映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち 映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちの概要

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちの解説 > 映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちの概要 

映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 09:18 UTC 版)

プリキュアシリーズ > プリキュアオールスターズ > 映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
Pretty Cure All Stars NewStage2 Friends of the Heart
監督 小川孝治
脚本 成田良美
出演者 生天目仁美
寿美菜子
渕上舞
宮本佳那子
福圓美里
田野アサミ
金元寿子
井上麻里奈
西村ちなみ
大谷育江
愛河里花子
玉川砂記子
坂本千夏
音楽 高梨康治
主題歌プリキュア〜永遠のともだち〜(2013Version)
工藤真由黒沢ともよ吉田仁美
制作会社 東映アニメーション
製作会社 2013 映画プリキュアオールスターズNS2製作委員会
配給 東映
公開 2013年3月16日
上映時間 約71分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 10.3億円
前作 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!
映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち(シリーズ前作)
次作 映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち(シリーズ次作)
テンプレートを表示

キャッチコピーは「わたしたちは、ひとりじゃない!

概要

2012年3月公開の『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』に続く『プリキュアオールスターズNewStage』シリーズの第2作で、映画初登場となる『ドキドキ!プリキュア』の4人を含めた32人のプリキュア[注 1]が登場。このうち台詞があったのは16人のみに留まっている。

本作品では異世界にある妖精の学校を舞台としており、プロデューサーの梅澤淳稔は本作品のテーマとして「いじめ問題」を掲げている。本作品のオリジナルキャラクターのグレルとエンエンを中心に、それをプリキュア達がサポートするという話の展開となっており、特にTVシリーズ中で当初はプリキュア達と対立していたが、改心して自らもプリキュアへと転身したキュアパッションとキュアビートに「悪いことをしてもやり直せる」というメッセージを託しているという[1]

一部劇場では、子供向けの映画を初めて観る未就学の観客を対象に「はじめての映画館キャンペーン」を実施。照明を薄明かりにし音量を下げる配慮や、認定証のプレゼントなどを行い、恐怖心を和らげ映画に慣れ親む事を目的としている。

全国174スクリーンという公開規模ながら、2013年3月16、17日の初日2日間で興収1億9,657万7300円、動員17万5,930人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場3位となった[2]。公開5週目で累計動員87万8,243人、累計興収9億5,567万6,600円突破した。2014年1月発表の興行収入成績は10.3億円[3]

宣伝ポスターは32人のプリキュア達が全員横を向いて並んでいるイラストが用いられているが、速報ポスターやロングタイプポスターではキュアマリンのみ正面側を向いている。公式サイトのトップページの集合イラストでも、ランダムで「並んでいるプリキュア達の内、キュアマリンがこちらを向く」という仕掛けが存在し[注 2][4]、エンディングアニメーションでも最後で顔を向ける仕掛けがある。この事について梅澤プロデューサーは「こっち向けるのはマリンしかいない。マリンなら辛抱たまらずにこっち向いちゃうだろうなと。ひとりこっち向いてるのもこれはこれで面白いかもって話になって速報ポスターで採用された」と語っている[5]

本作品の音楽は高梨康治が作曲した楽曲が主に使われているほか、『ドキドキ!プリキュア』の変身シーンでは高木洋の「プリキュア・ラブリンク!」が選曲された。

ストーリー

プリキュアの守護妖精になるために勉強する妖精が通う妖精学校。ある日、その妖精学校からプリキュア達の元に「プリキュアパーティ」の招待状が届く。しかし、そこではプリキュアの人気を妬む妖精グレルが、心の影を映す「影水晶」から生まれた自分の影と共に行動するようになっていて、「プリキュアパーティ」は影と影に唆されたグレルによる罠だった。影は訪れたプリキュアオールスターズを弱点を突いて倒し、変身アイテムやパートナーである妖精たちを奪い、水晶で固めてしまう。

泣き虫の妖精・エンエンは影に言われるがままにグレルの行動を止めようとするが勇気を出せないままグレルに巻き込まれてしまう。そしていつしか影はプリキュアを倒したことで巨大な力を身につけ暴走を開始し、グレルが望まなかったことまで引き起こしてしまう。

一方、みゆきとキャンディに誘われる形でパーティにやってきたマナたち「ドキドキ! プリキュア」の4人だったが、影から逃げ惑うグレルとエンエンと出会い、事の次第を知る。4人と2匹は影の暴走を止め、歴代プリキュアたちを助けだすため、行動を開始するが……[6][7]


