編集王
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テレビドラマ
フジテレビ系列で2000年10月10日から12月19日まで火曜日21:00 - 21:54(JST)放送。主演はネプチューンの原田泰造。視聴率は伸び悩んだが、本作で連続ドラマ初主演を務めた原田の演技力が認められ、俳優としての仕事が増えるきっかけとなった。
原作での環八の年齢は24歳という設定だが、ドラマでは原田の実年齢に合わせて29歳に設定されていた。その他、原作では出番が少なかった八代がメインキャラとなるなど、設定や話の展開に大幅な変更がある。
2007年1月放送の『ネプリーグ』で、フジテレビのアナウンサーチームに「タイトルが漢字のみのドラマを5つ答えろ」と出題された際、原田がこのドラマを答えたが誰も知らなかった。
レギュラー・準レギュラー
- 桃井環八 - 原田泰造
- 青梅広道 - 中山秀征
- 目白通代 - 京野ことみ
- 中原ひかる - 真中瞳
- 宮史郎太 - 高橋克実
- 本占地雪之丞 - 八嶋智人
- 三京稔 - 川端竜太
- 西川沙耶 - 西山繭子
- 香川夏見 - 菊川怜
- 疎井明 - 蟹江敬三
- 香川善蔵 - 細川俊之
- 八代亜希 - 大竹しのぶ
ゲスト
- 第1話
- 第2話
- 第3話
-
- 晴海圭介 - 橋本さとし:締め切り破りの多さで有名な作家。
- 第4話
- 第5話
- 第6話
-
- 竹井誠司 - 近藤芳正:フリーライター。
- 第7話
- 第8話
-
- 富樫勇一郎 - 豊原功補:デスク補佐。ヤングシャウトを「くだらない」と一蹴。
- 第9話
- 第10話
-
- 堀越みどり - 堀つかさ:八代の弟子。「名探偵マリリン」を引き継いだ。
- 第10 - 11話
- 第11話
※ゲストで宮史郎が出演し、高橋演じる宮史郎太と鉢合わせるシーンがある。
スタッフ
- 原作 - 土田世紀『編集王』(小学館)
- 脚本 - 秦建日子、十川誠志、川嶋澄乃
- 演出 - 佐藤祐市、土方政人
- プロデュース - 森谷雄、保原賢一郎
- 主題歌 - TRICERATOPS「Fall Again」(エピックレコードジャパン)
- 挿入歌 - LUVandSOUL「Love is so beautiful」(トイズファクトリー)
- 制作 - フジテレビ、共同テレビ
サブタイトル
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2000年 10月10日 |
いきなり水着で歓迎会 | 秦建日子 | 佐藤祐市 | 12.6% |
第2話 | 10月17日 | あなたの才能信じます! | 9.1% | ||
第3話 | 10月24日 | 激走! 涙の親子リレー | 8.9% | ||
第4話 | 10月31日 | 恋愛に勝敗はない | 土方政人 | 6.8% | |
第5話 | 11月7日 | 女がリングに上がるとき | 十川誠志 | 9.6% | |
第6話 | 11月14日 | 涙のヴァージンロード | 秦建日子 | 佐藤祐市 | 8.0% |
第7話 | 11月21日 | 赤ちゃんと夢を取り戻せ | 土方政人 | 7.3% | |
第8話 | 11月28日 | 今、決断のゴングが鳴る | 十川誠志 | 佐藤祐市 | 8.8% |
第9話 | 12月5日 | 天国からのラブレター | 川嶋澄乃 | 土方政人 | 6.8% |
第10話 | 12月12日 | 無差別殺人!?犯人は熱烈読者!?兄貴に捧げる特大最終号 | 秦建日子 | 佐藤祐市 | 6.9% |
最終話 | 12月19日 | 運命の最終ラウンド!!死ぬな兄貴涙の大演説 | 5.8% | ||
平均視聴率 8.2%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
フジテレビ系 火曜21時台(連続ドラマ枠) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ナースのお仕事3
(2000.4.11 - 2000.9.19) |
編集王
(2000.10.10 - 2000.12.19) |
女子アナ。
(2001.1.9 - 2001.3.20) |
- ^ 『編集王』で描かれる漫画業界のリアリティについて、1998年放送の『BSマンガ夜話 編集王』においていしかわじゅんや夏目房之介は、モデルとなった編集者などは存在するが、あくまで作品世界は漫画業界の対立構造を誇張するなど、カリカチュアライズされたものであると評している。また同番組で岡田斗司夫は、物語後半のゲーム編におけるゲーム製作に不可欠なサウンドクリエイターの不在など、漫画業界以外の点については取材が不十分であることを指摘している。
- ^ 2013年3月までは網膜剥離を罹患した場合、強制的に引退させられていた(網膜剥離完治は現役認める スポーツ報知 2013年4月4日)。
- ^ なお、原作者サイドは許諾がないと白紙になってしまうという段階に到って許諾を求めてきた編集部の姿勢に、脅迫的として強い不快を示している。
- ^ 『BUBKA』 p.19
- ^ 『キネ旬ムック』 p.213(初出は『BUBUKA』創刊号)
固有名詞の分類
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