日本の暦
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国民の祝日
国民の祝日は1948年施行の国民の祝日に関する法律(祝日法)で規定している。
- 1月 - 1日元日(1948年から)
- 1月の第2月曜日 - 成人の日(2000年から。それ以前は1月15日(1948年から))
- 2月11日 - 建国記念の日(1966年から)
- 2月23日 - 天皇誕生日(令和改元後の2020年から[注 5])
- 3月21日頃 - 春分の日(1948年から)
- 4月29日 - 昭和の日(2007年から。それ以前はみどりの日(平成改元後の1989年から)さらにそれ以前は天皇誕生日(1948年から))
- 5月 - 3日憲法記念日(1948年から)
- 5月 - 4日みどりの日(2007年から)
- 5月 - 5日こどもの日(1948年から)
- 7月の第3月曜日 - 海の日(2003年から。それ以前は7月20日(1995年から))
- 8月11日 - 山の日 (2016年から)
- 9月の第3月曜日 - 敬老の日(2003年から。それ以前は9月15日(1966年から))
- 9月23日頃 - 秋分の日(1948年から)
- 10月の第2月曜日 - スポーツの日(2020年から。それ以前は体育の日(2000年から)さらにそれ以前は10月10日(1966年から))
- 11月 - 3日文化の日(1948年から)
- 11月23日 - 勤労感謝の日(1948年から)
春分の日と秋分の日の日付は、前年2月1日の官報で発表される。
休日
- 祝日法では「国民の祝日」は、休日とすることが定められている。
- (1973年〜2006年)国民の祝日が日曜日にあたるときは、その翌日が休日となる。いわゆる振替休日である。
- (2007年〜)国民の祝日が日曜日に当たるときは、その後に迎える最初の「国民の祝日でない日」が休日となる(前項と同様にこれもいわゆる振替休日である。ゴールデンウィークなど祝日が2日以上連続する場合が出現したことによる法改正)。
- (1988年〜)前日と翌日が国民の祝日の場合(つまり国民の祝日が2日違い)、当日が国民の祝日でない日は休日となる。いわゆる国民の休日である。この規定が適用されるのは当初は5月4日のみだったが、2003年の祝日法の改正施行により、年によっては敬老の日と秋分の日が2日違いとなる場合があり、それらの中間日にも適用されることとなった(5月4日は2007年の祝日法の改正施行により国民の祝日となったため適用外となった)。
- 日曜日を休日と定めた、効力が及ぶ範囲を限定しない法律は存在しない(裁判所の休日に関する法律や各地方公共団体が制定する職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例、銀行法[注 6] などのような、効力が及ぶ範囲を限定する法令には日曜日を休日と定めたものは存在する)。
二十四節気、雑節
詳しくは二十四節気を参照。
- 1月 - 5日小寒(しょうかん)、寒の入り(かんのいり)
- 1月17日 - 冬の土用(どよう)
- 1月20日 - 大寒(だいかん)
- 2月 - 3日節分(せつぶん)
- 2月 - 4日立春(りっしゅん)
- 2月19日 - 雨水(うすい)
- 3月 - 6日啓蟄(けいちつ)
- 3月16日 - 春の社日(しゃにち)
- 3月18日 - 春彼岸(はるひがん)
- 3月21日 - 春分(しゅんぶん)
- 4月 - 5日清明(せいめい)
- 4月17日 - 春の土用(どよう)
- 4月20日 - 穀雨(こくう)
- 5月 - 2日八十八夜(はちじゅうはちや)
- 5月 - 6日立夏(りっか)
- 5月21日 - 小満(しょうまん)
- 6月 - 6日芒種(ぼうしゅ)
- 6月11日 - 入梅(にゅうばい)
- 6月21日 - 夏至(げし)
- 7月 - 2日半夏生(はんげしょう)
- 7月 - 7日小暑(しょうしょ)
- 7月15日 - 中元(ちゅうげん)、盆(ぼん)
- 7月20日 - 夏の土用(どよう)
- 7月23日 - 大暑(たいしょ)
- 8月 - 8日立秋(りっしゅう)
- 8月23日 - 処暑(しょしょ)
- 9月 - 1日二百十日(にひゃくとおか)
- 9月 - 8日白露(はくろ)
- 9月11日 - 二百二十日(にひゃくはつか)
- 9月20日 - 秋彼岸(あきひがん)
- 9月22日 - 秋の社日(しゃにち)
- 9月23日 - 秋分(しゅうぶん)
- 10月 - 8日寒露(かんろ)
- 10月20日 - 秋の土用(どよう)
- 10月23日 - 霜降(そうこう)
- 11月 - 7日立冬(りっとう)
- 11月22日 - 小雪(しょうせつ)
- 12月 - 7日大雪(たいせつ)
- 12月22日 - 冬至(とうじ)
注釈
出典
- ^ kotobank-世界大百科事典 「京暦」
- ^ 「三島暦と河合家」
- ^ kotobank-世界大百科事典 「丹生暦」
- ^ 三重県環境生活部文化振興課県史編さんグループ 「全国に広まった伊勢暦」
- ^ 全国団扇扇子カレンダー協議会 「カレンダーの歴史」
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