蛍石
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蛍石 | |
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分類 | ハロゲン化鉱物 |
化学式 | CaF2 |
結晶系 | 等軸晶系 |
へき開 | 四方向に完全 |
モース硬度 | 4 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 無色、灰褐色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 3.2 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
色は無色、または内部の不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などを帯びる。加熱すると発光し、また割れてはじける場合がある。この光って弾ける様が蛍のようだということで、蛍石と名付けられた[1]。また、不純物として希土類元素を含むものは、紫外線を照射すると紫色の蛍光を発する。蛍光する蛍石はイギリスや中国で産出されたものの中から稀に見つかることがある。
へき開が良い鉱物であり、正八面体に割れる。モース硬度は4であり、モース硬度の指標となっている。比重は3.18。濃硫酸に入れて加熱するとフッ化水素が発生する。
- ^ a b c d e f 鈴木誠 (2020年6月3日). “キヤノンLレンズの「人工蛍石結晶」ができるまで”. デジカメ Watch 2020年6月3日閲覧。
- ^ “ダイキンフッ素塾”. ダイキン. 2020年6月7日閲覧。
- ^ “蛍石とは?”. キヤノンオプトロン. 2020年6月7日閲覧。
- ^ “フッ素について”. 森田化学工業. 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e 高畠保春 (2020年4月30日). “憧れの「蛍石レンズ」 キヤノンオプトロン工場見学記”. アサヒカメラ 2020年6月4日閲覧。
- ^ 飯塚直 (2019年11月11日). “初の人工蛍石採用レンズ発売から50年”. デジカメ Watch 2020年6月3日閲覧。
- ^ “FL-F300mm F5.6”. キヤノンカメラミュージアム. 2020年6月3日閲覧。
- ^ 化学工業日報、「フッ化カルシウム 岩谷産業、初の合成技術」、『化学工業日報』2014年10月15日p1、東京、化学工業日報社
- ^ “世界中のカメラレンズが安くなる? 岩谷産業、世界初の蛍石人工合成技術を確立”. ASCII.jp (2014年10月15日). 2019年5月26日閲覧。
- ^ “世界最大の「夜の真珠」を展示…6トン276億円=中国” (2010年11月22日). 2019年5月26日閲覧。
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