相模線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 22:49 UTC 版)
駅一覧
駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | |||||
茅ケ崎駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道: 東海道線 (JT 10)(■湘南新宿ライン・■上野東京ラインを含む) | ∨ | 茅ヶ崎市 | |
北茅ケ崎駅 | 1.3 | 1.3 | ◇ | |||
香川駅 | 2.1 | 3.4 | | | |||
寒川駅 | 1.7 | 5.1 | ◇ | 高座郡 寒川町 | ||
宮山駅 | 2.1 | 7.2 | | | |||
倉見駅 | 1.4 | 8.6 | ◇ | |||
門沢橋駅 | 1.4 | 10.0 | | | 海老名市 | ||
社家駅 | 1.6 | 11.6 | ◇ | |||
厚木駅 | 2.6 | 14.2 | 小田急電鉄: 小田原線 (OH33) 相模鉄道:厚木線(貨物線) |
| | ||
海老名駅 | 1.7 | 15.9 | 小田急電鉄: 小田原線 (OH32) 相模鉄道: 相鉄本線 (SO18) |
◇ | ||
入谷駅 | 3.0 | 18.9 | | | 座間市 | ||
相武台下駅 | 1.7 | 20.6 | ◇ | 相模原市 | 南区 | |
下溝駅 | 2.9 | 23.5 | | | |||
原当麻駅 | 1.3 | 24.8 | ◇ | |||
番田駅 | 2.1 | 26.9 | ◇ | 中央区 | ||
上溝駅 | 1.5 | 28.4 | | | |||
南橋本駅 | 2.9 | 31.3 | ◇ | |||
橋本駅 | 2.0 | 33.3 | 東日本旅客鉄道: 横浜線 (JH 28) 京王電鉄: 相模原線 (KO45) |
∧ | 緑区 |
2022年度の時点で、JR東日本自社による乗車人員集計[54]の除外対象となる駅(完全な無人駅)は、宮山駅・倉見駅・門沢橋駅・社家駅・入谷駅・相武台下駅・下溝駅・番田駅である。
発車メロディ
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年6月) |
2022年3月12日のダイヤ改正でのワンマン運転化に伴い、全ての駅で発車メロディの使用が停止された[55][56]。同日以降は、E131系の車外スピーカーより「Water Crown」及び「Gota del Vient」が流される[55]。
ワンマン運転化以前、相模線内各駅の発車メロディは、後述する茅ケ崎駅を除き、他線区にはない「近郊地域20番」「近郊地域20-1番」(旭電通(現・東洋メディアリンクス)製)と鉄道愛好家の中で通称されている曲のみとなっていた。かつては2001年の高架化から2016年まで上溝駅で「せせらぎ」(日本電音製)のフェードアウト版が使用されていた(さらにその前は「近郊地域20番」を使用していた)。近郊地域20番は橋本駅・原当麻駅・海老名駅・厚木駅・寒川駅の各駅で使用されている(橋本駅は余韻が短い。以前は総武本線の佐倉駅で使用されていた)。もう1曲の近郊地域20-1番は、南橋本駅・上溝駅・番田駅・下溝駅・相武台下駅・入谷駅・社家駅・倉見駅・門沢橋駅・宮山駅・香川駅・北茅ケ崎駅の各駅で使用されていた。電化され駅自動放送が導入された当初は、全駅が近郊地域20番に統一されていた。2021年9月28日より、茅ケ崎駅で加山雄三の「海 その愛」の使用が開始され、合わせて加山の復元音声による啓発放送の使用も開始された[57]。なお、変更前は「ベル・高音」と「ベル・低音」が使用されていた。
また、駅自動放送は茅ケ崎駅・橋本駅がATOS型、海老名駅・原当麻駅が旭型放送(詳細型)、寒川駅が巌根型放送、それ以外の駅は巌根・館山型放送である。なお、以前は全駅とも東海道型放送(簡易型)、上溝駅は2001年の高架化から2016年までユニペックス型放送、海老名駅・原当麻駅は2022年2月まで東海道型放送(詳細型)が使われていたが、放送装置更新や、駅舎リニューアルなどに伴い、現在の形になっている。
廃止区間
( )内は起点からの営業キロ。
- 寒川支線
- 寒川駅 (0.0km) - 西寒川駅 (1.5km) - 四之宮駅 (2.0km)
- 寒川駅 (0.0km) - 川寒川駅 (0.9km) (貨物線)
廃駅・廃止信号場
#廃止区間にある駅を除く。括弧内は茅ケ崎駅起点の営業キロ
- 円蔵停留場:1944年廃止、北茅ケ崎駅 - 香川駅間(1940年の移転前は2.0km、移転後は不明)
- 香川台停留場:1943年休止、北茅ケ崎駅 - 香川駅間
- 山王原信号場:1949年廃止、社家駅 - 厚木駅 (12.9km)
- 中新田停留場:1943年休止、社家駅 - 厚木駅間 (13.9km)
- 上今泉停留場:1943年休止、海老名駅 - 入谷駅間 (17.3km)
- 井戸坂踏切の橋本寄りの東側にあった。現在でも不自然な空間があり駅のホームがあった場所が見てとれる。
- 郷土出版社「目で見る大和・座間・海老名・綾瀬の100年」に上今泉駅の写真が1枚掲載されており、40m程のホームがあったことが画像から分かる。
- 本座間停留場:1944年廃止、入谷駅 - 相武台下駅間 (19.7km)
