浜松まつり 参加町

浜松まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 02:35 UTC 版)

参加町

参加各町は町名と併用でまつり組織として(一部は)を名乗る。ここでは組名は省略し、町名のみの記載とする。なお、住居表示の実施などにより住所上の町名と参加町名が一致しない場合があるが、浜松まつりにおいては参加町名での表記に統一されているため本記事でもそれに倣う。

2019年には174組が参加した[16]。参加町は近隣の参加町同士で16の「ブロック」に分かれている。

ブロック 参加町 別名
第1ブロック(15町) 利町、紺屋町、松城町、 元城町、 連尺町、 肴町、田町、池町、尾張町、元目町、北田町、 鍛冶町

千歳町、伝馬町、大工町

風心会(鍛冶町、肴町、田町、大工町、伝馬町、千歳町のみ)
第2ブロック(10町) 野口町、 八幡町、船越町、常盤町、早馬町、東田町、馬込町、松江町、新町、板屋町
第3ブロック(5町) 山下町、中沢町、元浜町、下池川町、高林町 北部会(旧北部会)
第4ブロック(8町) 元魚町、旅籠町、平田町、塩町、成子町、東菅原町、西菅原町、東伊場 縣居ブロック(県居ブロック)
第5ブロック(10町) 若林町、若林町北、篠原地区、鴨江町、鴨江北町、栄町、中山町、三組町、西伊場町、入野地区 西部連合(佐鳴台一丁目含む)
第6ブロック(18町) 高町、亀山町、広沢町、蜆塚町、名残町、 布橋南、布橋北、文丘町、追分町、東上池川町

西上池川町、和地山町、山手町、西山町、富塚町、富塚町北、富塚町西、和合町西和

西部会
第7ブロック(2町) 佐鳴台一丁目、佐鳴台
第8ブロック(7町) 住吉町、

葵東、和合町、泉、小豆餅、幸、萩丘

第9ブロック(12町) 新津町、茄子町、助信町、曳馬町三浦、曳馬町本郷、曳馬町宮、曳馬町金屋

曳馬町阿弥陀、細島町、十軒町、早出町、上島町

曳馬連合(北部会)
第10ブロック(12町) 砂山町、寺島町、龍禅寺町、北寺島町、三島町

寺脇町、中田島町、砂丘、白羽町、瓜内町、楊子町 、米津町

第11ブロック(9町) 海老塚町、浅田町、森田町、神田町、南栄、新橋町、小沢渡町、 倉松町、卸本町 南部会(第15ブロックを含む)
第12ブロック(12町) 木戸町、相生町、佐藤西南、佐藤中町、天神町、富吉町、向宿町、名塚町、領家町

中島町本町、中島町諏訪、中島町市場

第13ブロック(20町) 植松町、子安町、丸塚町、上新屋町、上西町、大蒲町、市野町、小池町、中田町、原島町

天王町、下石田町、上石田町、和田町、天竜川町、薬師町、安間町、篠ヶ瀬町、神立町、宮竹町

第14ブロック(18町) 西町、渡瀬町、三和町、飯田町、下飯田町、安松町、芳川町神出、芳川町大橋、本郷町、本郷町東、頭陀寺町、恩地町、参野町、立野町、西伝寺町、 金折町、都盛町、四本松町
第15ブロック(3町) 西島町、江之島町、遠州浜
第16ブロック(13町) 葵西、三方原町、三方原南、高丘、初生町、初生北、西ヶ崎、湖東町、大山町、有玉北西南、百里園、三方原百園、半田山 北星連合

昭和30年以前からの参加町(旧町)

50音順にて、町名は現行の参加町名で表記。

相生町 浅田町 池町 板屋町 海老塚町 追分町 尾張町 鍛冶町 亀山町 鴨江町 北田町 北寺島町 木戸町 元目町 紺屋町 栄町 肴町 佐藤中町 佐藤西南 塩町 下池川町 新町 助信町 砂山町 住吉町 田町 大工町 高町 高林町 千歳町 寺島町 天神町 伝馬町 常盤町 富吉町 中沢町 中島町市場 中島町諏訪 中山町 名残町 平田町 成子町 西上池川町 西菅原町 野口町 旅籠町 八幡町 早馬町 東伊場 東上池川町 東菅原町 東田町 広沢町 船越町 馬込町 松江町 松城町 三組町 向宿町 元魚町 元城町 元浜町 森田町 山下町 龍禅寺町 連尺町 和地山町

