東北新幹線 歴史

東北新幹線

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歴史

年表

国鉄時代 開業前

  • 1964年昭和39年)
  • 1967年(昭和42年)7月:日本国有鉄道(国鉄)が全国新幹線網構想を発表。
  • 1969年(昭和44年)5月30日新全国総合開発計画決定。
  • 1970年(昭和45年)5月18日全国新幹線鉄道整備法公布[21][22]
  • 1971年(昭和46年)
    • 1月13日:鉄道建設審議会、東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の基本計画組入れを建議[23]
    • 1月18日昭和46年告示第17号により、東北新幹線 東京都 - 盛岡市間の基本計画公示[22]
    • 11月28日:東北新幹線着工[22]。キャッチコピーは「ひかりは北へ」。
  • 1972年(昭和47年)
    • 5月2日:鉄道建設審議会、東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の基本計画を答申[23]
    • 6月29日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間を含む整備新幹線4線の基本計画決定および調査指示[21][24][22][23]
    • 7月3日:昭和47年告示第242号により、東北新幹線の基本計画区間を東京都 - 青森市間に変更。
    • 12月25日:東北新幹線建設工事着工。
  • 1973年(昭和48年)
    • 10月2日:国鉄、東北新幹線 盛岡市 - 青森市間調査報告書提出。盛岡市からほぼ東北本線沿いに、八戸付近を経由して青森に至るルートとする[23]
    • 10月17日:第60回鉄道建設審議会において、運輸大臣から諮問された東北、北海道、北陸、九州および長崎新幹線の建設に関する整備計画を定めることの諮問について、適当と認める答申を行う[23]
    • 11月13日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間を含む整備新幹線5線の整備計画決定および建設指示[21][24][22][23]
  • 1977年(昭和52年)11月:東北新幹線の上野駅建設が決定。
  • 1978年(昭和53年)10月3日:新幹線整備関係閣僚会議において、東北新幹線 盛岡市 - 青森市間を含む整備新幹線5線の具体的実施計画決定[23]
  • 1979年(昭和54年)
    • 1月23日:新幹線整備関係閣僚会議において、東北新幹線 盛岡市 - 青森市間を含む整備新幹線5線に関する環境影響評価指針が了承される[23]
    • 6月9日小山駅付近に建設された東北新幹線総合試験線にて、試作車両の走行試験を開始。
    • 9月:仙台試験線管理所開設。
  • 1980年(昭和55年)8月10日:東北新幹線青森地区調査坑着工[23]
  • 1981年(昭和56年)
    • 4月1日:仙台工場発足。
    • 6月12日:全国新幹線鉄道整備法改正。建設費の地元負担が可能とされる[22]
    • 8月1日:小山運転所(現・小山新幹線車両センター)発足。
    • 8月10日:盛岡新幹線第一運転所開所。仙台試験線管理所を改組し、仙台新幹線第一運転所発足。後に仙台工場と統合し、仙台総合車両所に改称。
    • 10月29日:列車愛称を「やまびこ」・「あおば」と発表。
  • 1982年(昭和57年)
    • 1月14日:東北新幹線 大宮 - 盛岡間のレール敷設工事完了。大宮駅で締結式を開催。
    • 3月30日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の候補ルート・駅位置発表[24][22][23]

国鉄時代 開業後

  • 1982年(昭和57年)
    • 6月23日:東北新幹線 大宮 - 盛岡間 (465.2km)暫定開業[22]200系営業運転開始。最高速度210km/hで、速達タイプが「やまびこ」、各駅タイプが「あおば」となった。「やまびこ」5往復(うち1往復は臨時列車)「あおば」6往復運転開始。2002年12月の八戸延伸開業の際に本線として使用されることになった盛岡 - 盛岡新幹線第一運転所間の回送線も供用開始。当初は大宮 - 上野間は専用列車の「新幹線リレー号」が結んでいた[25]
    • 9月24日:臨時行政調査会第三次答申にて、財政赤字の拡大、国鉄の経営悪化を理由に整備新幹線の建設計画凍結を閣議決定[22]
    • 11月15日上越新幹線 大宮 - 新潟間が開業、東北新幹線が(暫定開業に対する)本開業。定期列車を10往復から30往復に大幅増便。
    • 12月6日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間環境影響評価報告書案公表[23]
  • 1983年(昭和58年)
    • 8月4日古川駅において家族が降車しきる前に列車が発車してしまい、ホームに取り残された小学生が、一ノ関駅方面に線路上を歩いて後続列車にはねられて死亡する事故が発生。
    • 10月20日:青森着工準備作業所設置[23]
  • 1984年(昭和59年)1月10日水沢江刺駅新花巻駅建設工事着工。
  • 1985年(昭和60年)
    • 月日不詳:上野第一運転所開設。
    • 2月12日:水沢江刺駅・新花巻駅建設工事完了。
    • 3月14日:東北新幹線 上野 - 大宮間 (27.7km) 延伸開業。同時に水沢江刺駅、新花巻駅開業。最高速度を240km/hへ引き上げ。「新幹線リレー号」廃止。
    • 12月4日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の工事実施計画が認可申請され、運輸大臣がこれを受理[24][22][23]
    • 12月16日:奥羽本線新青森駅建設着工[22][23]
    • 12月25日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の環境影響評価終了[24]
  • 1986年(昭和61年)11月1日:奥羽本線新青森駅開業[23]
  • 1987年(昭和62年)
    • 1月30日:整備新幹線建設計画凍結の一部解除を閣議決定[22]
    • 月日不詳:上野第一運転所を上野新幹線第一運転所に改称。

