玄奘とは? わかりやすく解説

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げんじょう〔ゲンジヤウ〕【玄奘】

読み方:げんじょう

602〜664]中国唐代の僧。法相宗開祖陳留河南省)の人。仏教真義究めるため、627年(または629年長安出発西域経てインド入り、那爛陀(ならんだ)寺の戒賢らに学びインド各地仏跡訪ね645年帰国以後原典から「大般若経」「瑜珈師地論」「倶舎論」などを翻訳訳業千巻に及ぶ。原典忠実なその訳はそれまで旧訳(くやく)に対して新訳といわれる旅行記大唐西域記」は当時の諸地方を知る上で重要な資料玄奘三蔵三蔵法師

[補説] 後年明代長編小説西遊記」の登場人物のモデルとなった


玄奘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 01:34 UTC 版)

玄奘(げんじょう、602年 - 664年3月7日)は、唐代中国訳経僧。玄奘は戒名であり、俗名は陳褘ちんい大遍覚[1]で、尊称は法師三蔵など。玄奘三蔵と呼ばれ、鳩摩羅什と共に二大訳聖、あるいは真諦不空金剛を含めて四大訳経家とされる。


注釈

  1. ^ 当時の日本仏教連合会の倉持秀峰副会長の自坊。中国での慰霊法要に参列し、遺骨を日本へ持ち帰っている。

出典

  1. ^ 全唐文』「s:zh:大唐三藏大遍覺法師塔銘(並序)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『大正新修大蔵経』故三蔵玄奘法師行状, 50, 大蔵出版株式会社, (1964), http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-bdk-sat2.php 
  3. ^ a b c d e f g h i j 『大正新修大蔵経』続高僧伝 卷第四, 50, 大蔵出版株式会社, (1964), http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-bdk-sat2.php 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『大正新修大蔵経』大慈恩寺三蔵法師伝, 50, 大蔵出版株式会社, (1964), http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-bdk-sat2.php 
  5. ^ a b 前嶋信次『玄奘三蔵 史実西遊記』岩波新書、1952年
  6. ^ 『開元録』大正55巻552頁『貞元録』大正55巻852頁。もちろん他経録などの異説もある(『仏書解説大辞典』14巻146頁)
  7. ^ 玄奘灵骨移供印度那烂陀寺”. 天津市文化メディア局. 2018年3月13日閲覧。


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玄奘(げんじょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 07:41 UTC 版)

三獣士」の記事における「玄奘(げんじょう)」の解説

三獣士シャラマー討伐依頼持ちかけてきた少女ボンデージ風の衣装に身を包みヘルメットの上ゴーグルをかけている。故郷シャラマー滅ぼされ家族失った孫悟空の妻であった玄奘と同名である。三獣士の囮役になる。後にすべての魔術魔力消去するヤショダラの眼」の持ち主であることが判明する。名前と人物像由来は玄奘からきている。

※この「玄奘(げんじょう)」の解説は、「三獣士」の解説の一部です。
「玄奘(げんじょう)」を含む「三獣士」の記事については、「三獣士」の概要を参照ください。

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