- 上磯部停留場:1943年休止、相武台下駅 - 下溝駅間 (22.6km)
- 作ノ口停留場:1943年休止、上溝駅 - 南橋本駅間 (30.2km)
駅別乗車人員上位10駅
JR東日本調べ 1日平均(2018年度)[58]
順位 | 駅名 | 人数 |
---|---|---|
1 | 橋本駅 | 66,136 |
2 | 茅ケ崎駅 | 56,519 |
3 | 海老名駅 | 14,127 |
4 | 寒川駅 | 6,938 |
5 | 厚木駅 | 6,864 |
6 | 上溝駅 | 6,286 |
7 | 南橋本駅 | 5,594 |
8 | 香川駅 | 5,465 |
9 | 原当麻駅 | 5,164 |
10 | 北茅ケ崎駅 | 2,855 |
参考 | 八王子駅 | 85,003 |
(ランキングにない駅は無人駅のためデータ非公表)
注釈
出典
- ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、21頁。
- ^ a b サステナビリティレポート2018 34頁 - JR東日本、2018年9月
- ^ “がみ線沿線イチ推しフォトキャンペーン”. 相模原市役所 (2021年12月17日). 2021年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月18日閲覧。
- ^ “JR相模線の増発について(平成26年5月回答)”. 茅ヶ崎市 (2014年10月20日). 2018年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月1日閲覧。
- ^ “神奈川県鉄道輸送力増強促進会議 令和元年度 要望・回答 東日本旅客鉄道 相模線” (PDF). 神奈川県. p. 1 (2020年5月1日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 相鉄グループ100年史編纂事務局 (2018年12月). “相鉄グループ100年史” (PDF). 相模鉄道. p. 13-14. 2023年1月8日閲覧。
- ^ a b 福田行高、山田俊明「ローカル線を探る 相模線」『鉄道ピクトリアル』1974年2月号 通巻289号 電気車研究会 p.64 - p.65, p.67
- ^ 『相鉄グループ100年史』相鉄ホールディングス 、2018年12月、35-38ページ
- ^ 峰岸昇、今城光英「相模鉄道の鉄道事業を語る」『鉄道ピクトリアル』1999年7月増刊号 通巻672号、1999年、鉄道図書刊行会刊、p.19
- ^ 『1971(昭和46)年度 国鉄線区別収支係数』、 鉄道ピクトリアル 1972年11月号、 通巻271号(鉄道図書刊行会刊)
- ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1916年6月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『人事興信録. 6版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『相鉄70年史』p.17
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第29囘』
- ^ 『相鉄線物語』230クラブ新聞社、1997年、39頁
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第29囘』『日本全国諸会社役員録. 第30囘』
- ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1922年5月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道停車場設置」『官報』1923年2月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年4月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年7月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『相鉄70年史』
- ^ a b c 相鉄グループ100年史編纂事務局 (2018年12月). “相鉄グループ100年史” (PDF). 相模鉄道. p. 20-21. 2023年1月8日閲覧。
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1931年5月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『相鉄線物語』51頁
- ^ 『帝国銀行会社要録. 第19版(昭和6年)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸営業廃止」『官報』1931年11月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 相鉄グループ100年史編纂事務局 (2018年12月). “相鉄グループ100年史” (PDF). 相模鉄道. p. 25. 2023年1月8日閲覧。
