結界師 妖(あやかし)

結界師

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/09 06:00 UTC 版)

妖(あやかし)

光を嫌い、夜を好む異形の物たち。様々な種類がある。基本的に土地神>人型>鳥獣型>虫型>植物型の順に格が高い他、齢を重ねるほど格が高い。そのため、若い人型と齢を経た植物型とでは植物型が序列を覆し格上となるケースがある。などの種類もいる。他にも邪煉など、分類不能の物もいる。物が変化することもある。ある程度知能がある妖は人に化けることも可能。自分の欲望に忠実なため、群れることは稀。人が妖になることもある。個々の妖の詳細については結界師の登場人物#黒芒楼および#妖を参照。

土地神
土地(神佑地)をこの世(通常)の理とは異なる理で領域支配し住処としている。人型以上に人間の常識が通用せず、人間の価値観を大きく超える(善悪の範囲外)行動原理を持つ。本来は住んでいる神佑地が消滅すると同時に土地神も消滅する。
通常2種類あり妖が神佑地にはいって土地神になった場合(姫など)と生え抜きという神佑地で生まれたものがそのまま主になる場合(お地蔵様、黒雲斎、良守の推測ではウロ様)があり生え抜きは通常の主より邪気を発しない。
人型
人間並に知能が高い上にそのほとんどが狂気的であるため、妖の中でも特別に危険とされる。火黒(クロダゲンイチロウ)、無道が該当。人間の姿に化けている者を指す言葉ではない。
植物型
通常意志を持たず、動かないが、再生力は高い。ただ、藍緋のように、意志を持ち、力も知能も高等な妖もいる。走る森、藍緋などが該当。
詳細は鬼使いを参照。妖における位置付けは不明。ヨキが該当。
戦闘型
妖には元々好戦的なものが多いが、戦闘型は自分より戦いを優先する点が普通の妖ともっとも異なる点。火黒が該当。
分類不能
人工的に作り出された妖、次元の違うものなど上記に当てはまらない者もいる。黒兜、髪の妖、加賀見などが該当。
魔物
金剛が言っている。ただ、金剛の発言からすると単なる妖の別の言い方なのかもしれない(本人曰く「魔物と言った方がしっくりくる」)。邪煉が該当。

注釈

  1. ^ 作者によると、他の結界術の流派もちゃんとあるとのこと。
  2. ^ 正守曰く「(間流結界術では)分が悪い」。
  3. ^ 守美子(の姿をした式神)によれば、これまで校舎が破壊される度に修復術で破片を寄せ集めて元の姿に戻していたが、その寄せ集めの維持にはまた別の力が必要であり、烏森では宙心丸がその力を与えていたとのこと。その力の源が烏森からいなくなったので、その寄せ集めが崩れたらしい。
  4. ^ 当初2月発売予定だったが1ヶ月ほど延期された。

出典

  1. ^ TVアニメにもなった大人気作『結界師』がついに完全版で登場! カバーは全巻描き下ろし!&カラー原稿を完全収録!”. PR TIMES (2020年6月18日). 2020年9月23日閲覧。
  2. ^ 田辺イエロウ2015年10月31日20:01ツイート
  3. ^ [1]
  4. ^ 週刊少年サンデーと週刊少年マガジン創刊50周年のタイアップ企画






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