JR東日本発足後

  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)8月11日運輸省が整備新幹線の暫定整備計画案を発表。政府・与党申し合わせにより、整備新幹線着工優先順位決定。東北新幹線 盛岡 - 沼宮内間および八戸 - 青森間をミニ新幹線にすると発表[21][22]
  • 1989年平成元年)
  • 1990年(平成2年)
    • 1月22日:東京駅延伸工事中に第1上野トンネル(通称:御徒町トンネル)の建設現場で土砂が噴出し地上の道路が陥没する事故が発生。
    • 3月10日くりこま高原駅開業。
    • 9月28日:建設推進準備事業として、三戸トンネル技術調査着手[23]
    • 12月24日:政府・与党申し合わせで、暫定整備計画による東北新幹線 盛岡 - 青森間の1991年(平成3年)度からの本格着工を決定。並行在来線をJRから経営分離することを明記[22]
  • 1991年(平成3年)
    • 月日不詳:盛岡新幹線第一運転所を盛岡新幹線運転所に改称。
    • 6月20日:東北新幹線 東京 - 上野間 (3.6km) 延伸開業。東京駅乗り入れを果たす。
    • 8月9日:東北新幹線 沼宮内 - 八戸間、フル規格で追加認可申請[24]
    • 8月22日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間の整備計画発表。沼宮内 - 八戸間をフル規格で追加認可・着手。盛岡 - 沼宮内間および八戸 - 青森間の暫定整備計画認可[24][23]
    • 9月4日:東北新幹線 盛岡市 - 青森市間、暫定整備計画で着工。起工式および着工祝賀会開催[21][22][23]
    • 10月1日:JR東日本が新幹線鉄道保有機構から新幹線施設を買い取り。新幹線鉄道保有機構は解散し、鉄道整備基金設立[21]
  • 1992年(平成4年)
    • 1月28日:三戸トンネル(南工区)工事安全祈願祭[23]
    • 6月19日:三戸トンネル(北工区)工事安全祈願祭[23]。運輸政策審議会が、「五大都市(東京、大阪、名古屋、札幌、および福岡)から地方主要都市までを概ね3時間程度で結ぶ」とする答申を発表。
    • 7月1日山形新幹線福島 - 山形間)開業。同線との直通列車として「つばさ」運転開始。200系「やまびこ」と400系「つばさ」の併結運転開始。
    • 12月18日:岩手トンネル(女鹿工区)工事安全祈願祭[23]
  • 1993年(平成5年)3月2日:八戸鉄道建設所設置[23]
  • 1994年(平成6年)
    • 2月4日:岩手トンネル(火行工区)工事安全祈願祭[23]
    • 2月8日非自民連立政権の政府・与党が新規着工凍結の申し合わせ[21][23]
    • 2月14日:金田一トンネル(北工区)工事安全祈願祭[23]
    • 7月15日E1系"Max"が営業運転開始。「Maxやまびこ」・「Maxあおば」を新設。
    • 9月:自社さ連立政権の政府・与党に整備新幹線検討委員会を設立[21]
    • 12月19日:自社さ連立政権の政府・与党が再度新規着工凍結の申し合わせ[21][23]。東北新幹線盛岡 - 沼宮内間をフル規格に変更し、八戸 - 青森間のミニ新幹線計画を取り下げ[22]
  • 1995年(平成7年)
    • 4月12日:東北新幹線 八戸 - 青森間のミニ新幹線の建設指示を撤回[23]
    • 4月26日:東北新幹線 盛岡 - 沼宮内間、フル規格で追加認可申請[24]
    • 4月28日:東北新幹線 盛岡 - 沼宮内間の工事実施計画、フル規格で認可・着手[24]。また、東北新幹線 沼宮内 - 八戸間の工事実施計画の変更認可[23]
    • 5月29日:東北新幹線 盛岡 - 八戸間建設工事起工式。東北新幹線 盛岡 - 沼宮内間および八戸駅部起工、八甲田トンネル試掘調査。着手祝賀会開催[23]
    • 7月3日:八甲田トンネル試掘調査安全祈願祭開催[23]
    • 12月1日:開業以来最大規模となる抜本的なダイヤ改正を実施。「やまびこ」・「Maxやまびこ」の停車パターンを大幅に見直して仙台・盛岡方面への速達化および混雑度の分散化が図られた。東京 - 那須塩原間で「なすの」・「Maxなすの」運転開始。同時に「あおば」・「Maxあおば」を削減。400系「つばさ」は6両編成から7両編成に増結。
    • 12月12日:渋民トンネル安全祈願祭開催[23]
  • 1996年(平成8年)12月25日:政府・与党合意により、整備新幹線の新財源スキーム、新規着工区間など決定。上下分離方式により、JRは受益の範囲を限度とした貸付料を支払うこととされる。東北新幹線 八戸 - 新青森(石江間)のフル規格化および着工が決定[26][22][23]
  • 1997年(平成9年)
    • 3月22日秋田新幹線(盛岡 - 秋田間)開業。同線との直通列車として「こまち」運転開始。最高速度を275km/hへ引き上げ。同日E2系が営業運転開始。200系・E2系「やまびこ」とE3系「こまち」の併結運転開始。「つばさ」を併結する「やまびこ」が10両編成となり、東京 - 福島間では新幹線としては初めてとなる17両編成の列車が見られるようになった。
    • 5月:全国新幹線鉄道整備法改正(財源スキームの見直し)。
    • 10月1日北陸新幹線高崎 - 長野間(通称・長野新幹線)が開業し、同新幹線が東京 - 大宮間に乗り入れ開始。列車愛称を行先別に整理、「あおば」・「Maxあおば」を廃止し「やまびこ」・「Maxやまびこ」に統合(詳細は後述)。東京駅20・21番ホームの新設により上野駅発着の定期列車が消滅した(上越新幹線についても同じ)。鉄道整備基金が船舶整備公団と統合し、運輸施設整備事業団設立。