注釈

  1. ^ 前作『NewStage』に登場し、クロスオーバー映画オリジナルのキュアエコーは除く。
  2. ^ 再度アクセス、もしくは再読み込みをすることで見ることが可能。
  3. ^ TV本編ではこれとは異なり、ラケル・ランスと共に「生まれて直ぐ地球に来た」という設定となっている。
  4. ^ a b 本作品の映画パンフレットにて記載。
  5. ^ 相変わらず勉強ができないみゆきを「勉強した方が良いクル」と窘めるが、みゆきに「女王様の勉強は?」と返された。
  6. ^ 「どれどれ」を「どりどり」、「それは」を「そりは」と言うなど。
  7. ^ 着信メロディは『スマイルプリキュア!』の後期ED『満開*スマイル!』。
  8. ^ この場面で、みゆきが答案用紙を目の前に震え上がっているシーンでは、『スマイル』本編第16話の一部がインサートされている(ただし「ここ掘れワンワン」シーンはバックが変えられた)。
  9. ^ この中には、「DX3部作」での最終ボス(フュージョン、ボトム、ブラックホール)との大決戦シーンや、前作『NewStage』冒頭の再生フュージョンといった、過去に公開されたオールスターズ映画の一場面が記載されている。なお『NewStage』での再生フュージョンとプリキュア23人の戦いは、本編冒頭の「教習」場面にもインサートされた。
  10. ^ ただし、映画パンフレットなどでは『ドキドキ』のメンバーにも招待状が配られていた。なお、2014年3月に発売された『ドキドキ』の関連本「ドキドキ!プリキュア コンプリートファンブック」(学研パブリッシング)の「NewStage2」紹介頁には、パンフレットから流用した「『ドキドキ』メンバーが招待状を見る」場面が掲載されているため、断り書きを添えた。
  11. ^ 「TACO CAFE」「PANPAKAパン」「Doughnut Cafe」は『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』に、「Lucky Spoon」は『NewStage』にそれぞれ登場。
  12. ^ この「2段重ねのハートと2枚の羽根」は、プリキュア教科書の表紙や招待状にもあしらわれている。
  13. ^ この場面でも、『NewStage』プロローグでタルトがミラクルデコルライトを説明した場面がインサートされた。
  14. ^ 『ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア MaxHeart』から『フレッシュ』のシフォン、『ハートキャッチ』から『スマイル』のポップ。
  15. ^ 「影とグレルの会話を見たエンエンに、影が迫る」「坂上あゆみが級友と共に『PANPAKAパン』前を通る」「キュアサニーが『ドキドキスマイルミラクルボンバー!!』と叫ぶと、キュアロゼッタに突っ込まれる」など。また最後、グレル・エンエンの「絶対なれる!!」の台詞の場面はプリキュアパーティ場面に被され、その間の「グレル・エンエンが生徒妖精に囲まれる」「皆で学校を建て直す」場面も収録されていない。
  16. ^ なぎさ(ブラック)の声ではなく、本名本人の声でナレーションを務めていた。
  17. ^ 通常のプリキュア再放送枠(放送当時は『フレッシュプリキュア!』)の放送を休止して放送。
  18. ^ 現:朝日放送テレビ

出典

  1. ^ 月刊アニメージュ2013年4月号P.8
  2. ^ 『ドラえもん』がV2!『レ・ミゼラブル』はついに興収55億円突破!【映画週末興行成績】シネマトゥデイ 2013年3月19日
  3. ^ 2014年記者発表資料(2013年度統計)” (PDF). 日本映画製作者連盟 (2013年1月28日). 2013年1月28日閲覧。
  4. ^ [1][2]
  5. ^ 32人のプリキュアはいじめにどう立ち向かうのか「映画プリキュアASNS2」 梅澤淳稔Pに聞く1,エキレビ!,2013年3月15日
  6. ^ 公式ウェブサイト ストーリー
  7. ^ 月刊アニメージュ2013年4月号P.6
  8. ^ Berryz工房とプリキュアが緊急合体、日刊スポーツ、2013年3月3日
  9. ^ Berryz&プリキュアJR各駅に登場、日刊スポーツ、2013年3月5日
  10. ^ 「『映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』みどころいっぱいスペシャル!」より。
  11. ^ プリキュア新聞


「映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」の関連用語

映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだちのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS