福島県
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 15:56 UTC 版)
生活・交通
警察
交通
空港
鉄道
東京方面との連絡は、東北新幹線および常磐線特急列車である。福島駅は東北新幹線・山形新幹線の連絡駅である他、郡山駅は南北東西方向の要所である。また、いわき駅は東京方面からの直通列車の北限であり、運行上の拠点駅になっている。普通列車は福島交通・阿武隈急行[注釈 3]を除いて毎時1本以下となっている。また、営業列車の運用は臨時列車を除きすべて当日中に終了する(=日付越えの運用は行われていない)。
- 新幹線
- JR在来線
- 私鉄(民鉄)路線
- 第三セクター
バス路線
国鉄時代、福島県内が東京支社・水戸支社と仙台支社の境目になっていた。このため、地域ごとに分割したJRバスにおいても、日本で唯一2社が営業拠点を設置している県となっている。
道路
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県道
- 福島県の県道一覧を参照
港湾
医療・福祉
教育
公立
私立
- 福島工業高等専門学校(独立行政法人国立高等専門学校機構)(いわき市)
- 学校教育以外の施設
マスメディア
新聞社
福島民報と福島民友は、いずれも県紙と言え、いずれも47NEWSに加盟している。戦時中の新聞統制で一県一紙となった際は民報がその一紙となったが、戦後すぐに民友が復活している。現在のシェア・発行部数は民報の方が高いが、民友も民報よりは低いが全国紙を上回るシェア・発行部数を持っている。
いわき民報はいわき市に特化した新聞である。民報と付いているが、福島民報とは関係がない。
放送局
本社演奏所の立地として、福島市(県庁所在地。政治的中心地)と、郡山市(商業的中心地)との2都市に分かれるため、立地の違いによって地方ニュースの重点配分や話題に微妙な地域色がでる。しかし、コミュニティFM以外の全放送局とも、放送対象地域は福島県(全域)となっている。また、デジタルテレビ・県域FM局の親局送信所及び補完FM局のメイン送信所は福島市の笹森山に設置されている。
戦後の福島県域2大新聞社である福島民報(毎日新聞系)と福島民友(読売新聞系)や、福島市と郡山市の対立を反映した影響からか、県域対象の民放VHFテレビ局は開局は日本全国で最も遅く、民放FM局も東北6県では最後の開局である。しかし、東北地方に系列局を持たないテレビ東京系列を除く民放テレビ局4局が出揃った時期は1983年(昭和58年)である[注釈 5]。これは東北6県のなかでは宮城県に次いで2番目であり、東名阪近辺を除いた全国でも比較的早い[注釈 6]。
その影響もあり、県内民放テレビ局第1局となった福島テレビ開局にあたっては県が主導的な役割を果たし、現在も株式の約半数を所有している。この比率はやはり県主導で開局した南隣りのとちぎテレビより高い。
なお、東北地方では唯一通常時全民放TV局で終夜放送を行っていない県である。
以下の通り、AMラジオ局はラジオ単営局であり、民放のラテ兼営局は存在しない[注釈 7]。
福島県内では、自治体が免許人となりラジオ中継局を設ける「受信障害対策中継局」を活用している自治体が多く、ラジオの難聴地域である昭和村、葛尾村、広野町(2023年予定)において、NHKラジオ第1放送・ラジオ福島・ふくしまFMの微弱電波による中継局を町村内くまなく設置している。また、いわき市でもこの制度を活用し、いわき市民コミュニティ放送のみの中継局が多数設置されている。
相馬市の一部では放送対象地域外の宮城県の民間放送4局が[16]放送区域になっている。
いわき市や白河市の一部では、放送対象地域外の関東1都6県共通の民放キー局(日本テレビ・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビ)がスピルオーバーにて受信することが可能である。地上デジタル放送による減力により受信できるエリアは限られているが、県境部を中心に引き続き受信することが可能である。
福島県と同様に、政治力と経済力の綱引きにより民放県域局の演奏所が県庁所在地以外にも立地している例は、山形県、長野県、富山県、岐阜県。鳥取県、山口県、福岡県にも見られる。
地上デジタル放送のリモコンキーIDはTXN系と独立局がない以外は関東広域圏と全て同じである(詳しくはリモコンキーIDの項を参照)。
注釈
- ^ かつては秋田県も町をすべて「まち」と読んでいたが、平成の大合併で「ちょう」と読む町が3つ誕生している。
- ^ 高郷村分データ不明により喜多方市が記載されていないため、福島県ホームページ (PDF) より概算値引用。
- ^ 日中は概ね毎時2本程度の運転。
- ^ 勿来 - 浪江間は福島県内、および、東北地方唯一の東京近郊区間である。また、上野東京ラインは勿来駅・泉駅・湯本駅・いわき駅のみ。
- ^ この年の12月4日にTUFが開局したことにより民放TVが4局出揃った。
- ^ 東北で3番目以降に民放TVが4局化された地域の出現は1990年代に入ってからとなり、1996年10月1日に岩手県が(岩手朝日テレビ開局により)、翌1997年4月1日に山形県が(さくらんぼテレビ開局により)民放TV4局化が実現した。
- ^ 当初は福島県民放第1号であるラジオ福島がラテ兼営局になることを目指して1957年(昭和32年)10月22日にTV予備免許と「JOWR-TV」というコールサインを取得したが、役員人選などの難航によりそれらは僅か半年で(翌1958年(昭和33年)4月1日をもって)失効。以後 RFC はAM単営局となって現在に至る。これにより福島県では1963年(昭和38年)4月1日に(民放TV第1局となる)FTV が開局するまでの間、民放TVが全く視聴不可の状態が他県より長く続いた。
出典
- ^ 4.6 福島県の気候の変化 (PDF) (気象庁)
- ^ 近世(福島県「福島のすがた」)
- ^ 福島県公式ホームページ 県名の由来
- ^ 福島支店の歴史(日本銀行福島支店)
- ^ “福島県の位置・人口・面積 - 福島県ホームページ”. 2021年4月21日閲覧。
- ^ 福島県の推計人口(福島県現住人口調査結果)(福島県)
- ^ 平成27年国勢調査 調査の結果(総務省統計局)
- ^ 工藤雅樹「福島のあけぼの」p.12(丸井佳寿子・工藤雅樹・伊藤喜良・吉村仁作『福島県の歴史』山川出版社 2003年2月)
- ^ "只見線全線運転再開について" (PDF) (Press release). 福島県/東日本旅客鉄道仙台支社. 2022-05-18. 2022-05-18時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022-10-1閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ "鉄道事業の廃止の届出に係る公衆の利便の確保に関する意見の聴取について(公示のお知らせ)" (PDF) (Press release). 国土交通省東北運輸局. 2021-07-12. 2021-10-03時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022-10-1閲覧。
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:|accessdate=
の日付が不正です。 (説明) - ^ 『読売新聞』1991年11月28日 東京夕刊23面
- ^ 『河北新報』1992年2月17日
- ^ “農林水産省大臣官房統計部 平成21年農林水産統計 全国農業地域別農業産出額” (PDF). 2011年11月28日閲覧。
- ^ 平成21年漁業生産額 (PDF) - 農林水産省
- ^ a b c d e f “総務省統計局 統計でみる市区町村のすがた 2008”. 2011年11月28日閲覧。[リンク切れ]
- ^ Dpa放送エリアのめやす(仙台局)
- ^ “受け継がれる〝アロハ〟の絆 11年目の被災地 東日本大震災”. 産経ニュース (2021年12月10日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ a b 堀田眞三 (2006年7月21日). “親父 - 撮影快調!”. 俳優 堀田眞三(グランパ)です。. 2012年3月30日閲覧。
固有名詞の分類
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