    • 12月20日E4系Maxが営業運転開始。
  • 1998年(平成10年)
    • 1月21日:政府・与党整備新幹線検討委員会検討結果公表。従来の整備計画として、東北新幹線 盛岡 - 青森間の維持を確認。東北新幹線 八戸 - 新青森(石江間)の優先順位第1位での建設着工を決定[26][23]
    • 2月19日:東北新幹線 八戸 - 新青森間建設工事実施計画、フル規格で追加認可申請[24]
    • 3月12日:東北新幹線 八戸 - 新青森間建設工事実施計画、フル規格で認可[24][22][23]
    • 3月13日:東北新幹線 八戸 - 新青森間建設工事着手[24]
    • 3月28日:東北新幹線 八戸 - 新青森間建設工事着工[21]。起工式および着工祝賀会開催[23]
    • 8月18日:八甲田トンネル梨の木工区工事安全祈願祭開催[23]
    • 11月6日:法師岡路盤他工事安全祈願祭開催[23]
    • 12月8日:E1系Maxによる「Maxやまびこ」が東京 - 仙台間1往復に減便され、仙台以北での定期運用終了。E3系「こまち」は5両編成から6両編成に増結。
  • 1999年(平成11年)
    • 2月24日:高岩トンネル貫通式開催[23]
    • 4月29日:E4系「Maxやまびこ」と400系「つばさ」が併結運転開始。
    • 5月12日:東北新幹線 八戸 - 新青森間の青森車両基地の工事実施計画認可[23]
    • 6月3日:八戸高架橋工事安全祈願祭開催[23]
    • 6月28日:北高岩高架橋工事安全祈願祭開催[23]
    • 7月15日:第四馬淵川橋梁工事安全祈願祭開催[23]
    • 8月27日:八甲田トンネル(市ノ渡工区)工事安全祈願祭開催[23]
    • 9月16日:田茂木野トンネル工事安全祈願祭開催[23]
    • 9月28日:八戸路盤工事安全祈願祭開催[23]
    • 10月4日:八戸駅地区工事合同安全祈願祭開催[23]
    • 10月29日:八戸電留線路盤工事安全祈願祭開催[23]
    • 12月4日:山形新幹線 山形 - 新庄間延伸開業。E3系1000番台が営業運転開始し、E1系Maxが東北新幹線列車での定期運用を終了。秋田新幹線「こまち」との併結運転列車から200系が撤退してE2系のみとなり、「こまち」は所要時間の短縮が図られた。
  • 2000年(平成12年)
    • 2月10日:八戸軌道敷設工事安全祈願祭並びにレール発進式開催[23]
    • 2月27日:金田一トンネル貫通式開催[23]
    • 5月25日:東北新幹線 盛岡 - 八戸間電気設備工事安全祈願祭並びに電化柱建植式開催[23]
    • 9月4日:八甲田トンネル屋形工区工事安全祈願祭開催[23]
    • 9月9日:岩手一戸トンネル貫通式開催[23]
    • 10月2日:日本鉄道建設公団盛岡支社七戸鉄道建設所設置。八甲田トンネル大坪工区工事安全祈願祭開催[23]
    • 10月3日:八甲田トンネル折紙工区工事安全祈願祭開催[23]
    • 10月6日:細越トンネル工事安全祈願祭開催[23]
    • 11月1日:青森県八戸新幹線事務所設置[23]
    • 12月14日:八甲田トンネル市ノ渡工区内で土砂崩れが発生し、作業員1人が死亡。
    • 12月18日:整備新幹線の取扱いについての政府・与党申し合わせ[26][23]。東北新幹線 盛岡 - 八戸間は2002年(平成14年)末、八戸 - 新青森間は今後概ね12年後の完成を目指すとされた。
  • 2001年(平成13年)
    • 3月13日:青森車両基地路盤他工事安全祈願祭開催[23]
    • 4月1日:県土整備部に東北新幹線室設置。青森新幹線事務所、七戸新幹線事務所設置[23]
    • 4月25日:東北新幹線 盛岡 - 沼宮内間、沼宮内 - 八戸間、八戸 - 新青森間の変更認可[23]
    • 5月7日:船岡高架橋建設工事安全祈願祭開催[23]
    • 5月30日:二戸駅舎工事安全祈願祭開催[23]
    • 7月3日:三本木原トンネル工事安全祈願祭開催[23]
    • 7月6日:尻内高架橋工事安全祈願祭開催[23]
    • 9月21日:山形新幹線「つばさ」との併結運転列車から200系が撤退し、E4系のみとなる。これにより17両編成の列車は一旦見られなくなった。
    • 12月2日:東北新幹線 盛岡 - 八戸間レール締結式開催[23]
  • 2002年(平成14年)
    • 1月29日:船岡高架橋完成・消雪試験開始セレモニー開催[23]
    • 4月24日:六戸トンネル工事安全祈願祭開催[23]
    • 5月14日:八戸駅まで運行される列車の愛称を「はやて」と発表。
    • 5月27日:田茂木野トンネル貫通式開催[23]
    • 6月23日:東北新幹線大宮開業20周年に合わせ、200系F93編成を使用した「想い出のあおば」を運転。
    • 9月4日:盛岡 - 八戸間開業に伴う特別急行料金の上限設定を申請[27]
    • 9月20日:盛岡 - 八戸間開業に伴う特別急行料金の上限設定を認可[27]
    • 10月25日:全国新幹線鉄道整備法施行令の一部を改正する政令案を公表[28]
    • 11月1日:牛鍵トンネル工事安全祈願祭開催[23]
    • 11月20日:五戸トンネル工事安全祈願祭開催[23]

