縄文人 言語

縄文人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/17 13:30 UTC 版)

言語

縄文人の言語については明らかでない。日本語のほか、人類学的類似性が高いとされるアイヌアイヌ語)との関連を指摘する見方[46]もあるが、推測の域を出ない。過去の言語は文字がなければ検証不可能であり、「縄文語」の解明は、その試み[47]は存在するものの、極めて難しいと言わざるを得ない。日本列島における縄文時代の言語は、共時的にも通時的にも複数存在したと考えるのが自然である。

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  1. ^ 藤尾慎一郎『縄文論争』講談社、2002年、88-89ページ。 なお、もともと新石器時代という概念はヨーロッパを対象とした考古学における概念で農耕の存在を重視するものだったため、1960年代からしばらくの間は縄文文化は新石器文化に分類されていなかった。
  2. ^ 藤尾、前掲書、66ページ
  3. ^ a b 縄文人の頭骨の特徴 国立科学博物館
  4. ^ 藤尾、前掲書、110-111ページ
  5. ^ 藤尾、前掲書、94-100ページ
  6. ^ 同上
  7. ^ 崎谷満 (2005.8). “『DNAが解き明かす日本人の系譜』”. 科学 (勉誠出版). 
  8. ^ 道方しのぶ『日本人のルーツ 探索マップ』平凡社新書,2005年,61頁
  9. ^ Michael F. Hammer (2005) (PDF). Dual origins of the Japanese: common ground for hunter-gatherer and farmer Y chromosomes. The Japan Society of Human Genetics and Springer-Verlag. http://www.eva.mpg.de/genetics/pdf/Japan.pdf 2007年1月19日閲覧。. 
  10. ^ University of Pittsburgh, Jomon Genes - Using DNA, researchers probe the genetic origins of modern Japanese by John Travis
  11. ^ Kumarasamy Thangaraj, Lalji Singh, Alla G. Reddy, V.Raghavendra Rao, Subhash C. Sehgal, Peter A. Underhill, Melanie Pierson, Ian G. Frame, Erika Hagelberg(2003);Genetic Affinities of the Andaman Islanders, a Vanishing Human Population ;Current Biology Volume 13, Issue 2, 21 January 2003, Pages 86–93 doi:10.1016/S0960-9822(02)01336-2
  12. ^ Shi, Hong; Zhong, Hua; Peng, Yi; Dong, Yong-li; Qi, Xue-bin; Zhang, Feng; Liu, Lu-Fang; Tan, Si-jie; Ma, Runlin Z; Xiao, Chun-Jie; Wells, R Spencer; Jin, Li; Su, Bing (October 29, 2008). "Y chromosome evidence of earliest modern human settlement in East Asia and multiple origins of Tibetan and Japanese populations". BMC Biology (BioMed Central) 6: 45. doi:10.1186/1741-7007-6-45. PMC 2605740. PMID 18959782. Retrieved November 21, 2010
  13. ^ 神澤ほか(2016)「礼文島船泊縄文人の核ゲノム解析」第70回日本人類学大会[1]
  14. ^ 藤尾、前掲書、101ページ
  15. ^ 『白保竿根田原洞穴:旧石器人骨からDNA…国内で最古』”. 毎日新聞 (2013年12月2日). 2013年12月2日閲覧。
  16. ^ The HUGO Pan-Asian SNP Consortium (December 2009). “Mapping Human Genetic Diversity in Asia”. Science 326 (5959): 1541-1545. doi:10.1126/science.1177074. 
  17. ^ 溝口優司 (2010.04). “日本人形成論への誘い─シナリオ再構築のために”. 科学 (岩波書店). 
  18. ^ 崎谷満『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年) 
  19. ^ 日沼頼夫 (1998) 「ウイルスから日本人の起源を探る」『日本農村医学会誌』,46(6),908-911
  20. ^ 藤尾慎一郎『縄文論争』講談社、2002年、45-48ページ
  21. ^ 現在では、ブリテン島など新石器時代には殆ど農耕を行っていなかった地域もヨーロッパに存在したことが知られている(藤尾、前掲書、188-191ページ)。
  22. ^ およそ2万年前の後期旧石器時代の遺跡から神津島産の黒曜石が発見された例も多い。代表的なものとして東京都練馬区の比丘尼橋遺跡、同調布市の野川遺跡、相模原市の橋本遺跡などがある。ただしこの時期の海岸線は現在のものとは大きく違っており、伊豆諸島の利島から神津島までは一つの大きな島であった(橋口尚武編『海を渡った縄文人』小学館、1999年、6-7ページ)。
  23. ^ 橋口尚武編『海を渡った縄文人』小学館、1999年および橋口尚武『黒潮の考古学』同成社、2001年等
  24. ^ 荒俣宏・篠遠喜彦『楽園考古学』
  25. ^ ただしこうした説を唱える者は歴史学や人類学、考古学の専門家の中には存在しない。詳細はエクアドルの歴史を参照。
  26. ^ 古代の日本においては蝦夷(エミシ)、11世紀から12世紀にかけての日本では胡(エビス)、13世紀以降の日本人は蝦夷(エゾ)と呼んだ(佐々木馨『アイヌと「日本」』山川出版社、2001年、12-13ページ)。
  27. ^ 熊谷公男『蝦夷の地と古代国家』山川出版社、2004年、16-17ページ
  28. ^ 平山祐人『アイヌ史のすすめ』北海道出版企画センター、2002年
  29. ^ 小野有五『自然のメッセージを聴く』北海道新聞社、2007年
  30. ^ 熊谷、前掲書、5-6ページ
  31. ^ 門田誠一「朝鮮三国時代における硬玉製勾玉の消長」『古代東アジア地域相の考古学的研究』2006,学生社
  32. ^ 橋口、前掲書、52ページ
  33. ^ 橋口、前掲書、53ページ
  34. ^ 橋口、前掲書、10-21ページ
  35. ^ 橋口、前掲書、52-53ページ
  36. ^ 別の可能性として、黒潮本流のルートが一時的に変化し、八丈島の南に移っていたのではないかとも考えられている(橋口、前掲書、59ページ)
  37. ^ これより以前に湯浜人と呼ばれる人々が八丈島と神津島の間を行き来していたが、湯浜人の出自はまだはっきりしておらず、本州島から伊豆諸島に渡った集団であるかどうかもよく分かっていない。
  38. ^ 本節では島と島の間の航行が特に問題となる為、現在の九州地方で最大の島を特に九州島と表記し、九州島周辺の離島と分けて取り扱う。
  39. ^ 橋口、前掲書、55-57ページ
  40. ^ 橋口、前掲書、152-153ページ
  41. ^ 長浜浩明『韓国人は何処から来たか』
  42. ^ 堤隆は旧石器時代の神津島での黒曜石採取については、丸木舟を建造出来るような石器が存在しなかったことから考えて、カヤックのようなスキンボートを使用したのではないかと指摘している(堤隆『黒曜石3万年の旅』NHKブックス、2004年、93ページ)
  43. ^ ほとんど舷側が無い、サーフィンのロングボードに近いもの。例えばさいたま市の膝子遺跡出土の縄文後期と推測される丸木舟群の中には、残存長4.2メートル、残存幅45センチで舷側が殆ど無いものが含まれている(橋口、前掲書、161-162ページ)。
  44. ^ 本節の典拠は橋口、前掲書、158-172ページ
  45. ^ 堤隆『黒曜石3万年の旅』NHKブックス、2004年、96-97ページ
  46. ^ 柴田治呂 (1991) 『カムイから神へ』 筑摩書房
  47. ^ 縄文語の発見






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