笑いの金メダル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 09:17 UTC 版)
過去に放送された主なコーナー
爆笑統一王座決定戦
- 初期のメイン企画。Aブロック・Bブロックにそれぞれ芸人3組が参加しネタを披露。ネタを披露後は司会陣とのトークや後述の「有田FRIDAY」などが行われる。全組終了後ゲスト審査員を含む200人の観客が一番面白かった芸人に投票し得票数1位が決勝進出。決勝ではもう一度ネタを披露し、得票数の多かった方が優勝となり金メダルを獲得。後に5組による一発勝負へと変更された。
投稿あなたもヒロシ
- 2004年9月からスタートしたコーナー。ヒロシが、視聴者が投稿した変な看板、人物、オブジェ、大盛りメニュー(又はその店)等のバカ画像を自身のネタのスタイルで紹介する。元々は、ネタバトル時に製作したヒロシTシャツの視聴者プレゼントで、一部の視聴者が送ってきた身近の自虐ネタを映像で紹介したのが始まり。
- 2006年10月からは「投稿あなたもヒロシランキング」として、ランキング形式にリニューアルし、上位は2部に分けて番組の後半に放送されていた。
- 開始当初は出演者がヒロシのネタのスタイルで自虐ネタを言うコーナーがあったが、2005年2月を最後に行なわれなくなった。
- 最優秀作品には、当初は番組特製の金メダルをプレゼントしていたが、中期からは賞金に変更された。
- 後年の『ナニコレ珍百景』に酷似した内容であった。
出張ヒロシ
投稿あなたもヒロシの拡大版。ヒロシ自身が海外へ出かけ自虐的なものを紹介する。主にスペシャル版で放送され,これまでに11回放送された。
- これまでのロケ地
- 第1回:韓国
- 第2回:台湾
- 第3回:香港&マカオ
- 第4回:タイ
- 第5回:イタリア(この回のみレギュラー版で放送。ネタBGM「ガラスの部屋」を歌うペピーノ・ガリアルディ氏との対面)
- 第6回:ベトナム
- 第7回:上海
- 第8回:韓国(2回目)
- 第9回:香港
- 第10回:タイ(2回目。2006年秋に収録予定であったがクーデターにより2007年1月に延期となる)
- 番外編:韓国(ヒロシに扮したパクリン(カンニング竹山)が過去2回にヒロシが出向いた店などを訪問)
- 第11回:カンボジア
投稿!奇跡の写メ
タカアンドトシが視聴者から送られた、偶然携帯電話で撮影された奇跡的な画像を紹介する。ゲストと芸人の撮った写メも紹介され、コーナーの最後にゲストが大賞に選んだ画像の投稿者には特製金メダル型携帯電話が送られる。
ボケモン
「ポケットモンスター」(ポケモン)のパロディー。お笑い芸人をモンスターに見立てたカードを操り、一回戦毎に別々に20人の審査員を一分間に何人笑わせられるかを有田とゲストチームが競う。対戦ごとに審査員のメンバーも異なり、ワラキンボールの上限はなく落としたボールの多かったチームの勝ちとなる。勝ち負けによる商品・罰ゲームや勝利条件などは回によって異なる。
また、第1回はネタ前の前フリが卵が割れて中からモンスターのイラストが表示されるだけであったが、第2回からは元ネタである「ポケモン」に登場するモンスターボールに似せたカプセルからモンスターを描いたカードが表示されるようになっており、第5回からはネタ中に落ちたボールの数が画面下部に表示されるようになった(ボールが15個前後になるか残り時間10秒前後で消える)。ちなみに、芸人の待機場所やカードの下にQRコードがあるが実際に使用できるかは不明。
一時期はネタを放送するために、このコーナーを毎回放送していた。
- 第1回
- プレーヤー
- 試合内容
- 1回戦 コダマソノトーリ(博多華丸・大吉)vsキンパチュウ(ホリ)
- 審査員:お笑い好きのおばさん
- 2回戦 マネモン(原口あきまさ)vsヘイテンパァ(ますだおかだ)
- 審査員:お嬢様
- 3回戦 シバカリーン(ペナルティ)vsフタゴン(ザ・たっち)
- 審査員:小学校低学年
- 4回戦 キゼツアルアール(レギュラー)vsオーベーカー(タカアンドトシ)
- 審査員:日本在住の外国人
- ※最終戦の為ポイント2倍
- 1回戦 コダマソノトーリ(博多華丸・大吉)vsキンパチュウ(ホリ)
- この回のみのオリジナルルール
- 4回戦のみポイント2倍。
- 第2回
- プレーヤー
- 有田哲平 37 (罰ゲーム・風船爆破)
- 花田勝 40
- 試合内容
- 1回戦 キンパチュウ(ホリ)vsフタゴン(ザ・たっち)
- 審査員:女子高生