八戸延伸後

  • 2002年(平成14年)
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    • 3月27日:八甲田トンネル(市ノ渡・屋形工区間及び屋形・大坪工区間)貫通式開催[23]
    • 4月1日:仙台総合車両所を新幹線総合車両センター、盛岡新幹線運転所を盛岡新幹線車両センターに、それぞれ改称。
    • 6月1日:上野新幹線第一運転所を東京新幹線車両センターに改称。
    • 8月31日:整備新幹線の取扱いについての政府・与党中間申し合わせ[29]
    • 10月13日:ねぶたの里高架橋他工事安全祈願祭開催[23]
    • 11月6日:栄路盤他工事及び天間舘路盤他工事合同安全祈願祭開催[23]
    • 11月9日:高館トンネル他安全祈願祭開催[23]
    • 11月16日:奥入瀬川橋梁他安全祈願祭開催[23]
    • 12月1日:五戸トンネル他貫通式開催[23]
    • 12月15日:青森荒川橋梁他・青森高田高架橋他安全祈願祭開催[23]
    • 12月16日:政府・与党検討委員会の検討結果(政府・与党申し合わせ)により、新たな財源スキーム(既設新幹線譲渡収入の前倒し活用など)および着工区間が決定[26][23]。東北新幹線 八戸 - 新青森間については、2010年(平成22年)度末の完成を目指すとされた。
  • 2005年(平成17年)
    • 2月2日八甲田トンネル(折紙・築木工区間)貫通式開催[23]
    • 2月8日:七戸川橋梁・膝森路盤他合同安全祈願祭開催[23]
    • 2月27日:八甲田トンネル(大坪・折紙工区間)貫通式開催。八甲田トンネル(全長約26.5km)が貫通[23]
    • 3月25日:五戸川橋梁他安全祈願祭開催[23]。全国新幹線鉄道整備法施行令の一部を改正する政令案を閣議決定[30]
    • 5月31日:建設中の牛鍵トンネル内で、天井部分が60mに渡って陥没する事故が発生。この事故による新青森への延伸開業予定時期に支障はなく、年内に復旧工事がほぼ完了した。
    • 7月25日:下田錦ヶ丘トンネル他・館野トンネル他(柴山トンネル含む)合同安全祈願祭開催[23]
    • 7月29日:下田赤坂高架橋他安全祈願祭開催[23]
    • 8月30日:新青森駅高架橋他安全祈願祭開催[23]
    • 9月13日:雲谷平トンネル他貫通式開催[23]
    • 10月26日:本村高架橋他・明土高架橋他合同安全祈願祭開催[23]
    • 10月29日:七戸駅(仮称)路盤他安全祈願祭開催[23]
    • 11月15日:下河原高架橋他安全祈願祭開催[23]
    • 11月18日:市川トンネル他貫通式開催[23]
    • 11月27日:古川 - 盛岡間の保安装置をアナログATC(ATC-2型)からデジタルATC(DS-ATC)へ切り替える。
    • 12月10日:ダイヤ改正により、仙台以北における「Maxやまびこ」の定期運用終了。
    • 12月26日:八戸 - 新青森間工事実施計画(その2)の追加申請を認可[31]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月15日:砂土路川橋梁他安全祈願祭開催[23]
    • 3月27日:川去川橋梁他・上北トンネル他合同安全祈願祭開催[23]
    • 7月19日:牛鍵トンネル貫通式開催[23]
    • 10月13日:六戸トンネル貫通式開催[23]
    • 10月15日新白河 - 古川間の保安装置をアナログATC(ATC-2型)からデジタルATC(DS-ATC)へ切り替える。
    • 10月30日:八甲田トンネルの七戸側で、八甲田(東)軌道敷設他安全祈願祭並びにレール発進式開催[23]
    • 11月22日:三本木原トンネル貫通式開催[23]
  • 2007年(平成19年)
    • 2月28日:館野・柴山トンネル貫通式開催[23]
    • 3月18日健康増進法第25条により、全車両を禁煙化。
    • 3月30日:上北・赤平トンネル貫通式開催[23]
    • 4月25日:高館トンネル貫通式開催[23]
    • 6月23日:東北新幹線大宮開業25周年に合わせ、200系K47編成のリニューアル車両をリバイバル塗装とした「東北新幹線大宮開業25周年記念号」を運転。
    • 7月19日:八甲田トンネルの青森側で、青森軌道敷設・八甲田(西)軌道敷設安全祈願祭並びにレール発進式開催[23]
    • 7月22日:東京 - 新白河間の保安装置をアナログATC(ATC-2型)からデジタルATC(DS-ATC)へ切り替える。これに伴い、全線のATCがDS-ATCに統一される。
    • 9月7日:錦ヶ丘トンネル貫通式開催[23]
    • 12月5日:八戸軌道敷設安全祈願祭並びにレール発進式開催[23]。新青森駅高架橋他安全祈願祭開催[23]
  • 2008年(平成20年)
    • 5月12日:六戸・七戸軌道敷設安全祈願祭並びにレール発進式開催[23]
    • 8月1日:七戸駅(仮称)新築工事開始。安全祈願祭並びに立柱式開催[23]
    • 10月10日:新青森駅新築工事安全祈願祭並びに立柱式開催[23]
    • 12月20日:E3系2000番台が「つばさ」として営業運転を開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 7月29日:七戸駅(仮称)の駅名を、「七戸十和田駅」と決定。
    • 11月3日:新青森駅構内において 八戸 - 新青森間のレール締結式開催。東京 - 新青森間のレールが繋がる[22][23]
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日:八戸 - 新青森間開業準備のため、盛岡新幹線車両センター新青森開業準備派出を設置。
    • 4月13日:八戸 - 新青森間で走行試験開始[22][23]
    • 4月18日:400系の営業運転が終了。
    • 5月11日:八戸 - 新青森間の開業日が同年12月4日に決定し[22]E5系で運行される列車の愛称が「はやぶさ」と発表。
    • 9月13日:八戸 - 新青森間開業に伴う特別急行料金の上限設定を申請[32]
    • 9月21日:八戸 - 新青森間開業に伴う特別急行料金の上限設定が、運輸審議会において「軽微な事案」として認定[32]
    • 9月24日:八戸 - 新青森間開業に伴う特別急行料金の上限設定を認可[32]
    • 10月29日:国土交通省が、八戸 - 新青森間の鉄道施設の完成検査合格書をJR東日本に交付[33]
    • 11月11日:「はやぶさ」運行に伴う特別急行料金の上限設定を申請[34]
    • 11月25日:「はやぶさ」運行に伴う特別急行料金の上限設定が、運輸審議会において「軽微な事案」として認定[34]
    • 11月29日:「はやぶさ」運行に伴う特別急行料金の上限設定を認可[34]
    • 12月3日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構が申請した八戸 - 新青森間におけるJR東日本への貸付料を、国土交通省が認可[35]