新参加町

町名は現行の参加町名で表記。

  • 1975年(昭和50年) 卸本町
  • 1976年(昭和51年) 砂丘 入野地区
  • 1978年(昭和53年) 領家町
  • 1981年(昭和56年) 布橋
  • 1982年(昭和57年) 三島町
  • 1983年(昭和58年) 中島町本町 西伊場町 山手町 神田町 早出町
  • 1984年(昭和59年) 名塚町 布橋南 倉松町 下石田町 曳馬町本郷
  • 1985年(昭和60年) 茄子町 頭陀寺町 和合町 富塚町 本郷町東 鴨江町北 曳馬町阿弥陀 葵東 芳川町大橋
  • 1986年(昭和61年) 泉 幸 上新屋町 佐鳴台 十軒町 上島町 葵西 小豆餅 新津町 和田町 三和町 安松町 萩丘
  • 1987年(昭和62年) 曳馬町三浦 白羽町 恩地町 瓜内町 文丘町 金折町 南栄 高丘町 初生町北
  • 1988年(昭和63年) 和合町西和 利町 中田島町 佐鳴台一丁目 渡瀬町 参野町 曳馬町金屋 西町
  • 1989年(平成元年) 飯田町 曳馬町宮 西伝寺町
  • 1990年(平成2年) 下飯田町 安間町 本郷町 西山町 遠州浜 三方原町 西島町 天王町 湖東町 植松町
  • 1991年(平成3年) 寺脇町 芳川町神出 楊子町 有玉西南北町
  • 1992年(平成4年) 上西町 小池町 小沢渡町 篠原地区 立野町 富塚町北 富塚町西 中田町 三方原南
  • 1993年(平成5年) 丸塚町 子安町 市野町
  • 1994年(平成6年) 天竜川町 初生町 細島町
  • 1995年(平成7年) 大蒲町 西ヶ崎町 都盛町
  • 1996年(平成8年) 原島町 四本松町 半田山
  • 1997年(平成9年) 江之島町 薬師町 若林町
  • 1998年(平成10年) 新橋町
  • 1999年(平成11年) 上石田町 百里園
  • 2001年(平成13年) 大山町
  • 2002年(平成14年) 米津町
  • 2006年(平成18年) 篠ヶ瀬町
  • 2007年(平成19年) 神立町 若林町北
  • 2009年(平成21年) 三方原町百園 宮竹町

参加町の減少

2020年代に入ると、人手不足などの理由により参加を休止する町が発生。

2023年には富吉町などが参加を休止したため171ヶ町での開催となった。


注釈

  1. ^ 凧合戦のみならず御殿屋台引き回しや練りを包含して凧と呼称する。
  2. ^ これは後述するが浜松まつりと命名される1950年より前の呼称である。
  3. ^ 新品・自作・初凧中古・修繕品など様々な場合がある。
  4. ^ 形状は変わらないが揚げつけの際の祝い事が省略されるので合戦をしやすい。
  5. ^ 激練りという単語自体は練りそのもの、あるいは「練りをつぶす」行為を指す。
  6. ^ これは、東洋水産が1978年に発売したカップ麺「激めん」のCMで、三橋美智也が「激れ!激れ!」と連呼していたことに影響を受けている。
  7. ^ 正しくは「施主」である。
  8. ^ 遠州では山車と呼ぶことはなく、禰里と呼ぶ地域を除き専ら屋台と呼ばれる。
  9. ^ 遠州の屋台には花屋台と御殿屋台がある。
  10. ^ なお、遠州地方には二輪屋台の文化も一部に存在するが、浜松市内は主に四輪であり、浜松まつりもその範疇である。
  11. ^ ただし、後述するように掛塚式屋台ではない収穫祭用屋台を引き回す町も現れている。
  12. ^ 三連か二連かは町ごとに決まっている。一つの町で両方を使い分けるところもある。
  13. ^ ラッパの持ち方は横持ちが主流である。
  14. ^ 結局警察署の認可が下りず実現されなかった。
  15. ^ 静岡放送静岡新聞社が主催していた「ミス浜松」コンテスト。新型コロナウイルス感染拡大による浜松まつりの休止後、ミス浜松まつりは終了することが発表されている。
  16. ^ オリジナル柄の法被など。
  17. ^ まつりの本筋とは異なる合同練りや、まつりの本筋とは関係のないパレードやカラオケ大会など。

出典

  1. ^ a b もよおし 浜松まつり”. 浜松市 (2018年4月18日). 2018年8月21日閲覧。
  2. ^ 【報告】浜松まつりに昨年越える人出”. 浜松商工会議所 (2013年6月3日). 2020年12月4日閲覧。
  3. ^ 雨なんの、本番待てない 各地区で浜松まつり前夜祭”. 静岡新聞 (2018年5月3日). 2018年8月21日閲覧。
  4. ^ 勇壮な凧揚げ合戦と御殿屋台引き回し”. 浜松まつり公式ウェブサイト. 浜松まつりの歴史. 浜松だいすきネット. 2018年8月21日閲覧。
  5. ^ 映像詩 静岡の祭り「遠州横須賀凧上げまつり」=2月6日放送”. SBSテレビ夕刊. 2008年4月1日閲覧。
  6. ^ 浜松市100年のあゆみ”. 浜松市. 2012年5月1日閲覧。
  7. ^ 平成23年度浜松まつりの中止について”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2011年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
  8. ^ a b 伝統の大たこ揚げ中止、市民の不満収まらず”. 読売新聞 (2011年5月3日). 2011年5月3日閲覧。
  9. ^ “浜松まつり、新型コロナで中止 最大60億円の経済損失も”. 日本経済新聞. (2020年3月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57113220T20C20A3L61000/ 2020年3月27日閲覧。 
  10. ^ “浜松まつり、中止を決定 各町の個別活動も含め全ての催し”. 静岡新聞. (2020年3月23日). https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/749318.html 2020年3月23日閲覧。 
  11. ^ 令和2年度浜松まつり中止について”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2020年3月27日閲覧。
  12. ^ 1995年4月26日発刊の中日新聞(浜松版)朝刊より。
  13. ^ 2014年1月25日発刊の中日新聞(浜松版)朝刊33面より。
  14. ^ a b c d e f g h i 伝統・騒音 苦情配慮も… 浜松まつり”. 中日新聞 (2018年5月6日). 2018年8月21日閲覧。
  15. ^ 市長へのご意見箱 浜松まつりについて”. 浜松市産業部 観光・シティプロモーション課 (2017年5月19日). 2018年8月21日閲覧。
  16. ^ 凧揚げ合戦 を参照。
  17. ^ 会場アクセス”. 浜松まつり本部・浜松だいすきネット. 2012年5月3日閲覧。






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