菊容子 菊容子の概要

菊容子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/06 05:21 UTC 版)

きく ようこ
菊 容子
本名 菊池 洋子
生年月日 (1950-09-26) 1950年9月26日
没年月日 (1975-04-29) 1975年4月29日(満24歳没)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市
死没地 日本の旗 日本 東京都新宿区
民族 日本人
職業 モデル女優
活動期間 1960年頃-1975年
主な作品
でっかい青春
好き! すき!! 魔女先生
備考
1975年事件により死去。

人物・略歴

2歳の時に富士フイルムモデル[2]、6・7歳の小学生の頃から少女雑誌『少女クラブ』(講談社)の表紙モデルで芸能キャリアをスタート[3]1959年の映画『城ヶ島の雨』で子役デビュー[4]。中学に進学した時に一時芸能活動を止めるが、中学3年生の秋にNHK主催の新人オーディションで2位合格となり[2]、後に女優業に転向する。

6歳の時から若柳流の舞踊を習い、15歳でその名取となった[2]

1967年竜雷太主演『でっかい青春』第26話から、レギュラーとなり、女生徒・丸山しぐれ役を演じる。

1971年朝日放送(当時TBS系)で放映したドラマ『好き! すき!! 魔女先生』のヒロイン・月ひかる役を務め、その他ドラマ・映画・舞台を中心に活躍した。芸名は石ノ森章太郎から名づけられたものであり、子役時代から石ノ森とは面識があった[5]

1975年4月29日午前3時頃、菊と他の男性達との仕事上の親密な関係を浮気と勘違いした、将来の結婚を前提に交際していた俳優(当時23歳、のち自殺未遂後、逮捕)に新宿区諏訪町の自宅へ押し入られ、電話機のコードで首を絞められて殺害された。24歳没。深夜のうちに電話で父親に「9時に起こして」と依頼していたモーニングコールに応答がなかった事から事件が発覚した[3][1]

人物像について、「勘が鋭くて頭の回転が速く、勝ち気で意志が強く、明るく屈託のない子」(連想ゲーム プロデューサー談)[4]ピストルなど武器が好きで、気取ったり冗談が好きだったりするけど寂しがり屋なところもある」(女優・梅田智子談)[4]「内心は頑固で一途なところがある」(秦野章談)と言ったところがあったという[4]。また、じゃじゃ馬なところから「ジェジェ」と言う呼び名があった(主に梅田智子らがこう呼んでいた)[4]