全線開業後

  • 2010年(平成22年)
    • 12月4日:東北新幹線 八戸 - 新青森間 (81.8km) 延伸開業に伴い、東北新幹線が全線開業[24]。盛岡新幹線車両センター八戸派出が移転し、青森派出として開設。並行在来線の東北本線八戸 - 青森間が青い森鉄道に移管。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月5日:東京 - 新青森間で「はやぶさ」運転開始。最高速度を300km/hへ引き上げ[36]
    • 3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生。地震直後から全線で運転を見合わせ(運行状況の詳細な変遷は後述)。
    • 3月12日:東京 - 大宮間が運転再開(上越・長野新幹線の運転再開による)。
    • 3月15日:大宮 - 那須塩原間が運転再開。
    • 3月22日:盛岡 - 新青森間が運転再開。
    • 4月7日一ノ関 - 盛岡間が運転再開するが、同日夜に起きた余震で一ノ関 - 新青森間が再度不通となる。
    • 4月12日:那須塩原 - 福島間が運転再開。
    • 4月13日:盛岡 - 新青森間が運転再開。
    • 4月23日:一ノ関 - 盛岡間が運転再開。
    • 4月25日:福島 - 仙台間が運転再開。
    • 4月29日:仙台 - 一ノ関間が運転再開し、全線で運転再開[37]。ただし一部区間で減速運転のため、特別ダイヤで運転。
    • 6月1日:東北新幹線建設局が青森市内に移転し、青森新幹線建設局に改称[38]
    • 7月9日:減速運転区間短縮に伴うダイヤ改正を実施。
    • 9月1日:仙台駅での乗り継ぎを一部改善したダイヤ改正を実施。
    • 9月23日:震災前の通常ダイヤに戻る。
    • 11月19日:E5系を使用した「はやて」・「やまびこ」運転開始。秋田新幹線E3系「こまち」との併結運転の一部が、E2系からE5系に置き換え。同時に前日限りで200系が東北新幹線大宮以北での定期運用終了。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日:E5系を使用した「なすの」運転開始。山形新幹線E3系「つばさ」との併結運転の一部が、E4系「Maxやまびこ」からE2系「やまびこ」に置き換えられ、再び17両編成の列車が見られるようになった。これによりE4系16両編成の「Maxやまびこ」・「Maxなすの」廃止。
    • 6月23日:東北新幹線大宮開業30周年を記念し、同日運転された臨時列車「やまびこ235号」に200系を充当。
    • 9月29日:前日限りでE4系が東北新幹線大宮以北での定期運用終了。Maxによる「Maxやまびこ」・「Maxなすの」が廃止され、同時に「つばさ」の併結相手がE2系のみとなる。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月16日:「はやぶさ」のうち、単独運転を行う列車の一部で営業最高速度を320km/hに向上。「スーパーこまち」としてE6系が営業運転開始。同時に盛岡駅以北にてE2系の定期運用終了[5]
    • 6月4日:沿線での不発弾処理に伴い、11時頃から約3時間に亘って東京駅 - 大宮駅で運休。
  • 2014年(平成26年)3月15日:秋田新幹線の列車がE6系に統一され、「スーパーこまち」が「こまち」に統一される。東京 - 新青森間の「はやて」をすべて「はやぶさ」に統一し、「こまち」併結列車を含む「はやぶさ」全列車の営業最高速度を320km/hに向上。
  • 2016年(平成28年)3月:北海道旅客鉄道(JR北海道)北海道新幹線新青森 - 新函館北斗間開業に伴い、「はやぶさ」・「はやて」が同新幹線との相互直通運転開始(予定)[39][40]H5系が営業運転開始(予定)。

