白村江の戦い 百済の役

白村江の戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 02:35 UTC 版)

白村江の戦い(はくすきのえのたたかい[4][5]、はくそんこうのたたかい)は、天智2年8月(663年10月)に朝鮮半島の白村江(現在の錦江河口付近)で行われた百済復興を目指す日本百済遺民の連合軍と新羅連合軍との間の戦争のことである。


  1. ^ 「日本書紀」天智天皇2年8月条(663年)「大唐の軍将、戦船百七十艘を率いて白村江に陣列れり。」
  2. ^ 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)「白村江の戦い」[1]
  3. ^ 旧唐書「劉仁軌の水軍が白江口で倭兵と遭遇し、其船四百艘を焚く」
  4. ^ 世界大百科事典 18. 平凡社. (1967) 
  5. ^ 詳説日本史. 山川出版社. (2004) 
  6. ^ a b c d e f [2]「白村江の海戦 7世紀に起きた日中韓の戦争」川端俊一郎,北海商科大学北東アジア研究交流センター。
  7. ^ 『日本書紀』崇神、応神、雄略等
  8. ^ 三国史記』新羅本紀
  9. ^ 森,1998,p96
  10. ^ 斉明6年7月乙卯
  11. ^ a b c d 森,1998,p97
  12. ^ 森,1998,p92
  13. ^ a b 旧唐書東夷伝
  14. ^ a b c d e f 森,1998,p98-9
  15. ^ a b 森公章は総数不明として、660年の百済討伐の時の唐軍13万、新羅5万の兵力と相当するものだったと推定している。森公章1998,p146
  16. ^ 三国史記新羅本記五
  17. ^ 森1998,p100
  18. ^ a b c d 森1998,p102
  19. ^ 森1998,p104
  20. ^ a b c d 森1998,p104
  21. ^ a b c 森1998,p105
  22. ^ 「日本書紀」天智天皇2年8月条(663年)「大唐の軍将、戦船百七十艘を率いて白村江に陣列れり。」
  23. ^ 白村江の戦いと廬原氏”. 静岡県立中央図書館. 2014年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
  24. ^ a b 森1998,p118
  25. ^ 「 白村江の戦い、歴史が示す日本の気概 」”. 櫻井よしこオフィシャルサイト (2017年6月8日). 2018年3月20日閲覧。
  26. ^ 日本書紀』「十一月丁巳朔乙丑 百濟鎭將劉仁願遣熊津都督府熊山縣令上柱國司馬法聰等 送大山下境部連石積等於筑紫都督府」
  27. ^ 三国史記
  28. ^ 日本書紀の天智10年(671年)の項
  29. ^ 日本書紀の持統4年(690年)の項
  30. ^ 森1998,p119。『続日本紀』慶雲4年5月
  31. ^ 日本書紀の持統10年(696年)の項
  32. ^ 五十嵐喜善「白村江敗戦と軍事力の組織化-軍防令の理念と実像-」吉村武彦 編『律令制国家の理念と実像』八木書店、2022年 ISBN 978-4-8406-2257-8 P207-213.
  33. ^ 倉本一宏『戦争の日本古代史』(講談社現代新書、2017年) P157.
  34. ^ 扶桑略記』では、異説として「一云 天皇駕馬 幸山階鄕 更無還御 永交山林 不知崩所 只以履沓落處爲其山陵 以往諸皇不知因果 恒事殺害」と紹介し、山中での狩の途中に行方不明となり暗殺されたことを示唆している
  35. ^ 「東夷傳百済」其地自此為新羅及渤海靺鞨所分、百済之種遂絶。


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