東証Arrows 東証Arrowsの概要

東証Arrows

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 05:18 UTC 版)

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マーケットセンター(東証Arrows内)

概要

東証アローズ」とも表記される。投資家への投資情報の提供と、上場企業の情報開示サポートを目的として、2000年5月9日に開設された。

1999年4月30日に閉鎖された立会場跡地に設けられている。

なお2010年12月にはこの施設をモチーフとした東証のマスコット「あろーずくん」が作成された。

東証アローズ()の意味は、情報が行き交うと言う意味を示している。

施設

東証Arrowsは、以下の施設などから構成されている。

  • 日々の取引監理を行う「マーケットセンター」
  • 放送局のスタジオが置かれる「メディアセンター」
  • 株式取引をバーチャル体験出来る「マーケット・エクスペリエンス・コーナー」
  • 博物館的施設の「東証プラザ」「証券史料ホール」
  • 上場企業の開示資料などが置かれる図書館的施設の「インフォメーション・テラス」

なお、当施設は投資家の他、一般の見学も可能である。

マーケットセンター

マーケットセンターは、筒状のガラス張りで建築されており、市場の透明・公平性を表している。

マーケットセンター内では、日々行われる株取引を監視しており、内部者取引など「不正の疑いがある取引」を発見した際に調査を行い、仲介した証券会社へと連絡を入れており、年間およそ2,000件ほど調査が行われている。

マーケットセンターの上部で回転している電光掲示板は「チッカー」と呼ばれている。直近の約定した取引が流れており、内周と外周で同じものが流れている。流れる速度は8段階あり、取引の多さで切り替わる。

外部リンク

座標: 北緯35度40分56.82秒 東経139度46分44.74秒 / 北緯35.6824500度 東経139.7790944度 / 35.6824500; 139.7790944






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