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第205号、日本電気協会、1939年1月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1940年5月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 鉄道省監督局「地方鉄道・軌道異動並に現況表」『電気協会雑誌』第231号、日本電気協会、1941年3月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 相鉄グループ100年史編纂事務局 (2018年12月). “相鉄グループ100年史” (PDF). 相模鉄道. p. 29. 2023年1月8日閲覧。
- ^ a b 鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料、鉄道統計各年度版
- ^ 「運輸通信省告示第250号」『官報』1944年5月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『時刻表』昭和33年7月号による。
- ^ 1960年(昭和35年)11月12日日本国有鉄道公示第571号「日本国有鉄道線路名称の一部を改正する件」
1960年(昭和35年)11月12日日本国有鉄道公示第572号「相模線西寒川停車場において旅客の取扱を開始する件」 - ^ 1984年(昭和59年)3月22日日本国有鉄道公示第215号「運輸営業の廃止」
- ^ 1984年(昭和59年)3月22日日本国有鉄道公示第216号「駅の廃止」
- ^ “JR相模線 電化工事クワ入れ 2年度完成へ安全祈願祭”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年3月7日)
- ^ “相模線16日に電化開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1991年3月1日)
- ^ 「相模線電化20周年記念 115系電車の旅」運転 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2011年3月1日
- ^ a b JR相模線、10日連続運休…自前変電所なし - 読売新聞、2011年3月24日
- ^ a b 『相模線E131系営業運転開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2021年9月17日。 オリジナルの2021年9月17日時点におけるアーカイブ 。2021年9月17日閲覧。
- ^ a b 『2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2021年12月17日。 オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブ 。2021年12月19日閲覧。
- ^ “相模線 ワンマン運転へ 「八王子行」横浜線直通は終了 | 寒川”. タウンニュース. タウンニュース社 (2022年1月1日). 2022年1月2日閲覧。
- ^ 『相模線への新型車両の投入について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2021年6月17日。 オリジナルの2021年6月17日時点におけるアーカイブ 。2021年6月17日閲覧。
- ^ 鉄道ピクトリアル No.637 p.7
- ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻637号 電気車研究会 p.22
- ^ 『鉄道ファン』通巻302号 交友社 p.128
- ^ JR相模線ドア開閉「ボタン式」中止『タウンニュース』茅ヶ崎版、2020年4月17日号
- ^ “相模線用205系500番代2編成が長野総合車両センターへ配給輸送…”. 鉄道ホビダス. ネコ・パブリッシング (2022年7月28日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員”. 東日本旅客鉄道. 2023年10月10日閲覧。
- ^ a b “JR人員削減で「駅メロ」ピンチ? ワンマン化で消えたご当地曲も...その背景事情とは”. J-CASTニュース. ジェイ・キャスト (2022年3月26日). 2022年4月6日閲覧。
- ^ “JR茅ケ崎駅 加山さん駅メロ半年で幕 相模線ワンマン化で”. タウンニュース茅ケ崎版 (タウンニュース社). (2022年3月11日) 2022年4月6日閲覧。
- ^ “相模線開業100周年記念イベントを開催します” (PDF). JR東日本. p. 1 (2021年9月17日). 2021年9月29日閲覧。
- ^ 各駅の乗車人員 2018年度 ベスト100- 東日本旅客鉄道、2020年5月13日閲覧
- ^ 相模原の未来を考える会
- ^ JR相模線の複線化の促進(相模原市)
- ^ 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議 令和4年度 要望・回答 東日本旅客鉄道 相模線(神奈川県)
- ^ 路線別ご利用状況|企業サイト:JR東日本
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