- 2回戦 スケッチー(鉄拳)vsシバカリーン(ペナルティ)
- 審査員:外国人小学生
- 3回戦 ポクチン(FUJIWARA)vsチャーモン(たむらけんじ)
- 審査員:65歳以上のお年寄り
- 1回戦 キンパチュウ(ホリ)vsフタゴン(ザ・たっち)
- この回のみのオリジナルルール
- ゲストチームが負けた場合、有田チームに豪華商品を贈呈する予定だった。
- プレーヤー
- 第3回
- プレーヤー
- 有田哲平 54 (商品・最高級マツタケフルコース)
- アントニオ猪木 42
- 試合内容
- 1回戦 シバカリーン(ペナルティ)vsフタゴン(ザ・たっち)
- 審査員:笑金ファンの小学生
- 2回戦 ヨギータ(チュートリアル)vsダブルボンバイエ(アントニオ小猪木&アントキの猪木)
- 審査員:渋谷のギャル
- 3回戦 キレテフォー(長州小力&レイザーラモンHG)vsパクリン(カンニング竹山・ポイント2倍)
- 審査員:現役東大生
- 1回戦 シバカリーン(ペナルティ)vsフタゴン(ザ・たっち)
- この回からの新ルール
- 敗者の罰ゲームは無く勝者に豪華商品が送られる。
- 一部の芸人(たむらけんじ・カンニング竹山)に限りポイントが二倍になる。
- 芸人は勝負ごとに10組の中から選択する。本来のコンビ以外のこのコーナー限定の組み合わせの芸人も出場。
- プレーヤー
- 第4回
- プレーヤー
- 有田哲平 54 (罰ゲーム・「笑いの金メダルin韓国(後述)」参加)
- チェ・ホンマン 57 (商品・行きつけの焼肉店の高級肉)
- 試合内容
- 1回戦 ガリブー(ハリセンボン)vsシバカリーン(ペナルティ・パーフェクト達成)
- 審査員:韓国の女子留学生
- 2回戦 ブツブツハゲハゲ(ブラックマヨネーズ)vsヨギータ(チュートリアル)
- 審査員:大阪のオバちゃん
- 3回戦 キワモン(江頭2:50・ポイント2倍)vsパクリン(カンニング竹山)
- 審査員:アメリカ人の小学生
- 1回戦 ガリブー(ハリセンボン)vsシバカリーン(ペナルティ・パーフェクト達成)
- 後に江頭2:50はこの時のネタの最後で「外国人の小学生を前にオナニーをした」と語っているが、放送では制限時間のカウント音やネタ終了のCGが表示されたためわからなくなっていた。
- オリジナルルール
- 江頭2:50と安田大サーカスはポイント2倍。
- 負けた有田チームは韓国の芸人ライブでネタを披露する「笑いの金メダルin韓国」ロケに参加。
- プレーヤー
- 第5回
- 第6回
- プレーヤー
- 有田哲平 43 (商品・カニ料理フルコース)
- 梨花 41
- 試合内容
- 1回戦 キンパチュウ(ホリ)vsパクリン(カンニング竹山)
- 審査員:有名女子大学生
- 2回戦 オーベーカー(タカアンドトシ)vsオージーチャド(ジパング上陸作戦・チャド)
- 審査員:外国人の小学生
- 3回戦 セップク侍(波田陽区)vsコテコッテン(ますだおかだ)
- 審査員:巣鴨のお年寄り
- 1回戦 キンパチュウ(ホリ)vsパクリン(カンニング竹山)
- プレーヤー
- 第7回
- プレーヤー
- 有田哲平 27
- 勝俣州和 34 (商品・最高級マグロ丼(史上最低点での勝利))
- 試合内容
- 1回戦 オーベーカー(タカアンドトシ)vsシバカリーン(ペナルティ)
- 審査員:ギャルサー
- 2回戦 ヘイテンパー(ますだおかだ)vsアマゴン(スピードワゴン)
- 審査員:ちびっ子格闘家
- 3回戦 スケッチー(鉄拳)vsチャーモン(たむらけんじ)
- 審査員:外国人のお年寄り
- 1回戦 オーベーカー(タカアンドトシ)vsシバカリーン(ペナルティ)
- プレーヤー
- 第8回
お笑いブラックジャック
- 「ボケモン」の前身。トランプのブラックジャックの要領でステージごとに各芸人が一人で特定の共通点を持った審査員21人の前で1分間のネタを披露する。出る芸人は三宅、有田とゲストが順番に芸人を一人ずつ選び、笑った審査員の数が合計で21に近づけるようにする。ピッタリ合計が21を達成するかゲーム終了時点で21に一番近い人と選ばれた芸人が勝利となるが、21を超えるとその時点でゲームオーバーとなる。
- 「ボケモン」との相違点として芸人は本来のコンビとは関係なく一人でネタをする事、衣装や小道具は指定できずステージ上に用意された小道具か自身の動きや言動のみで行う事、出演する芸人は基本的に自由に選べる他に高得点が期待される芸人(ほんこん、坂田利夫など)を一度だけ名前を伏せた状態で選べる点などがある。
笑金スター誕生!
