後荻駅を新設。宮地線と犬飼線をあわせて豊肥本線と改称し、同時に宮地線支線(立野駅 - 高森駅間)を高森線に分離[33]。
- 1940年(昭和15年)5月1日:春竹駅を南熊本駅に改称[46]。
- 1941年(昭和16年)10月1日:中判田駅 - 竹中駅間において機関車と客車2両が転落し、44名が死亡する事故が発生[47]。
- 1943年(昭和18年)9月20日:8時20分頃、滝水駅 - 豊後荻駅間において熊本駅発大分駅行き列車(機関車1両、客車3両)が30m下の谷底に転落し、2名が死亡する事故が発生[48][49]。折からの豪雨で築堤が流出していたため[48]。
- 1960年(昭和35年)3月10日:市ノ川駅を新設。
- 1961年(昭和36年)3月20日:坊中駅を阿蘇駅に改称[35]。
- 1963年(昭和38年)3月20日:下郡信号場を廃止。
- 1967年(昭和42年)8月13日:下郡信号場(2代)を新設(初代と同所。大分電車区への分岐点)。
- 1973年(昭和48年)
- 1981年(昭和56年)10月1日:武蔵塚駅を新設。
- 1983年(昭和58年)11月30日:大分駅 - 熊本駅間で列車集中制御装置 (CTC) 使用開始[51](制御所は立野駅と大分駅に設置)。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)2月22日:敷戸駅を新設[52]。
民営化以後
- 1987年(昭和62年)4月1日:大分駅 - 竜田口駅間の貨物営業を廃止 (-139.1 km)。国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)が第一種鉄道事業者として、日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者(竜田口駅 - 熊本駅間)として承継。
- 1988年(昭和63年)3月13日:新水前寺駅を新設。
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)7月15日:平成駅を新設[35]。最高速度を95km/hに引き上げ[58]。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)5月1日:豊後清川駅 - 緒方駅間が復旧し、全線で運転再開[35][36]。
- 1996年(平成8年)3月16日:大分駅 - 豊後竹田駅間の一部列車でワンマン運転を開始[59]。
- 1997年(平成9年)
- 1999年(平成11年)10月1日:肥後大津駅 - 熊本駅間を電化[35]。
- 2002年(平成14年)3月23日:大分大学前駅を新設。
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)3月18日:光の森駅を新設。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)8月4日:豊後竹田駅 - 宮地駅間が復旧し、全線で運転再開[39]。
- 2016年(平成28年)
- 4月14日:熊本地震の前震の影響により宮地駅 - 熊本駅間で運転を見合わせる[65]。
- 4月15日:竹中駅 - 犬飼駅間で落石が発見され、一時運転を見合わせ[66][67]。
- 4月16日:未明に発生した熊本地震の本震の影響により赤水駅 - 立野駅間で土砂崩れが発生して線路が流出、赤水駅構内では回送列車が脱線し、始発から全線で運転を見合わせ[41]。
- 4月17日:大分駅 - 豊後竹田駅間で運転を再開[68]。
- 4月19日:肥後大津駅 - 熊本駅間で運転を再開[69][70]。本数を減らして運行。
- 4月28日:豊後竹田駅 - 豊後荻駅間で運転を再開[71][72]。
- 6月30日:国土交通省令により、「平成28年6月末までに整備されるべき箇所」への自動列車停止装置 (ATS-DK) 設置(大分駅 - 下郡(信)間、肥後大津駅 - 熊本駅間)が完了[73]。
- 7月9日:豊後荻駅 - 阿蘇駅間で運転を再開。特急「九州横断特急」も別府駅 - 阿蘇駅間で運転再開。宮地駅 - 阿蘇駅間は「九州横断特急」のみを快速として(いこいの村駅を通過)運転[74]。
