昇圧剤 その他の昇圧剤

昇圧剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/30 09:15 UTC 版)

その他の昇圧剤

全身麻酔などで一過性の低血圧が起こる際に用いる薬物である。

フェニレフリン塩酸塩 (JP16)

選択的α1刺激薬である。β作用がないため心疾患の患者でも扱いやすい。商品名としてはネオシネジン(興和)が有名である。ネオシネジンの場合、1アンプルあたり1mg含まれているため、これを生理食塩水で10mlに希釈し、1~2ml (0.1~0.2mg) の量で使用していく。持続投与する場合は0.03~0.3γで維持するので、体重50kgの場合はネオシネジン5アンプル(5mg)を5%ブドウ糖液で100mlに希釈し、2ml/hr(0.03γ)から開始する。

エフェドリン

エフェドリン(商品名もエフェドリン)はα、βの両作用をもつ。

バソプレッシン

近年では、心停止の4つの病態(心室細動・無脈性心室頻拍・心静止・無脈性電気活動)に対する第一選択として用いられるようになってきた。この場合は40U投与することになる。他にも、敗血症で昇圧剤(カテコールアミン)が使えないケースに対して0.03U/mlで使用することがある。副作用としては、脾臓・四肢末梢・心臓の臓器虚血が起こる場合がある。

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