琉球王国 琉球王国の概要

琉球王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/17 14:39 UTC 版)

琉球国→琉球藩
中山王国
北山王国
南山王国
1429年 - 1879年[1] 日本
琉球王国の位置
奄美群島を含む最大版図の頃の琉球王国
公用語 琉球語琉球方言)の内、主に沖縄方言
首都 首里[2]
琉球国中山王→琉球藩王
1421年 - 1439年 尚巴志王(初代)
1469年 - 1476年 尚円王(第二尚氏初代)
1847年 - 1879年 尚泰王(最後)
三司官(最後)
1872年 - 1879年 浦添親方朝昭
1875年 - 1879年 富川親方盛奎
1877年 - 1879年 與那原親方良傑
面積
1571年 - 1609年[3] 3,454km²
1609年以降[3] 2,223km²
人口
1632年[4] 108,958人
1729年[4] 173,969人
1879年[5] 286,787人
変遷
王国成立(三山の統一) 1429年
第二尚氏王統成立 1469年
琉球藩設置 1872年10月16日
琉球藩廃止・沖縄県設置 1879年4月4日
  • 1. ^ 琉球藩時代も含む。
  • 2. ^ 現在の那覇市首里に相当。
  • 3. ^ いずれも推定。1609年以降、奄美群島薩摩藩領になっている。
  • 4. ^ 薩摩藩による人口調査「宗門手札改」による。『図説琉球王国』(高良倉吉・田名真之 編、河出書房新社、1993年)参照。
  • 5. ^ 『沖縄門中事典』(宮里朝光 監修、那覇出版社、2001年)参照。

最盛期には奄美群島沖縄諸島及び先島諸島までを統治した。この範囲の島々の総称として、琉球列島(琉球弧)ともいう。王家の紋章は左三巴紋で「左御紋(ひだりごもん、フィジャイグムン)」と呼ばれた。

勢力圏は小さな離島の集合で、総人口17万に満たない小さな王国ではあったが、隣接する大国海禁日本鎖国政策の間にあって、東シナ海の地の利を生かした中継貿易で大きな役割を果たした。その交易範囲は東南アジアまで広がり、特にマラッカ王国[1]との深い結び付きが知られる。

外交的に貿易上の理由から、明及びその領土を継承した清の冊封を受けたりしていたが、1609年に日本の薩摩藩の侵攻を受けて以後は、薩摩藩による実質的な支配下に入った。ただし対外的には独立した王国として存在し、中国大陸、日本の文化の影響を受けつつ、交易で流入する南方文化の影響も受けた独自の文化を築き上げた。




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注釈

  1. ^ 冊封関係を領有権の根拠とすると、現在のベトナムや韓国、北朝鮮も現代中国の領土ということになるが、実際にはそのような事実は無い。

出典

  1. ^ 建国当時はマジャパヒト王国との交易があったことが知られているが、のムスリム・鄭和の保護下で新興イスラム国家・マラッカ王国が急速に貿易の主導権を奪い、琉球はマラッカ王国と貿易するようになった。
  2. ^ 真境名安興『真境名安興全集』第一巻19頁参照。元の文は「「此国人生初は、日本より為渡儀疑無御座候。然れば末世の今に、天地山川五形五倫鳥獣草木の名に至る迄皆通達せり。雖然言葉の余相違は遠国の上久敷融通為絶故也」。
  3. ^ 伊波普猷『琉球古今記』 刀江書院 1926年
  4. ^ 朝日新聞 2010年4月16日
  5. ^ 2014年9月17日 沖縄タイムス『沖縄人ルーツ「日本由来」 南方系説を否定』
  6. ^ このような姿勢は、漢族や非漢族による、中国地域に成立したいわゆる『中原王朝』に(中原王朝から見て)朝貢していた時代の日本、越南、朝鮮、その他諸国に広くみられる態度である。前近代においては、自国および他国の国家の元首の格付けを、対象とする地域や相手によって、都合よく操作することはよくあることである。
  7. ^ 『琉球王国評定所文書』
  8. ^ 琉球藩ヲ廃シ沖縄県ヲ被置ノ件国立公文書館
  9. ^ 中国国防大学戦略研究所長の金一南少将の主張。
  10. ^ 真境名安興『沖縄一千年史』記載の「職制創設年表」の一覧(318、319頁)には「表十五人」の職制はない。
  11. ^ 真境名安興『真境名安興全集』第一巻、392-394頁参照。
  12. ^ 組踊「万歳敵討」。敵役である登場人物が、競馬がらみのトラブルで主役の兄弟の父親を殺害している。
  13. ^ うるま市石川の「キリシタンチョー」など。


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