渥美清
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あつみ きよし 渥美 清 | |||||||||||
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『中日新聞』1967年11月27日付夕刊 | |||||||||||
本名 | 田所 康雄(たどころ やすお) | ||||||||||
別名義 | 風天(俳号) | ||||||||||
生年月日 | 1928年3月10日 | ||||||||||
没年月日 | 1996年8月4日(68歳没) | ||||||||||
出身地 |
日本・東京府東京市下谷区 (現・東京都台東区) | ||||||||||
死没地 | 日本・東京都文京区(順天堂大学医学部附属順天堂医院) | ||||||||||
身長 | 169 cm | ||||||||||
血液型 | B型 | ||||||||||
職業 | 俳優、コメディアン、演歌歌手 | ||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||||||||
活動期間 | 1946年 - 1996年 | ||||||||||
配偶者 | あり | ||||||||||
著名な家族 |
田所友次郎(父) 田所タツ(母) 田所健一郎(兄) 田所健太郎(長男) | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
テレビドラマ 『渥美清の泣いてたまるか』 『こんな男でよかったら』 映画 『拝啓天皇陛下様』 『喜劇急行列車』 『喜劇団体列車』 『喜劇初詣列車』 『スクラップ集団』 『男はつらいよ』シリーズ 『キネマの天地』 | |||||||||||
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代表作『男はつらいよ』シリーズで、柴又育ちのテキ屋で風来坊の主人公「車 寅次郎」を演じ、「寅さん」として広く国民的人気を博した昭和の名優。
注釈
- ^ 板橋区の記録にこのような名前の学校はない。志村尋常高等小学校(現在の板橋区立志村小学校)の誤り(「小林2000」p.368)、もしくは通称と考えられる。
- ^ 昭和31年5月末日現在の「関東香具師諸団体組織系統要覧」によると枡屋一家は関東の香具師の団体で、主たる勢力範囲は上野、神田である[7]。
- ^ 『阿部サダ一代記』とする資料もある[13]。
- ^ アフリカについての逸話は『きょうも涙の日が落ちる』(渥美2003、pp.9-66)や『渥美清わがフーテン人生』(『渥美清わがフーテン人生』、pp.99-154)に詳しい。著書によると47歳の段階で5回(渥美2003、p.83)、『渥美清わがフーテン人生』では48歳で6回、『寅さんは生きている』では生涯6回で50歳を過ぎてからは訪れることはなかったと書かれ(『渥美清わがフーテン人生』、p.107)(『寅さんは行きている』pp.116-119)、1998年9月6日放送日本テレビ「知ってるつもり?!・渥美清」では十数回と述べられている。
- ^ その時の実際の写真が、『寅さんは生きている』p.57に掲載されている。
- ^ 天ぷら学生とは、大学の学籍がないにも関わらず制服や帽子を被りあたかも学生になりすまして講義を受けたり大学に通う学生のこと(日本俗語辞典より)。
- ^ 病に侵されるまでは地元の人々との交流があり、DVDのメイキングシーン(第8作等)やスナップ写真として残されている[70]。
- ^ それ以前に健太郎がニッポン放送のディレクターなどの立場で公式の場に出る際は、渥美の長男であることを社外では一切伏せていた。
- ^ 放送業界に身を置いていた健太郎も、父に関しては一切伏せていたため、渥美の関係者がニッポン放送関連の仕事で健太郎と面識があったとしても、親族であることは知らなかった。
- ^ 渥美の死後に制作された第4部(『新・花へんろ』)では2代目桂枝雀が担当した[73]。
- ^ 『海も暮れきる~小豆島の放哉~』1985年8月1日放映、放哉役は橋爪功で、第23回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。
- ^ 上記、『渥美清の肖像・知られざる役者人生』によれば、テキ屋稼業に没頭していた頃、浅草の小屋から声をかけられそれが転機のきっかけとなったとされている。
- ^ 1995年から逝去後の1997年まで、「ニッポンのタイヤが変わります」のキャッチフレーズでCM出演していた。またこのCMは放映時期の季節に合わせて、渥美の服装と背景が変化した。
- ^ 幼少時代の沢田聖子と共演(父親役の渥美清が沢田を肩車するシーン)したバージョンがあった。ちなみに渥美は前出のブリヂストンのCMと同じく晩年に「パンシロン新胃腸薬」のCMに復帰出演していたことがある。
