映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 07:05 UTC 版)
スーパーハピネスラブリー
本作品におけるキュアラブリーの強化モード。つむぎがプリキュアを応援する気持ちと、ミラクルドレスライトによる応援の力を受けて変身した。衣装の形状は『白鳥の湖』に見られるような羽毛があしらわれたチュチュ状のコスチュームで、背中に大きな翼が生えている。
変身後は他の3人のプリキュアの力も得てブラックファングに向かって「プリキュア・ミラクルラブモーション」を放ち、撃破した。
作品用語
- ふなっしーショー
- 映画プロローグ、ぴかりが丘で行われた「ふなっしー」主演の屋外ショー。そこで「宝石型サイアーク」とプリキュアの戦闘が始まり、その最中にリボン・ぐらさん・美代による「ミラクルドレスライト」の説明が行われた。
- ぴかりが丘保育園
- めぐみ達が人形劇を行った保育園。
- ぴかりが丘総合病院
- ブラックファングによって歩けなくなったつむぎが通院していた病院。
- ミラクルドレスライト
- 本作品におけるミラクルライト。先端に「亀甲模様が施されたハート」状の蛍光部が付いているが、色がピンクになっており、また下のグリップ部は白で、ドレス状の装飾が施されている。グリップ色が白でライト色がピンクになったものはシリーズでは初の仕様となる[12]。
- 作中では冒頭部と終盤で使われており、冒頭部では上述のようにふなっしーショーでの戦闘でライトの説明を兼ねる形で使われ、プリキュア達に力を与えた。終盤ではブルーがリボン・ぐらさん・誠司・美代、そして地球の人々にライトを与え、プリキュアを応援するよう促し、その力がドール王国に向かっていったが、ブラックファングが張り巡らせた黒い糸によって阻まれてしまう。しかし、つむぎがプリキュアを応援するようになると糸が白くなり、阻まれていた光が入るようになっていき、キュアラブリーに力を与えスーパーハピネスラブリーへと変身させた。
- 発光の時の掛け声は、単独映画では『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』以来の「プリキュア、がんばれ!!」となった。
スタッフ
- 原作 - 東堂いづみ
- 漫画 - 上北ふたご (講談社「なかよし」連載)
- 製作 - 高木勝裕、有川俊、山本晋也、小野口征、和田修治、中山晴喜、木下直哉
- 企画 - 柴田宏明、土肥繁葉樹
- 助監督 - 小山保穂
- 脚本 - 成田良美
- キャラクターデザイン - 佐藤雅将、大田和寛
- 美術監督 - 柴田聡
- 色彩設計 - 澤田豊二、佐久間ヨシ子
- コンポジットディレクター - 柳田貴志
- CGディレクター - 小林真理
- 編集 - 麻生芳弘
- 音響効果 - 石野貴久
- 音楽 - 高木洋
- 音楽プロデューサー - 本多洋一、犬塚舞、鎌田佳代子
- 音楽制作 - 株式会社マーベラス
- 音楽制作協力 - 東映アニメーション音楽出版、ライトソング音楽出版、レガートミュージック
- エンディングディレクター - 日向学
- 製作担当 - 太田有紀
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 監督 - 今千秋
- 制作 - 2014映画ハピネスチャージプリキュア!製作委員会(東映アニメーション、東映、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、朝日放送、マーベラス、木下グループ)
注釈
- ^ 堀江は2年後の2016年のTVシリーズ『魔法つかいプリキュア!』で十六夜リコ(キュアマジカル)役を演じることになる。
- ^ 本作品のDVDラストシーン部分での字幕で表記。
- ^ ただし本性を現したときにクイーンミラージュを「幻影帝国のクイーンミラージュ」と言うシーンがあるので、正規の幻影帝国幹部でない可能性がある。
- ^ プリキュア映画では「おしまい」で終わるのはシリーズ初。なお、「おわり」以外のエンドマークが出るのは『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』(エンドマークは「Merci Au revoir ありがとう いつかまたどこかで.」)と『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』(エンドマークは「ありがとう」)とに続いて3度目となる。
出典
- ^ a b c 「2014年映画業界総決算」『キネマ旬報(2015年3月下旬 映画業界決算特別号)』第1684号、キネマ旬報社、2015年、78-79頁。
- ^ 『プリキュア新聞』2014年秋号2面、日刊スポーツ新聞社、2014年10月7日発行
- ^ 『エンタミクス』2014年11月号P106,KADOKAWAエンターブレインBC,2014年9月20日発行
- ^ 堀江由衣、小野大輔、森川智之!「プリキュア」映画に人気声優集合!,シネマトゥデイ,2014年9月9日
- ^ ふなっしー「プリキュア」でアフレコ挑戦,日刊スポーツ,2014年8月26日
- ^ 夫婦連れやシニア層が後押し!『ふしぎな岬の物語』が『るろうに剣心』を抜いて首位スタート,WalkerPlus,2014年10月15日
- ^ 吉永小百合主演『ふしぎな岬の物語』に高い満足度,ぴあ映画生活,2014年10月14日
- ^ 『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』小ネタ満載で実にコミカル!終始笑いと感動の大傑作だった!,おたぽる,2017年11月6日
- ^ 「映画ハピネスチャージプリキュア!」の興行収入はなぜ半減した? 2014年の出来事から考える,ねとらぼ,2017年11月9日
- ^ 『アニメージュ』2014年11月号、徳間書店、2014年10月10日発行
- ^ 『アニメディア』2014年11月号,学研パブリッシング,2014年10月10日発行
- ^ 『映画プリキュア』最新作予告編完成 ミラクルライトは初のピンク!,ORICON STYLE,2014年7月18日
- ^ 『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』 横浜で公開記念イベントを実施します!,横浜市文化観光局,2014年9月17日
- ^ 「これもこれも全部欲しい!!」 横浜人形の家でプリキュア展,産経新聞,2014年9月22日
- ^ 中島愛らプリキュア声優陣、横浜を“ビッグな愛”のピンク色に染め,映画.com,2014年10月5日
- ^ 「映画ハピネスチャージプリキュア!」前夜祭を生中継、声優特番も,おた☆スケ,2014年10月3日
- ^ プリキュアMax Heart無料上映&最新作前夜祭,ニコニコインフォ,2014年10月3日
- 映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナのページへのリンク