神楽坂浮子 神楽坂浮子の概要

神楽坂浮子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/07 07:08 UTC 版)

経歴

東京深川出身。高校生のときに神楽坂はん子に憧れ、高校を中退して芸者になる。後に、古賀政男門下となり、芸者歌手としてデビューする。市丸榎本美佐江ら先輩日本調歌手に後押しされ、1956年には「十九の春」(作詞・吉川静夫、作曲・清水保雄:沖縄民謡の「十九の春」とは同名異曲)が大ヒット。プロ歌手の仲間入りを果たす。その後も日本調のみにとどまらず、ドドンパなどのリズムにも挑戦する。また、その美貌から映画にも出演。

NHK紅白歌合戦に2回出場している(詳細は下記参照)。

1963年に一般人の男性と結婚。

昭和40年代の懐メロブームの際は、東京12チャンネルの「なつかしの歌声」にも出演し、自身のヒット曲を披露していたが、1979年(昭和54年)に一旦引退する。

1997年に歌手活動を再開する。

1995年に神楽坂はん子が亡くなってからは、テレビで彼女の持ち歌だった「ゲイシャ・ワルツ」を披露している。その後は歌手活動を行いながら、若手芸者の育成も務めていた。日本歌手協会の所属歌手としては唯一の芸者歌手

2013年4月26日放送の「爆報! THE フライデー」(TBS)に出演したのが最後のテレビ出演となった。2013年11月20日、千葉県松戸市の病院で心不全のため死去[1]。75歳没。

死去後の2013年12月6日、「爆報! THE フライデー」で生前に出演した時の映像が追悼放映された。

エピソード

代表曲

  • 私なんだか変テコリン(デビュー曲)
  • 十九の春(この曲でスターダムに)
  • 三味線フラ(“フラ”はフラダンスのこと)
  • 三味線ドドンパ
  • 芸者エレジー
  • 舞妓さんこんばんは
  • お江戸めおと星
  • あら、ぴったりね
  • おいと恋唄

NHK紅白歌合戦出場歴

  • 第9回 (1958年12月31日、新宿コマ劇場) 『三味線フラ』
  • 第12回 (1961年12月31日、東京宝塚劇場) 『東京の下町娘』
    • このうち、第9回は浮子の歌のラジオ中継の音声が現存する。この回の紅組司会は黒柳徹子

主な映画出演

  • 初恋カナリヤ娘(1955年、日活) - ハル子役
  • 青春温泉夜話 湯の町椿(1955年、日活)
  • 十九の春(1956年、松竹) - 薗田妙子役
  • たぬき(1956年、松竹)
  • スタジオ超特急(1956年、松竹)
  • 女優誕生(1956年、松竹)
  • オーケストラの姉妹(1957年、松竹) - 郡山京子役
  • 「笑え勘平」より 消えた短剣(1957年、東映
  • 「笑え勘平」より 摩天楼の秘密(1957年、東映)
  • 夜の波紋(1958年、松竹)
  • 見事な求婚(1958年、松竹) - 君田雪代役
  • 喧嘩笠(1958年、東映) - お千賀役
  • 初春狸御殿(1959年、大映) - 第三の姫役
  • 伝七捕物帖 幽霊飛脚(1959年、松竹) - お千代役
  • パイナップル部隊(1959年、松竹) - 芸者役
  • 待っていた花嫁(1959年、松竹) - 芸者・玉子役
  • 銭形平次捕物控 美人蜘蛛(1960年、大映) - おきた役
  • 黄門社長漫遊記(1962年、東映) - たい子役
  • 京子の初恋 八十八夜の月(1962年、松竹)
  • 東京オリンピック音頭 恋愛特ダネ合戦(1963年、松竹)
  • 大暴れ五十三次(1963年、東映) - しのぶ太夫役

主なテレビ出演

歌番組ほか

ドラマ


  1. ^ 神楽坂浮子さん死去 75歳芸者歌手 デイリースポーツ 2013年11月25日
  2. ^ 司会は女優の倍賞千恵子


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