本州四国連絡橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 14:45 UTC 版)
各ルート詳細
神戸・鳴門ルート(Aルート)
兵庫県神戸市垂水区舞子から徳島県鳴門市に至る、全長89.0 km(橋梁部6.5 km)のルート。
- 機能
-
- 道路(神戸淡路鳴門自動車道)
- 上水道
- 未供用だが、大鳴門橋には新幹線を敷設するための設備がある鉄道道路併用橋である(明石海峡大橋は併用橋でないため別に橋かトンネルが必要)。
- 事業費
- 約1兆5000億円
児島・坂出ルート(Dルート)
岡山県倉敷市から香川県坂出市に至る、全長37.30 km(橋梁部9.40 km)のルート。
- 橋梁
- 機能
- 事業費
- 約1兆1700億円
尾道・今治ルート(Eルート)
広島県尾道市から愛媛県今治市に至る、全長59.40 km(橋梁部9.50 km)のルート。
- 橋梁
- 機能
-
- 道路(西瀬戸自動車道)
- 道路(しまなみ海道サイクリングロード、歩行者・自転車・原動機付自転車(125 cc以下)の専用道路)
- 事業費
- 約7500億円
宇野・高松ルート(Bルート:着工に至らず)
玉野市の宇野港付近から直島・男木島・女木島を経て高松市に至るルート。
既存の宇野駅や高松駅との接続が容易なため国鉄を中心に本案を推す声があったが、直島 - 男木島間の橋梁が長くなるため断念された。直島には駅や出入口を置く構想もあり、本ルート断念後も直島町では宇野との間に限った架橋を求める声があった。
日比・高松ルート(Cルート:着工に至らず)
玉野市の日比付近から大槌島・小槌島を経て高松市の五色台付近に至るルート。
海上の距離が最短であったが、日比 - 大槌島間の橋梁が長くなることから三ツ子島に橋脚を据えることができたDルートに比べて工費がかかり技術的にも困難なことから断念された。
固有名詞の分類
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