蒸気タービン
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蒸気タービン(じょうきタービン、英: steam turbine)は、蒸気のもつエネルギーを、タービン(羽根車)と軸を介して回転運動へと変換する外燃機関。
注釈
- ^ 船舶用のエンジンとしてディーゼルエンジンと蒸気タービン+ボイラーを比べると、燃費と占有空間、重量、運用の簡便さの点でディーゼルが優れていた。
- ^ 再生サイクルでは抽気をボイラー給水の加熱に用いる。抽気によってタービン出力が落ちるが、抽気で給水をあらかじめ加熱することで総合的な熱効率の向上を図る。
- ^ 今日生産されている、液酸液水ガス発生器サイクルロケットエンジンや、エキスパンダーサイクルロケットエンジン用推進剤ターボポンプ駆動用蒸気タービンは、軸流タービンとは限らない。
- ^ 初段の翼の面積に対して終段の翼の面積は100倍にもなる。
- ^ 遠心力は、例えば100グラムの動翼が半径20cmの位置で8,000回転/分で回されると、1.4トン以上の荷重が掛かる。
出典
- ^ a b 角田哲也、斉藤朗『蒸気タービン要論』成山堂書店、2005年、1頁。
- ^ a b c d e f 山岡勝巳 『蒸気タービン』 鳥影社、2001年12月5日初版第1刷発行、ISBN 488629619X
- ^ 池田良穂著 「船の科学」 BLUE BACKS 講談社 ISBN 978-4-06-257579-9
- ^ a b c “ガスタービンの歴史”. 日刊工業新聞社. 2019年2月17日閲覧。
- ^ a b 角田哲也、斉藤朗『蒸気タービン要論』成山堂書店、2005年、1-2頁。
- ^ a b c 角田哲也、斉藤朗『蒸気タービン要論』成山堂書店、2005年、2頁。
- ^ a b c d e f g 刑部真弘著 『ターボ動力工学』 海文堂 2001年3月30日初版発行 ISBN 4303329118
- 1 蒸気タービンとは
- 2 蒸気タービンの概要
- 3 分類
- 4 理論サイクル
- 5 発電所での利用内容
- 6 脚注
蒸気タービンと同じ種類の言葉
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