出演作品

テレビ

  • 草暦(1965年11月27日、NHK
  • 新忍者部隊月光(1966年、CX)第125、126話「ミルク博士作戦 - 前・後篇 - 」 ‐ 幻22号
  • 太郎 (1966年、NHK)
  • 泣いてたまるか 第67話「雪の降る街に」(1967年12月24日、TBS) ‐ 長女・時実島子
  • ただいま見習中 ボクサーものがたり(1967年2月19日、CX)
  • でっかい青春(1967年-1968年、NTV)第26話からレギュラー ‐ 丸山しぐれ
  • 丸太と包丁 (1968年-1969年、NTV)
  • 信子とおばあちゃん(1969年-1970年、NHK)
  • 新・流氷の女 (1969年、TBS)
  • ポーラ名作劇場「サヨナラ三角」(1969年、NET
  • 天を斬る (1969年、NET)
  • めし (1970年、NHK)
  • 遠山の金さん捕物帳 (1970年-1973年、NET / 東映
    • 第60話「わらべ唄に狂う女」(1971年8月29日) - お美代
    • 第93話「虎が惚れた女」(1972年4月16日) - お仙
    • 第161話「幽霊にとりつかれた男」(1973年8月5日) - お露、おみの(二役)
  • 繭子ひとり(1971年-1972年、NHK)
  • 清水次郎長 第18話「罠をしかけた女」(1971年9月4日、CX) - おみね
  • 好き! すき!! 魔女先生(1971年-1972年、ABC、当時はTBS系 / 東映) - 月ひかる(アンドロ仮面)主演
  • 荒野の素浪人 第17話「強奪 けもの谷の御用金」(1972年4月25日、NET) - お鈴
  • 下町かあさん(1972年、CX) - 早苗
  • 青春をつっ走れ 第14話(1972年7月3日、CX )
  • 世なおし奉行 第9話「一網打尽」(1972年6月1日、NET / 東映) - おえい
  • お祭り銀次捕物帳 第6話「怪談・殺された幽霊」(1972年6月10日、CX / 東映)- おゆみ
  • 変身忍者 嵐(1972年-1973年、毎日放送。当時はNET系 / 東映)
    • 第8話「怪人! 狂い毒蛾!!」‐ ゲスト:くノ一・千恵、狂い毒蛾の声
    • 第38話から、レギュラー:くノ一・カゲリ
  • うちの兄嫁 (1972年、KTV
  • 二人の素浪人 第10話「殺し屋には死の報酬」(1972年11月4日)- お杉
  • 人造人間キカイダー 第23話「キイロアリジゴク三兄弟見参!」(1972年12月16日、NET / 東映)- 加東(横江川)亜矢子
  • つぶやき岩の秘密(1973年、NHK)‐ 小林恵子
  • 銭形平次(CX / 東映)
    • 第330話「沈黙の訴え」(1972年8月30日)‐ 質屋・留久の娘おさわ
    • 第383話「悪の細道」(1974年9月5日)‐ お信
  • 家光が行く 第4話(1972年10月26日、NTV / ユニオン映画渡辺企画
  • 非情のライセンス 第1シリーズ 第26話「兇悪の番外地」(1973年9月27日、NET)
  • 天保水滸伝 平手造酒 (1973年3月29日、NET)
  • 素浪人天下太平 (1973年、NET)
    • 第2話「ここは江戸から何千里」(1973年4月12日) - おみよ
    • 第22話「日暮れの道は遠い道」(1973年8月30日) - おみの
  • プレイガール(12ch / 東映)
    • 第228回「怪談美女の亡霊が欲情に燃えた」(1973年8月6日)
    • 第278回「怪談・蝙蝠屋敷の怨霊」(1974年7月29日)
  • ぶらり信兵衛 道場破り 第7話「大砲がやってきた!」(1973年11月15日、CX) ‐ おすえ(おゆき)
  • 伝七捕物帳(NTV / ユニオン映画)
    • 第8話「ばってん母ちゃん江戸日記」(1973年11月20日) - お咲
    • 第45話「無情の花嫁衣裳」(1974年10月29日) - お雪
    • 第70話「人情裏町千両唄」(1975年5月6日) - お加代
「人情裏町千両唄」は、死去の一週間後に放送された。
  • 水戸黄門(TBS / C.A.L
    • 第4部
      • 第10話「あの紅が憎い・天童」(1973年3月29日) ‐ お菊
    • 第5部
      • 第5話「苦難を越えて・松本」(1974年4月29日) ‐ お園
      • 第13話「浪花女のど根性・大阪」(1974年6月24日)‐ お加代
  • 新選組 第4話(1973年、CX)
  • いただき勘兵衛旅を行く 第4話「狂った花が咲いたとさ」(1973年、NET / 東映) - おさわ
  • 新十郎捕物帖・快刀乱麻 (1973年、ABC)‐ 女中・佐和子
  • ご存知遠山の金さん (NET / 東映)
    • 第14話「火事と喧嘩と恋の花」(1974年1月6日) - お夏
    • 第50話「さて金さんの正体は?」(1974年9月15日) - お春
  • テネシーワルツ (1974年、THK)
  • 大江戸捜査網(12ch / 三船プロ)
    • 第141話「切腹はご免だ!」(1974年6月1日) - おみつ
    • 第157話「初夜に消された恋女房」(1974年9月21日) - おふみ
  • 特捜記者 (特捜記者 犯罪を追え) (1974年、KTV / 松竹)
    • 第11話「罠にはまった女」(1974年6月12日)
    • 第18話「ないしょのマーチ」(1974年7月31日)
  • おんな浮世絵・紅之介参る! 第2話「女売ります」(1974年10月3日、NTV / ユニオン映画)
  • 大岡越前 第4部 第10話「大江戸無法地帯」(1974年12月9日、TBS / C.A.L)- おうら
  • 必殺必中仕事屋稼業 第4話「逆転勝負」(1975年1月25日、ABC / 松竹) - おすみ
  • 右門捕物帖 第43話「牡丹の刺青」(1975年1月29日、NET / 東映)
  • ご存じ金さん捕物帳 第23話「大火に消えた女盗賊」(1975年3月2日、NET / 東映) - お仙
  • ふりむくな鶴吉 第21話「雛の宵・内藤新宿」(1975年3月28日、NHK)
  • プレイガールQ 第32話「女は裸で虚々実々」 (1975年5月12日、12ch / 東映)

映画

  • 城ヶ島の雨(1959年6月28日、東宝)
  • 君に幸福を センチメンタル・ボーイ(1967年12月16日、東京映画) - 大川晴子
  • 日本の青春(1968年6月8日、東京映画) - 向坂咲子

舞台

殺害された当日は千秋楽で出演予定だった。

バラエティ

  • 連想ゲーム (NHK)約1年間レギュラー出演。現存が確認される最古の映像である1973年1月20日放送分にも出演している。

関連項目


  1. ^ a b 朝日新聞 1975年4月30日(23面)。
  2. ^ a b c 週刊TVガイド 1968年8月2日号のインタビュー記事より
  3. ^ a b 新潮45新潮社)2008年1月号 42~44ページ
  4. ^ a b c d e 女性自身 1975年5月22日号 178~180ページ
  5. ^ 宇宙船2011年、VOL.134[要ページ番号]


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