東京港
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東京港 | |
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大井埠頭の東京国際コンテナターミナル | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都 |
座標 | 北緯35度37分1.00秒 東経139度47分44.0秒 / 北緯35.6169444度 東経139.795556度座標: 北緯35度37分1.00秒 東経139度47分44.0秒 / 北緯35.6169444度 東経139.795556度 |
詳細 | |
開港 | 1941年(昭和16年)5月20日 |
種類 | 国際戦略港湾(港湾法) |
泊地面積 | 5194万m2[1] |
陸地面積 |
1033万m2[1] (コンテナ: 152万平米)[1] |
係留施設数 |
204バース[1] (コンテナ 15バース)[1] |
統計 | |
統計年度 | 2012年度 |
貨物取扱量 | 8279万屯[2] |
コンテナ数 | 475万TEU[3] |
公式サイト |
東京都港湾局 東京港埠頭株式会社 |
港湾法上の港湾区域としては「東京港」として川崎港(川崎港港湾区域)の北に隣接する[4]。港則法上の港域としては「京浜港東京区」という(東京港の港湾区域と京浜港(東京区)の港域は若干異なる[4])。臨港地区は江東区、中央区、港区、品川区、大田区に展開する[5]。また、江戸川区の葛西海浜公園が東京港の公園として位置付けられている[6]。
日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつで、港湾法上の国際戦略港湾の指定を川崎港および横浜港と共に受け、国土交通省よりスーパー中枢港湾の指定を横浜港と共に受けている。関税法上の開港であり、2014年の貿易額は日本一[7]。1960年代末から顕在化した世界的なコンテナリゼーションの潮流に国内港湾としていち早く対応、1998年から外貿コンテナ取扱個数で国内首位を維持している。
長年にわたる横浜からの猛烈な反対を受けて開港できずにいたが、関東大震災ののち港湾設備の重要性が認識されて1925年に日の出桟橋が完成、満洲事変ののち横浜港を中継ぎ港としている時代ではないとして1932年に芝浦岸壁、1934年に竹芝桟橋が完成し、1941年5月20日にようやく開港した[8]。日本三大旅客港の一つに数えられる。
- ^ a b c d e “PORT OF TOKYO 2014” (PDF). 東京都港湾局. 2015年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月23日閲覧。
- ^ a b “AAPA World Port Rankings 2012” (PDF). アメリカン・ポート・オーソリティ協会. 2015年3月23日閲覧。
- ^ a b “The Lloyd's List of the World's Busiest Container Ports 2013”. 2015年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月23日閲覧。
- ^ a b “東京港港湾区域図及び京浜港(東京区)港域図”. 東京港埠頭. 2022年10月29日閲覧。
- ^ “臨港地区”. 東京都港湾局. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “東京港の公園・緑地”. 東京都港湾局. 2023年9月23日閲覧。
- ^ 貿易額比較表 (PDF) (名古屋港管理組合公式サイト、2015年8月29日閲覧)
- ^ “デジタル版 港区のあゆみ”. 東京都港区. 2023年10月23日閲覧。
- ^ a b c “東京港港勢(概報) 平成25年(2013年)港湾統計” (PDF). 東京都港湾局. 2015年3月27日閲覧。
- ^ 日本バスケットボール振興会普及部「日本で初めて開催された国際競技大会―100年前の第3回極東選手権競技大会―」『バスケットボールプラザ vol.76 (PDF) 』日本バスケットボール振興会、2017年11月、pp.17 - 19
- ^ a b c “東京港のシンボル・晴海客船ターミナルが閉館 31年の歴史に幕 特撮やドラマのロケ地に”. ORICON NEWS. 2022年2月22日閲覧。
- ^ 五輪で始まる東京大改造、2020年にどう変わる?(ケンプラッツ 2013/09/11)
- ^ a b “東京港港湾計画資料”. 東京都港湾局. 2022年2月22日閲覧。
- ^ 「石炭千二百トン積んで 新設の豊洲埠頭へ初のお客様」『日本経済新聞』昭和25年11月17日3面
- ^ 「爆買い」でクルーズ船、列島「爆来」 東京、横浜では大型船が橋くぐれず - 産経ニュース 2016年2月25日
- ^ 東京港史上最大のクルーズ客船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」が大井水産物ふ頭へ初入港します! - 東京都 2016年4月20日
- ^ 新客船ふ頭ターミナルビルの概要について - 東京都 2015年12月20日
- ^ 新客船ターミナルの名称について - 東京都 2018年7月9日
- ^ 東京国際クルーズターミナルの開業日と第1船が決定 - 東京都 2018年9月7日
- ^ 鎌田悠 (2014年9月13日). “東京―沖縄フェリー航路休止 鹿児島・マルエーフェリー”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). オリジナルの2014年9月13日時点におけるアーカイブ。 2015年3月30日閲覧。
- ^ 上組プレスリリース
- ^ “中防外コンテナ埠頭概要”. 東京港埠頭株式会社. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “都史紀要25 市区改正と品海築港計画”. 東京都公文書館. 2015年3月31日閲覧。
- ^ a b c d “港湾局事業概要(平成24年度版)”. 東京港港湾局. 2015年3月30日閲覧。
- ^ 『東京港 5(5)(48)』 p.44 東京港振興会、1941年6月
- ^ 『日本ラヂオ総覧』 p.640(中村義恵の項) ラヂオ協会、1929年
- ^ a b “東京港の沿革”. 国土交通省関東地方整備局 東京港港湾事務所. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月29日閲覧。
- ^ 東京港史 第1巻 -(2) 通史 各論 p.44。「東京府会が東京湾澪浚工事を議決」とある。
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