- 12月22日:スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内のリアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」運用開始により、全線のリアルタイム列車位置情報が配信開始[8]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)8月8日:阿蘇駅 - 肥後大津駅間が復旧し、全線で運転再開[11][12][13]。「スイッチオン!!豊肥本線全線開通プロジェクト」を展開[87]。
- 2023年(令和5年)
熊本空港アクセス鉄道構想
肥後大津駅にほど近い位置に立地する熊本空港(阿蘇くまもと空港)について、豊肥本線から分岐して空港までの路線(空港連絡鉄道)を敷設する構想がある。
元々は2004年に検討が始まったが、総事業費が286億円と試算され、採算が見込めないとの予測がなされたこともあり、一旦は構想を凍結した上で、熊本県と空港振興・環境整備支援機構が運行費を拠出する無料シャトルタクシー(空港ライナー)を肥後大津駅との間で運行することとなった[91]。その後、熊本空港の利用者増やリムジンバスの定時性の問題からアクセス鉄道構想を再検討、「豊肥本線からの分岐」「モノレールの新設」「熊本市電の延伸」の3案が比較検討され、2018年12月5日に行われた熊本県議会一般質問において、熊本県知事の蒲島郁夫が「豊肥本線三里木駅から熊本空港に至る路線の新設」を検討することを明らかにした[92]。具体的には、三里木駅から熊本県民総合運動公園付近を経由して熊本空港に至る約10kmのルートが想定されており、県が中心となって設ける第三セクターが鉄道施設を整備する[93]。JR九州社長の青柳俊彦も、2019年1月25日の定例記者会見で、熊本県と協議を進めていることを認めており、その場合は豊肥本線の複線化も検討する必要があるとの認識を示している[94]。
2019年度に鉄道・運輸機構に委託した詳細調査では、概算事業費が国道57号沿いの市街地を高架で超える約9.3㎞のA1ルートで437億円、空港周辺施設を迂回し地下線を用いる約10.7kmのCルートで561億円とされた。需要予測は、熊本国際空港株式会社の2051年度空港利用者622万人の想定目標値を前提に、2029年の開業時に空港利用者3500人・一般利用者4000人の計7500人とされた。事業採算性は、現行の国の補助制度(補助率18%)を前提とした場合、単年度黒字化までに32年、累積黒字は40年以内の黒字化困難とされた。一方、国と県それぞれ3分の1を補助する独自スキームを前提とした場合、単年・累積とも黒字化に2年と算出された。なお、2018年調査で1.5と算出されていた費用便益比は算出に至らず、新型コロナウイルスによる航空需要の激減もあり2020年6月12日には蒲島郁夫県知事が事業再検討を表明。継続調査を実施することとし、事業費縮減を目的とした構造工法見直しや費用便益分析の調査、交通システム比較の再調査を実施した。併せて、有識者、交通事業者、経済界などの代表で構成する空港アクセス検討委員会が設置された。
2021年6月に公表された継続調査結果では、最短ルート(2019年度調査のBルート)を基本にトンネル等の構造工法を見直すなどし、概算事業費は税抜きで435〜450億円とされた。需要予測は5000人とされた。国と県それぞれ3分の1を補助する独自スキームを前提とした場合、開業33年目で累積黒字転換可能と算出された。2019年度調査で算出に至らなかった費用便益分析については、30年で1.04と算出され、国の予算化の目安である「1」を上回った[95]。
2021年11月、半導体受託製造(ファウンドリ)の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県内への進出決定を受け、空港アクセス鉄道についても、三里木ルート案に加え、より効率的・効果的なルートについて検討することを知事が表明[96]。続く12月、空港周辺地域の人や物の流れの変化を踏まえ、同地域の可能性を最大化するため、TSMC進出予定地に最も近い原水駅で分岐する「原水ルート」や豊肥本線の電化区間の終点である肥後大津駅から分岐する「肥後大津ルート」についても調査を実施することを表明した[97]。
2022年11月9日に行われた空港アクセス検討委員会では、「三里木ルート」「原水ルート」「肥後大津ルート」を比較検討[98]した結果、3案の中で唯一熊本駅から空港へ直通運転出来る案であること、阿蘇や九州全域への周遊型観光振興にもつながることなどが評価された「肥後大津ルート」が妥当との判断が示された[99]。
注釈
出典
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