上野駅

1971年当時の建設計画には上野駅の設置予定はなく、東京駅をターミナル駅とする予定であった[41][42]。東京都内のターミナル駅については東京駅、上野駅のほか新宿駅池袋駅なども検討された[43][42]が、用地の問題や東海道新幹線との連絡の便から東京駅が選ばれた。途中経路は上野公園の地下を通って秋葉原駅付近で地上に出るとされ、上野駅は通らないことになっていた[41][42]。なお上越新幹線のターミナルは将来的に新宿駅の貨物駅跡地に移す予定であった[41][44]

これに対して、当時の美濃部亮吉東京都知事は1972年2月に、自然が破壊され不忍池の水が枯れるおそれもあるとして、都有地である上野公園地下の建設を許可しないと表明し、「狭い日本に新幹線のようなスピード第一主義の乗り物が必要とは思わない」と一種の文明論争を巻き起こした[45]。こうした都知事の対応に加えて、上野駅周辺からの上野駅設置の希望は強く、「新幹線上野始発実現同盟」を結成して運動し、上野駅を始発駅にすること、それが駄目ならせめて駅を設置することを求めていた[46]。しかし東北・上越新幹線沿線からは東京駅直通を望まれており、東京に2つのターミナルを造る理由に乏しかったことや、急カーブと急勾配のため技術的に難しいこと、上野駅を建設するだけで約800億円の費用が追加で必要になることから、国鉄側の対応は厳しいものであった[46]

ところが神田駅周辺などで用地買収協議が難航し、東京駅までの建設の目途が立たなかったこと[47]、東京駅において本来東北・上越新幹線用に2面4線のホームを用意する予定であったところ、東海道新幹線の輸送障害対応および輸送力増強のために1面2線を東海道新幹線用のホーム増設に振り向けることになり、残りの1面2線だけでは処理能力が厳しいとされたことから、1977年11月に計画を変更してやむなく上野駅地下に新幹線のサブターミナルを作ることにした[48][49][50][51]東京都が、東京駅をターミナルをした場合東京駅周辺への一極集中が進むことも懸念していたことも理由としてあった[52]

ただし上野駅建設が決まった後も、国鉄は東京駅までの延伸を目指していた。1981年には国鉄の高木文雄総裁が東京都の鈴木俊一に東京駅乗り入れを認めるよう要請した。鈴木知事は、あくまで上野駅を主なターミナルとしつつも、一部の列車が東京駅まで乗り入れることを認めるという形でこれに同意した。鈴木知事によれば、東京駅乗り入れに関しては東北地方の各県や、上越新幹線沿線の群馬県からの要望が強かったという[52]

しかし、いざ1985年3月に上野駅が開業してみると、せっかく上野駅を造ったのにさらに巨額の工事費を掛けて東京駅まで延伸する必要があるのかという声が国鉄部内からも上がり、この問題をどうするかの結論が出ないまま、1987年4月の国鉄分割民営化を迎えることになった[53]。とはいえ依然として東京駅延伸要請が強かったことや、民営化後のJR東日本の経営が順調な滑り出しであったことなどから、1989年に東京駅延伸が決定されることになった[53]

一方この結論の未定の部分については、ジェイアール東日本企画[注 9]は、「上野駅が、このまま東北・上越新幹線の始発駅となるはずだった。上野駅までの開通後、東京駅乗り入れを望む声が大きく、かつ利便性を高めるために東京駅への延長が実施された」[25]とし、当初上野始発固定に傾いていたことを伺わせる記述を行っている。

東北・上越新幹線反対運動(大宮以南の開業遅延と同区間での速度制限)

当初計画では大宮以南では地下ルートであったものが地上ルートへ変更されたため、主に騒音懸念により沿線の埼玉県戸田市、さいたま市(当時は与野市浦和市)などの住民の一部から非常に大規模な建設反対運動を受けた(特にトンネルで真下を通過することになった星美学園はそのシンボルとなった)。工事用地内への居座り・デモ行進・地元説明会打切りなどの妨害行為がなされ、開業時期の遅れや事業費の肥大化の大きな原因となった。詳細は「東北・上越新幹線反対運動」、および「埼京線と地元住民の関係」を参照。

最終的には、新幹線建設の見返りとして赤羽駅付近まで並行する通勤新線(埼京線)を同時に建設し、大宮以南の区間も建前上は「線形上の理由」として(実際のところは、他の路線においても同様の騒動が起きるのを防ぐため)最高速度を110km/hに制限することで鎮静化した。

このような理由により、東京 - 大宮間は新幹線でも約25分かかり、並行する在来線の所要時間と大差がないため、新宿・池袋方面から東北新幹線を利用する場合、埼京線、または、湘南新宿ライン経由で大宮駅を利用する方が便利な場合がある。また時間帯によって湘南新宿ラインが直通する宇都宮線沿線の小山・宇都宮方面へ向かう場合にも同様のことが言える。

