機関砲 出典

機関砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 07:16 UTC 版)

機関砲(きかんほう、: Autocannon)は、装填から発射までの、射撃にかかわる一連の動作を自動的に行う機構を備えた火砲[1]重機関銃と類似する面もあるが、より大型・大口径砲弾を使用する[2]


注釈

  1. ^ 第一次世界大戦中、ドイツによる戦略爆撃に対してイギリスが国土防空体制を急ぎ構築した際にはポンポン砲も用いられており、ツェッペリン飛行船を撃墜する戦果も挙げてはいたが、総合的にみて性能は限定的だったうえに危険でもあり、ロンドンの防空体制構築の責任者となったスコット提督は、これを廃止して通常の高射砲と置き換えた[10]
  2. ^ システムの可搬性の面では、携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)などSAMのほうが優れている面もある[12]
  3. ^ 後には、機関砲に加えて、小型の近接防空ミサイルを併用するシステムも登場している[15]

出典

  1. ^ a b c d 弾道学研究会 2012, pp. 889–896.
  2. ^ a b c d e f g h ワールドフォトプレス 1986, pp. 70–84.
  3. ^ 機関砲と機関銃の称呼区分廃止の件」 アジア歴史資料センター Ref.C01005020700 
  4. ^ 高須 1992.
  5. ^ 高須 1979.
  6. ^ Gander 2013, pp. 16–27.
  7. ^ a b 立花 1999, pp. 162–172.
  8. ^ Tony DiGiulian (2017年5月1日). “Britain 1.5-pdr [37 mm/43 (1.46") Mark I - NavWeaps]” (英語). 2022年10月17日閲覧。
  9. ^ a b Friedman 2011, p. 120.
  10. ^ Hogg 1982, pp. 12–19.
  11. ^ Hogg 1982, pp. 61–63.
  12. ^ a b c d Dunnigan 1992, pp. 188–190.
  13. ^ ワールドフォトプレス 1986, pp. 84–95.
  14. ^ a b 堤 2006.
  15. ^ 多田 2022, pp. 96–102.
  16. ^ 野木 2014.


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