2006年10月22日より開始したコーナー。毎週数組の芸人がネタを披露し、会場の観客の得票で70点以上記録した芸人は全て勝ち抜きとなり、5週連続で勝ち抜くと賞金50万円が贈呈される。但し、2006年12月10日は放送されておらず、2007年に入ってからは隔週ペースとなっていた。
- 五週勝ち抜き達成芸人
- その他の出場芸人
ワンミニッツショー!
清水省吾が西(南)は沖縄、東(北)は北海道まで発掘してきた1分だからこそ面白い芸人がネタを披露するコーナー。清水省吾降板後も継続される。
- 以前本スタジオでネタを披露していたマイケル・さくらんぼブービー・ダンディ坂野はこのコーナーに移った(逆にイシバシハザマなどワンミニッツから笑金メンバーへ移行した芸人もいる。HGはワンミニッツに戻った)。
- 2005年11月4日の放送では番組内暴露されたおかしな行動の罰としてますだおかだの岡田圭右ペナルティのワッキーが共に「ワンミニッツショー」に出演。
- また、自らの希望で団長安田、スピードワゴンの井戸田潤、収録に遅刻した罰としてドランクドラゴンの鈴木拓も出演したことがあった。
- 2005年12月2日の放送で、M-1グランプリの歴代チャンピオンである、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブルの4組。この内、アンタッチャブルの山崎や、ますだおかだの岡田等、グランプリの優勝賞金の使い方が悪かった芸人、そして、M-1グランプリの優勝者ではないが、芸人の中では特に貧乏な麒麟の田村が、なぜか罰としてワンミニッツショーをやる事になった(しかし、岡田がネタをしている途中、同じネタを繰り返しているだけと判断されネタを披露している最中に、ステージ幕が閉まり中断されてしまった)。
- 初期は上記の通り一言ネタやショートコントを主に行っている一分前後にまとめやすい芸人が出演していたが、次第に漫才やコントを行う芸人がわざわざ短時間のネタを披露する事が多くなった。
- また、ワンミニッツショーのオーディションには受かったが、コーナーのリニューアルにより出演できなかった寿司が番組の最終回に出演しネタを披露している。
グリルの金メダル
- 毎回、芸人が貧乏時代に作っていた安い材料費で作れる料理を作る(相方が手伝う場合もある)。審査員3-4人が試食した後に味や料理を作っていた頃のエピソードを元に○×で評価し、○が多かったら賞金、×が多かったら特製のボックスの中で水を被る。後に粉に変更された。
- 初期は芸人が一人ずつ簡単な料理を出し、一番美味しいと判断された芸人が賞金を獲得した。また、2004年末のクリスマスSPでは、クリスマスに合う激安料理を芸人が作り、一番美味しいと判断された芸人が賞金を獲得する企画が行なわれた。
- 有田は大抵美味しそうに完食するくせに必ず×をつけており評価の後で理由を語るが、芸人の順番やコーナーのルールなど全く趣旨と関係ない場合もある。
- また、このコーナーをまとめた書籍がワニブックスから発売されている。
有田FRIDAY
- 雑誌フライデーのパロディ企画。毎回、芸人の知られざる逸話や過去の恥ずかしいエピソードなどを取り上げるコーナー。
- ネタバトルの頃にヒロシのホスト時代の写真を紹介したのが始まり。2回目からは「桃太郎電鉄」シリーズのキングボンビーに似せたキャラクターが登場した。また、画像やトークだけでなく芸人の身内による手紙やロケ映像などを紹介したこともある。
- 一度だけ、くりぃむしちゅーの過去のネタ映像を紹介する際に、コーナー名が「三宅フライデー」になったことがある(上記と同じように三宅をキングボンビーに似せたキャラクターも登場)。
芸人学力診断
2006年3月17日に放送された。小学校高学年レベルの国語・算数・理科・社会の100点満点のテストである。
- 1位 87点 レイザーラモンHG
- 2位 83点 岡田圭右(ますだおかだ)
- 3位 82点 ヒデ(ペナルティ)
- 4位 81点 ホリ
- 5位 77点 たむらけんじ
- 6位 75点 トシ(タカアンドトシ)
- 7位 71点 ヒロシ
- 8位 68点 増田英彦(ますだおかだ)
- 9位 66点 竹山隆範(カンニング)
- 10位 63点 福田充徳(チュートリアル)
- 11位 62点 西川晃啓(レギュラー)
- 12位 59点 ゆうたろう
- 13位 58点 タカ(タカアンドトシ)
- 14位 54点 長州小力
- 15位 53点 鉄拳
- 16位 52点 ワッキー(ペナルティ)
- 17位 47点 団長(安田大サーカス)
- 18位 43点 徳井義実(チュートリアル)
- 19位 32点 クロちゃん(安田大サーカス)
- 20位 27点 松本康太(レギュラー)
- 21位 14点 HIRO(安田大サーカス)
笑いの金メダルin韓国
- 2007年1月21日に放送。上記の「ボケモン」でチェ・ホンマンに敗れたチュートリアル、カンニング竹山、ペナルティ、有田が罰として韓国のネタ番組に出演。進行役として上田とMieの二人と通訳としてますだおかだの岡田も同行した。
- 番組内ではボケモンのキャラクター名で出演した。有田は他芸人のネタをパクるスタイルの竹山と共にヒゲダンスを披露した。また本来、出演予定のなかった岡田も飛び入り参加するが、思いつきの一発ネタを一分ほど披露しただけで舞台袖に戻ってしまい、司会の地元タレントや有田達を呆れさせた。
- ロケ企画として地元の料理店なども立ち寄っており、上田とMieは有田達が準備の為に収録スタジオに向かった後も地元の観光スポットを巡り、収録時は客席から有田達を観ていた。
夏休み特別企画・疑問解決!有田相談室
- 2006年7月30日に放送。「ジャンケンの時、その時の感情で出す手が左右されるという噂は本当か」という視聴者の質問を、芸人を使ったドッキリビデオの形で検証した。
- 検証1
- 被験者:ワッキー(ペナルティ)
- 内容:ワッキーがマネージャーと打ち合わせに向かう途中、女性ファン数人に記念撮影を頼まれる。それに対してマネージャーが「時間がないのでワッキーとジャンケンして勝った人だけ」と提案しジャンケン勝負に。女性ファンに囲まれ有頂天のワッキーはパーを出すのか?
- 結果:予測通りパーを出し、「嬉しい・楽しい気分の時はパーを出しやすい」と証明された。
- 検証2
- 被験者:増田英彦(ますだおかだ)
- 内容:喫茶店でマネージャーと相方・岡田の三人で打ち合わせをしていたが、そこで態度の悪い店員と口論になり、その場を収拾するために岡田がジャンケン勝負を提案する。怒った増田はグーを出すのか?
- 結果:予測通りグーを出し、「怒っている時はグーを出しやすい」と証明された。
- 検証3
- 被験者:小沢一敬(スピードワゴン)
- 内容:番組の釣り対決企画のロケと称して相方・井戸田と審判役の阿藤快との三人で釣り船に乗り海へ出る。だがそこで船が浸水し始め、緊急事態の中船内には救命胴衣が一つしかない事が判明。そこでこれを誰が使うかジャンケンで決めようと阿藤が提案する。パニック状態の小沢はチョキを出すのか?
- 結果:意外な展開を迎える。真っ青になって震えていた小沢は「家庭持ってる人を犠牲にして独り身の俺が助かる事なんてできない」「俺はどうなってもいいから、潤と阿藤さんの二人でジャンケンして決めて」とこの提案を頑なに拒絶。他の二人を気遣い彼らのために命を捨てる覚悟を決めるという、意外にも(?)男気のある一面を見せた。結果、「本当にパニックに陥った時はジャンケンを拒む」と証明された。
固有名詞の分類
- 笑いの金メダルのページへのリンク