新幹線と並行して走る宇都宮線上り列車の小山駅到着前の車掌からの乗換案内では時間帯により、上り新幹線の接続案内を省略もしくは「こちらの列車(在来線)の方が新幹線より先に上野へ到着します」あるいは「到着時刻はさほど変わりませんのでこのまま在来線をご利用下さい」とのアナウンスが行われている(小山駅停車の新幹線列車が少なく、待ち時間が長くなることが多いためである)。

新青森延伸

2010年12月4日、東北新幹線は八戸 - 新青森間が延伸され、全線開業となった。将来は新青森で北海道新幹線(新青森 - 新函館2015年度開業予定)に接続する。

新ダイヤでの運行初日となったこの日は、朝に盛岡駅で新青森発一番列車の「はやて12号」と連結する「こまち12号」に車両連結機器の不具合が発生したため東京着が15分遅れたり、午前中から続いた強風の影響で東京駅 - 盛岡駅間が一時運休となり、約1万7千人の足に影響が出た[54]。また17時35分頃、始発駅である東京駅で仙台行の「やまびこ147号」において、ダイヤが乱れた影響で車掌が乗っていなかったことでドアが開かずホーム上にいた乗車予定の客約200人を置き去りにして発車するトラブルも起きた[54]。新区間開業とダイヤの大混乱は各種メディアで大きく報じられ、全通初日の苦いエピソードとして印象付けられた[54][55]

東京 - 新青森間の所要時分は、開業当初は最速3時間20分であったが、翌2011年3月に新型車両E5系を導入し、最高速度300km/h運転を行う最速達列車「はやぶさ」の所要時分は最速3時間10分に短縮された[13][14]。さらに2012年度末の段階で宇都宮 - 盛岡間の最高速度を320km/hへ引き上げ、最速2時間59分にまで縮める見込みであるほか、2012年10月にJR東日本が発表した「グループ経営構想V〜限りなき前進〜」においては、「東北新幹線において320km/h運転区間のさらなる拡大を目指す」旨が盛り込まれている[7]。なお、将来的に360km/h運転が実現した場合は最速2時間40分弱と一部で予想されている[56]

東日本大震災の影響

2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の発生と同時に、東北新幹線は全区間で運転を中止した。仙台駅構内で試運転中のE2系1本が脱線したほか、数本の列車が駅間で立ち往生した。

落橋やトンネルの崩落はなかったが、仙台駅ホームの天井が落下するなど5つの駅が損傷し[57]、大宮 - いわて沼宮内間の約536km(新潟県中越地震で被害が生じた上越新幹線越後湯沢 - 燕三条間の約5.6倍)[58]で、電柱の損傷が約470箇所、架線の切断が約470箇所、高架橋の橋脚損傷が約100箇所、線路の損傷が約20箇所など[59]、約1,200箇所(うち那須塩原 - 盛岡間は約940箇所[60])に被害が生じた。

(左)損傷した東北新幹線の架線(2011年3月13日、福島県伊達郡国見町付近)
(右)広瀬川に架かる橋梁上に緊急停止した「Maxやまびこ」(2011年3月27日、宮城県仙台市太白区

設備の損傷の少なかった東京 - 那須塩原間は3月15日に運転再開(当該区間全列車が「なすの」として運転)、盛岡 - 新青森間は一時3月23日再開予定とされていたが、1日早く3月22日に運転を再開した(同「はやて」として運転)[61]

3月23日、4月20日前後に全線の運転再開という方針が決定されたが[58]、後に新たな損傷個所が見つかり、4月8日頃に一ノ関 - 盛岡間、4月中旬に那須塩原 - 福島間、20日 - 25日に全線再開と修正された[62]

運転再開プランが固まったことを受け、4月1日、東北新幹線を含めた被災路線復興を目的に、「つなげよう、日本。」をスローガンとした震災復興推進キャンペーンが開始された。最初のメディア展開として、各駅構内や車内にはポスターが掲示されたほか、テレビやラジオでのCM放映(ナレーション吉永小百合を起用)が開始された。キャンペーンCMは、トレインチャンネル(車内LCD)を搭載している車両を運用している以下の首都圏在来線でも音声無し(ナレーションはテロップで代用)で放映されている。

4月7日に一ノ関 - 盛岡間が運転を再開(「はやて」を延伸)したが、同日夜に起きた東北地方太平洋沖地震の余震とみられる強い地震により八甲田トンネル内で下り最終列車が立ち往生した。この余震で約450箇所[63](うち一ノ関 - 新青森間は約100箇所[64])の新たな損傷が生じ、一ノ関以北は再び運休となった。

4月12日に那須塩原 - 福島間が運転を再開し(「なすの」を郡山まで延伸、一部「やまびこ」も設定)、福島 - 新庄間で折り返し運転を行っていた山形新幹線「つばさ」も東京までの直通運転を再開。同日から東北本線福島 - 仙台間を結ぶ臨時快速列車新幹線リレー号」の運転を開始(同区間開通前日の4月24日まで運行)。翌4月13日には盛岡 - 新青森間、4月23日に一ノ関 - 盛岡間、4月25日に福島 - 仙台間が運転再開した。