- ^ CMのキャッチコピーは「歴史は、あっちこっちでつくられる。」。コピーライターの神様と称される仲畑貴志の手によるものである。
出典
- ^ 「小林2000」p.21
- ^ 「小林2000」、p.20
- ^ a b c d e f 『知識ゼロからの寅さん入門』、p.158
- ^ 『渥美清わがフーテン人生』、p.13
- ^ a b 堀切直人2007、p.43
- ^ “「渥美清」強烈な印象!天性のコメディアン<第2回>浅草六区芸能伝|月刊浅草ウェブ”. 月刊浅草ウェブ【毎日10時更新!】伝統と革新の交差点「浅草」の魅力を配信. 2021年6月16日閲覧。
- ^ 藤田五郎『任侠百年史』笠倉出版社、1980年、p.657
- ^ 西東書房の経営者であった七条兼三の右腕で秋葉原の露店を仕切った野田誠一(秋葉原ラジオ会館副社長)は霊岸島桝屋宇佐美分家多田三代目菅佐原由之助親分の元若い衆である
- ^ 渥美2003、pp.9-10
- ^ 『寅さんは生きている』p.118
- ^ a b 『渥美清わがフーテン人生』、p.54
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年4月20日号「芸名由来記」70頁
- ^ 『渥美清わがフーテン人生』、p.53
- ^ 吉岡1997、p.52-54
- ^ 吉岡1997、p.56
- ^ 『渥美清わがフーテン人生』、pp.72-92
- ^ 堀切直人2007、p.68 最初の三か月は規定に従ってフランス座が給料を支給していたがそれ以降は医療扶助けと芸人のカンパだった。
- ^ 堀切直人2007、p.75
- ^ 堀切直人2007、p.76 この入院中に父親が亡くなっている。
- ^ 『渥美清わがフーテン人生』、p.94
- ^ 吉岡1997、p.104
- ^ “(寅さんの伝言)朝丘雪路さん板の人間土足で舞台上がらず”. 朝日新聞 (2018年1月1日). 2021年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
- ^ 吉岡1997、p.106 、本書には「睡蓮」とあるが「すいれん」が正しい
- ^ 「私の履歴書 倍賞千恵子」『日本経済新聞 東京朝刊』日本経済新聞社、2023年12月6日、44面。
- ^ “Cinema Clasics”. 2024年4月20日閲覧。
- ^ 『寅さんは生きている』p.119
- ^ 「ボクのカミサンです / 渥美清」『婦人生活』第23巻第7号、婦人生活社、1969年5月1日、47 - 50頁、NDLJP:2324736/22。
- ^ a b 池田1990、p.16
- ^ 「寅さんは生きている」、p.21、p.68
- ^ 「寅さんは生きている」pp.68-71
- ^ a b c 石坂昌三「評伝・渥美清 『寅さん』渥美清の軌跡」『キネマ旬報』1996年9月下旬号、65頁。
- ^ a b c d e 油井宏之「多チャンネル時代到来で注目される"映画界"の雄『東映』発展の足跡 東映会長・岡田茂インタビュー 『デジタル時代を迎えても即応型の東映は大丈夫だ』」『実業界』1996年11月号、実業界、104–105頁。
- ^ 富司純子他「鎮魂、映画の昭和 岡田茂他」『映画芸術』2011年8月号、編集プロダクション映芸、132頁。
- ^ a b 岡田茂『悔いなきわが映画人生:東映と、共に歩んだ50年』財界研究所、2001年、145-146頁。ISBN 4-87932-016-1。
- ^ 引き抜き、タイトル付け、リストラ…岡田茂氏「伝説」の数々 スポーツ報知2011年5月10日(archive)
- ^ 瀬川昌治『素晴らしき哉 映画人生!』清流出版、2012年、167-168、172-173頁頁。ISBN 978-4-86029-380-2。
- ^ 瀬川昌治と喜劇役者たち〜エノケンからたけしまで - flowerwild.net ──瀬川昌治インタビュー vol.2
- ^ 『ぴあシネマクラブ 邦画編 1998-1999』ぴあ、1998年、240頁。ISBN 4-89215-904-2。
- ^ 『日本映画人名事典 男優篇〈上巻〉』キネマ旬報社、1996年、51頁。ISBN 4-87376-188-3。日本シナリオ作家協会 鈴木尚之 人とシナリオ出版委員会『鈴木尚之 人とシナリオ』日本シナリオ作家協会、1998年、30-31頁。ISBN 4-915048-08-X。桂千穂「掛札昌裕」『にっぽん脚本家クロニクル』青人社、1996年、735頁。ISBN 4-88296-801-0。
- ^ 「小林2000」p.369
- ^ 「寅さんは生きている」p.59
- ^ 堀切直人2007、p.142
- ^ a b c d e 吉村(2017)、pp.381-384。吉村の山田インタビューより
- ^ 篠原のみ30日と書いている。篠原2019、p.174
- ^ 『寅さんは生きている』pp.344-355
