秋山準 得意技

秋山準

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/01 04:13 UTC 版)

得意技

エクスプロイダー
相手と向かい合い、右手を左肩口へまわし左手を右太腿の外から股に差し入れ後方へ反り投げる変形の裏投げ。素早く仕掛けられる為走りこんでくる相手へのカウンター技としても用いることが出来、また角度を調節することも可能な使い勝手の良い技である。受身の天才である三沢光晴をして「秋山のスープレックス(エクスプロイダー)は通常とは違い横向きに投げられるので受身が取りづらい。はっきり言ってやっかいだよ」と言わしめたほど。初期は右手の添え先が相手の右肩になるなど投げ方が安定せず、三沢のコメント通り相手の身体が横向きになることが多かったが、徐々に改良され、現在のように縦に投げるようになった。
バリエーションとして断崖式・雪崩式が存在するが、危険すぎるため一時期封印していた(雪崩式を食らった三沢は首に重傷を負った)。また断崖式が出されたのは2004年東京ドームにおける小橋戦、2007年武道館でのモハメド・ヨネ戦の2回。ただし小橋にはコーナートップからの断崖式という危険なシチュエーションで繰り出している。
新日本プロレス飯塚高史ブリザード・スープレックスとはロックの仕方が左右逆。雑誌のインタビューでは、左手を相手太腿のどこへ添えるかで角度を調整していると話している。
リストクラッチエクスプロイダー
股下を通した左手で相手の左腕を掴み、受身が取れない状態で後方に反り投げる。相手の股下を通したリストクラッチにすることで相手は急角度のフロント・スープレックスのような角度で脳天から後頭部を前に突っ込むよう鋭角的に叩き付けられるため、技の威力が非常に高い。以前までならこの技が決まれば試合はお終いとなっていたが、最近ではカバーに入る際に片エビ固めではなく体固めの体勢で押さえ込むため、キックアウトする相手も出てきている(以前は渾身の力で片エビ固め(3つ目のカウントが入るときにはほぼエビ固め)で押さえ込んでいたため、返されることは皆無だった)。
変形リストクラッチエクスプロイダー
リストクラッチしてのフィッシャーマンズ・スープレックス。後述のスターネス・ダストγと似た技であるが、垂直落下式のバスターではなく、自身もブリッジで反り返るスープレックス系の技であるという点で異なる。2007年1月潮崎豪に対して初めて繰り出し、その後も度々使用されている。
スターネスダストα
リストクラッチしてのフィッシャーマンズ・バスター。志賀が長期欠場する一因となった技である。このことを秋山は非常に後悔しており、半封印状態となっていた時期もあった。
変形スターネスダストα
スターネスダストαの形で持ち上げ、開脚して尻餅をつきながら、みちのくドライバーIIのように相手を垂直に落とす。初出は2009年3月のGHCヘビー級選手権。近年の王座戦はこの技で決めることが多く、一度もキックアウトされたことがない。
スターネスダストγ
αと同じくリストクラッチ・フィッシャーマンズ・バスター。αはリストクラッチ・バーニングハンマーに似た落とし方だが、この技はクラッチだけはリストクラッチで普通のフィッシャーマンズ・バスターの落とし方で落とす。最近はこの落とし方が多いが、この技を実際に使ったのは一度だけで、試合結果にはスターネスダストαと表示されている。
フロントネックロック
完全に極まると逃げ出すことがほぼ不可能である。相手のスタミナを削ぐ繋ぎ技としても使われる。三沢によると「打開する方法は無い」とのことだが[7]、小橋と中西学が共に力ずくで返したことがある。小橋は両腕で踏ん張って首を抜くことができたが、これは秋山が小橋の右腕をクラッチできないまま技へ移行したためである。一方、中西は技が完全に決まった状態から秋山の体を持ち上げて立ち上がり、秋山を後方に投げ捨てた。
スタンディングの状態(胴締めを伴わない)で繰り出すこともある。
ジャンピングニーバット
相手に走りこんで飛び膝を相手の顔面・首筋に当てる技。これを出した際に当時の日本テレビ実況アナウンサーの若林健治が「ジャンボ鶴田直伝!」と叫ぶのはお約束と化していた。秋山もそれを誇りにしており、「一番思い入れのある技は何ですか?」という雑誌のインタビューに自身のオリジナル技ではなくジャンピングニーを選んでいる。なお、上半身を真っ直ぐに立て垂直に飛び上がり膝から脛付近を『面』で当てる鶴田のそれと比べると、胸を反らし腰から下を前方に突き出し膝頭を『点』で当てる。低空式で放ったり、後頭部へも放つことがある。
ニーバット
相手に走りこんでジャンプせず、そのまま膝を相手の顔面と首筋に当てる。ハーフダウン状態の相手によく放ち、連発型で使うことや仕掛ける前に膝当てをずらしてむき出しの膝をあてることも多い。
ブルーサンダー
背後から抱えてジャンピングパワーボムの形で落とす。全日本時代初期のフィニッシュ・ホールドで当時の秋山のコスチュームのカラーから名付けられた。その後橋誠が「ゴリサンダー」の名称で受け継いだ。
ナガタロックII
新日本プロレス永田裕志が得意技とするグラウンド式腕極め顔面絞め。2001年10月8日の新日本東京ドーム大会において永田とタッグ結成が決定した際、合同公開練習中に永田から直接伝授。秋山は代わりに、自らの必殺技エクスプロイダーのコツを永田に教授した。
ネックアンドアームブリッジ
別名「橋いじめ」、「橋殺し」。相手の片腕を取りテコの応用で相手の首を絞り上げる。佐々木健介が使うストラングホールドαと同種のダメージを与える技だが、ネックアンドアームブリッジの場合は技をかけている側は腕ひしぎ逆十字固めのようなあお向け状態である。
タラバガニロック
フロントネックロックの発展系。まず足を監獄固めで捕らえてから、フロントスリーパーに移行する。足の自由が奪われるため、フロントネックロック以上に身動きが取れない。なお、名前の由来は小橋の秘密特訓にかけられたものである。
ノーザンライト・スープレックス・ホールド
専大の先輩でもある馳が開発した変形のフロント・スープレックス。串刺しエルボーからのロコモーション式で放つパターンも多い。新人時代、エクスプロイダーを決め技にするまでの期間にフィニッシュ技としていた。最近はあまり使用しない。
ドラゴンスクリュー
相手の足を捕えて回転し、膝にダメージを与える技。過去にはエプロンから断崖式で放ったこともある。
ゴッチ式パイルドライバー
全日本時代(ノア移籍以前)に多用していた技。通常のゴッチ式と違い、相手の顔が自分の方を向いた形(ツームストーン・パイルドライバー)で繰り出すのが特徴。



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  1. ^ a b c d ベースボールマガジン社『レスラーヒューマンストーリーII プロレスラー男の履歴書』p48-55
  2. ^ 「レスラーヒューマンストーリー 第135回 秋山準編」『週刊プロレス』2013年3月27日号、pp.63 - 66
  3. ^ 「全日本プロレス」の商標権は白石伸生オーナーが所有しており、商標の譲渡の交渉を進めているためひとまず「新会社の社長就任」と発表された。
  4. ^ 全日本プロレス オフィシャルサイト – 公式ホームページ運営会社変更・事務所移転のご案内
  5. ^ 週刊プロレス2017年9月13日号pp.15.
  6. ^ 週刊プロレス2017年9月13日号pp.15.
  7. ^ 2006年9月9日のGHCヘビー級選手権試合(秋山vs丸藤)のテレビ中継の、解説者として発言。
  8. ^ “秋山が大森に「ワイルド・バーニング」結成呼びかけ”. 東京スポーツ. (2014年1月28日). http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/228517/ 2016年11月3日閲覧。 
  9. ^ “ワイルドバーニング短期決戦奏功 秋山組大逆転優勝”. 東京スポーツ. (2014年12月7日). http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/342515/ 2016年11月3日閲覧。 
  10. ^ 11/13【全日本】秋山は大森のグランドスラム後押し宣言 ワイルドバーニングが2種の合体技試し斬りで最強タッグ制覇→世界タッグ返り咲きに手応え(写真あり)”. プロレス/格闘技DX. 2016年11月3日閲覧。


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