そして4月29日の「震災復興キックオフデー」に合わせて仙台 - 一ノ関間が運転を再開し、全線での運転となった[37]。同日「はやぶさ」を東京 - 新青森間と東京 - 仙台間でそれぞれ1日1往復ずつ運転を再開(6月土休日には新青森発着の臨時列車を1往復増発)し、秋田 - 盛岡間で折り返し運転を行っていた秋田新幹線も同時に東京までの直通運転を再開。また、グランクラスの営業も再開され、利用料金の一部(1人当たり5千円)を被災地支援の義援金として寄付される[65]

運転再開当日は仙台市地下鉄南北線の全線開通や、東北楽天ゴールデンイーグルスKスタ宮城・vsオリックス戦)・ベガルタ仙台ユアテックスタジアム仙台・vs浦和レッズ戦)の本拠地初戦の開催と重なったことから、仙台市の市民ボランティアのTwitterでの呼びかけにより、九州新幹線開業CMを元に、通過する列車を沿線で手を振って迎えようというプロジェクトが企画され、当日は沿線で多くの人が列車に向かって手を振る様子が見られ、この模様がYouTubeニコニコ動画などで配信された[66]

(左)復興推進キャンペーンのステッカーを貼付したE3系と、青森デスティネーションキャンペーンのステッカーを貼付したE2系
(2011年6月12日 東京駅)
(右)長野新幹線あさま用編成にも同様のステッカーを貼付(2011年7月11日 熊谷駅

運行再開にあたっては、前述の復興推進キャンペーンのステッカーと、同時期に開始された青森デスティネーションキャンペーンのステッカーを、上越・長野新幹線を含めたJR東日本所属営業用車両全編成の先頭車両に貼付している(前者は東京寄り、後者は新青森・新潟長野寄りに貼付)。

全線開通後も7月8日までは那須塩原 - 盛岡間では復旧作業のため、通常より速度を落として運転された(同区間最高速度160km/h)。このため300km/h運転ができなくなった「はやぶさ」は特別料金収受を取り止め、「やまびこ」・「はやて」と同じ料金体系が採られた。

7月9日、復旧作業の進捗により、那須塩原 - 福島間と、一ノ関 - 盛岡間の運転速度を通常に戻すダイヤ改正を実施。「はやぶさ」東京 - 新青森間1往復など、列車も増発された[67]。この改正で山形新幹線「つばさ」は震災前の本数・所要時間に戻った。引き続き「はやぶさ」の特別料金収受中止、福島 - 一ノ関間での減速運転が行われた。また、9月1日には仙台駅での乗り継ぎを一部改善するためにダイヤ修正が行われた。

9月22日をもって減速運転を終了し、翌9月23日には全線が震災前のダイヤに戻り、「はやぶさ」の特別料金収受も再開された。これに伴い、グランクラス料金の寄付も終了した[18]




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注釈

  1. ^ ただし、東京上野大宮の3駅では誤乗防止のため、発車標で5方面を識別する色を独自に用いており、東北新幹線では緑()を採用する。なお、フルカラーLED式の行先表示器を採用する車両(E3系2000番台E2系1000番台J70番台編成、E5系E6系E7系、ならびにJR西日本所有のW7系)では、行先表示器の列車名もこれらの路線色で表示される。
  2. ^ 日本最長の鉄道直線区間である室蘭本線白老駅 - 沼ノ端駅間 28.736km には、途中の構内に分岐器などによる曲線部分が含まれる。
  3. ^ 現在この組織体系を取っているのはJR東日本のみであり、東海旅客鉄道(JR東海)の東海道新幹線は同社新幹線鉄道事業本部が並行在来線とは分離して独立管理している。同様に西日本旅客鉄道(JR西日本)の山陽新幹線は同社新幹線管理本部が、九州旅客鉄道(JR九州)の九州新幹線は同社新幹線部が独立管理する。
  4. ^ ただし大宮駅は『JR時刻表』における埼玉県の県庁所在地駅としては扱われていない。
  5. ^ さいたま市の代表駅は浦和駅である。
  6. ^ 青森駅は青函連絡船接続駅だった名残から線路が海に向かって行き止まりになっているため、新幹線は将来の北海道方面延伸時でも方向転換が不要となる現在地に奥羽本線の駅を先行開業させ、のちに東北新幹線を接続させる方法が採用されて現在に至る。北海道側も、函館駅が青函連絡船接続駅だった名残からホームが頭端式で、本州からの列車は五稜郭駅で方向転換する形であることから、新幹線は将来の札幌延伸時に方向転換が不要となるよう、現在の函館本線渡島大野駅北斗市)の位置に新函館北斗駅を建設している。
  7. ^ 北陸新幹線(長野新幹線)は2005年から全面禁煙化済。
  8. ^ これについては東海道・山陽新幹線の車内放送のうち、名古屋駅など一部の駅の乗り換え案内にも当てはまる。名古屋駅では地下鉄線あおなみ線姫路駅では山陽電鉄への乗り換え案内はされていない。
  9. ^ ジェイアール東日本企画はJR東日本グループの広告代理店でJR東日本の連結子会社完全子会社)。

出典

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  4. ^ 国土交通省監修『数字で見る鉄道2005』運輸政策研究機構、p.22。
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  74. ^ a b 『フルへの転換(県政四十年 北村正哉の歩んだ道=43)』 - 朝日新聞 1997年12月28日朝刊、青森版
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  78. ^ 『整備新幹線再び「我田引鉄」の恐れ(10年目の「国鉄改革」=5)』 - 朝日新聞 1996年4月14日朝刊、2面
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