- ^ 「50周年!男はつらいよぴあ」p.25、倍賞千恵子インタビュー
- ^ 拝啓 渥美清様2006、p.242、p.261。この時の写真が同ページに掲載されており生前最後の写真とされている
- ^ 篠原(2019)、p.174。あくまで「こんなオレでもいいんだね」と言ったとされる。
- ^ 篠原(2019)、p.204
- ^ 篠原(2019)、p.184
- ^ 篠原(2019)、p.189
- ^ 小林2016、p.428
- ^ 篠原(2019)、p.190
- ^ 『寅さんは生きている』p.122
- ^ 小林2016、p.427
- ^ 篠原2019、pp.172-173
- ^ 倍賞1997、p.14
- ^ a b c d 『松竹百十年史』松竹、2006年2月、461頁。 NCID BA78851713。全国書誌番号:21114533。
- ^ a b c d 「「寅さん」の大きさずしり 庶民のユートピア お別れの会に長い列」『朝日新聞』、1996年8月14日、夕刊、7面。
- ^ a b c d 「寅さんと2万人が別れ 渥美清さんとお別れする会 鎌倉・大船撮影所」『朝日新聞』、1996年8月13日、夕刊、11面。
- ^ a b 「寅さん 永遠の別れ 松竹大船撮影所」『神奈川新聞』、1996年8月14日、25面。
- ^ 『この世の景色(早坂暁)』pp.148-152
- ^ 『寅さんは生きている(日刊スポーツ新聞社文化部)』pp.202-204
- ^ a b c 「寅さん、突然の旅立ちから1年 松竹大船撮影所でファンら献花」『朝日新聞』、1997年8月4日、夕刊、15面。
- ^ 吉岡1997、p.44
- ^ 池田1990、p.158
- ^ 『讀賣年鑑』第1973巻、670ページ
- ^ 秋野(2017)、p173。pp.178-182。秋野によると当時のアサヒグラフにも中央大学卒と記されていた
- ^ 『寅さんは生きている』pp.128-129
- ^ 『寅さんは生きている』p.6
- ^ a b c NHK『100年インタビュー』(山田洋次の回想より)[出典無効]
- ^ 「寅さんは生きている」p.69。披露宴の妻正子さん、関、谷の写真も写っている
- ^ 「『花へんろ』第4部は難産 NHKの名作ドラマ 9年ぶり制作 5-6月6回放送」『読売新聞夕刊』、1997年4月8日、7面。
- ^ 風天(フーテン): 渥美清のうた p176
- ^ 堀切直人2007、pp.193-194
- ^ 『寅さんは生きている」p.88-91
- ^ “幻の「渥美放哉」”. 読売新聞 (2022年7月15日05:00). 2022年7月17日閲覧。
- ^ 小林2016、pp.9-22
- ^ 小林信彦『おかしな男 渥美清』(新潮文庫、2000年、pp.326-328)
- ^ 「男はつらいよ DVD BOX」(松竹、2008年10月発売)、監督の特典インタビューにて(2008年収録)
- ^ シナリオ作家協会発行「シナリオ」1968年8月号収録
- ^ 「寅さんは生きている」p.54
- ^ https://www.tanakashusei.jp/%E5%AF%B8%E8%A9%B1%E5%AF%B8%E8%A9%95/%E7%AC%AC%E5%85%AD%E5%9B%9E-%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E8%A7%A3%E4%BD%93%E8%AB%96-%E3%81%A8%E7%A7%81/
- ^ 寅ちゃんと寅さん(2010年1月1日) - 布袋寅泰公式ブログ
- ^ 『寅さんは生きている』pp.25-26
- ^ 秋野(2017)、pp.134-135。但し下記の出演作品にあるように運転手役には何回か就いている
- ^ >倍賞1997、pp.17-18
- ^ >篠原2019、pp.169-170
- ^ 篠原2019、pp.188-1190
- ^ 小林2016、p.411
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ “ドラマ 幾山河は越えたれど-昭和のこころ・古賀政男”. NHK. 2021年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月27日閲覧。
- ^ “渥美清のああ、青春日記 国民的英雄「寅さん」の過去に迫る!死の恐怖を乗り越え愛と友情に生きた日々”. テレビドラマデータベース. 2016年8月22日閲覧。
- ^ “満島ひかり、黒柳徹子役に決定 NHKドラマ『トットてれび』出演者発表”. ORICON STYLE (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
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