日刊スポーツ 日刊スポーツの概要

日刊スポーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/13 08:57 UTC 版)

日刊スポーツ
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 株式会社日刊スポーツ新聞社
株式会社日刊スポーツ新聞西日本
株式会社北海道日刊スポーツ新聞社
株式会社沖縄タイムス社
本社 東京都中央区築地3-5-10
大阪府大阪市北区中之島2-3-18(西日本・大阪本社)
愛知県名古屋市中区栄1-3-3 朝日会館13階(西日本・名古屋本社)
福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1 福岡朝日ビル7階(西日本・西部本社)
北海道札幌市中央区北3条東3丁目1-30
沖縄県那覇市久茂地2-2-2
代表者 川田員之
創刊 1946年3月6日
言語 日本語
価格 1部 140円
(名古屋本社エリア)130円
(沖縄エリア)60円
月極 3,353円
(沖縄)1,029円
ウェブサイト http://www.nikkansports.com/
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概要

1946年3月6日に日本初のスポーツ新聞として東京都で創刊した。創業者で初代会長は徳島県出身の川田源一。二代目会長は川田博美

全国各地の4社から発行されている(沖縄のみ印刷・発行委託)。いずれも株式会社法人であり、商号は「株式会社」を先に置いている。

朝日新聞社と関係が強く、日刊スポーツ新聞西日本の前身会社となる名古屋日刊スポーツ新聞社・大阪日刊スポーツ新聞社・西部日刊スポーツ新聞社の歴代社長は、全て朝日新聞社出身である。また、沖縄タイムス社は朝日新聞社と報道協定を結ぶなど協力関係にあり、沖縄版の現地印刷・発行の委託を開始するなど、事実上のフランチャイズ契約を結んでいる。

なお、1面題字横の発行所クレジットは、北海道日刊スポーツ新聞社発行の北海道版と沖縄タイムス社発行の沖縄版を除き、所属する地域に関係なく、全て「日刊スポーツ新聞社」と表記されている。

英語表記が「Daily―」ではないのは、デイリースポーツと同じになってしまうためであるが、創刊当初は題字下に「THE DAILY SPORTS」という英題字が使われたことがあった。[1]

特徴

  • 1面の見出しが色で掲載されていたことから、「ブルー・ニッカン」の愛称を持っている(ブルー・ニッカンのスタートは1977年の関東地域即売版から)。フルカラー化した現在も題字や枠線など、青色を基調としたデザイン使用している。
  • 1977年、スポーツ新聞で初めて「社会面」を掲載。1983年田中角栄首相ロッキード事件裁判で実刑判決を受けたのをきっかけに、社会報道も1面で大きく扱うようになった。
  • 創刊当時、プロ野球とりわけ2リーグに分裂したてのセ・リーグを広報する機関紙的な役割を期待された部分があった。現在は、それぞれの地域にある球団に密着した記事を載せている。例えば大阪本社版なら1面から3面までは阪神タイガースセレッソ大阪近鉄ライナーズの記事を、同広島版は広島東洋カープサンフレッチェ広島のプロチーム系や地元広島のアマチュアスポーツを、名古屋本社版は中日ドラゴンズの記事を、西部本社版は福岡ソフトバンクホークスの記事を多く掲載している。
  • テレビ朝日とは同じ朝日新聞系列であるため友好的である。また、『スーパーJチャンネル』など、テレビ朝日の報道番組で日刊スポーツ編集部と中継を結ぶこともある。また、ラジオ局の文化放送においても、夜のワイド番組内で放送されているスポーツニュースコーナーにニュースを配信している他、スポーツニュースコーナーの前後にはCMを放送している。
  • 創刊当初、阪神は金田正泰本堂保弥藤村富美男土井垣武といった重量感あるラインナップを送り込んだことから、当新聞の記者が「ダイナマイト打線」という愛称を命名した。以降この愛称は阪神打線の代名詞となり、真弓明信ランディ・バース掛布雅之岡田彰布を中心に圧倒的な破壊力でリーグ優勝し、日本一になった1985年にも「新・ダイナマイト打線」として使われた。2003年には当時の田淵打撃コーチが「阪神には打線に愛称がない」と発言したことから、早速大阪本紙版では紙上で愛称を募集し、その候補全てを1面に掲載した。結果は当時の星野監督から「時期尚早」と却下されお蔵入りした。2005年は勝手に「ダイナまいど打線」と命名している。また、2005年の優勝に貢献した3人のリリーフ投手、ウィリアムス藤川久保田の愛称として有名になった「JFK」は大阪本社整理セクション記者(紙面をレイアウトする役職)が命名した。1990年代初頭、星稜高校松井秀喜を「ゴジラ」と命名したのも大阪本社の女性記者である。また、北海道本社版からは2006年北海道日本ハムファイターズ強力リリーフコンビの武田久MICHEAL(マイケル中村)を指し、親会社にも通じる「HAM(ハム)の方程式」という言葉も生まれた。
  • サッカーのスコア表記は、出場選手がGKからDFMFFWの順に表記されるのは他メディアと同じだが、ポジション内では右サイド→左サイドおよび後方→前線ではなく、背番号順という独特な表記となっている。またJリーグのスコア表記における韓国・朝鮮系選手の氏名表記は、クラブの方針がカタカナ表記であればそれに則っている(他紙はクラブの方針に拘わらずほとんど漢字表記)。
  • 上記の各地域新聞社による発行紙面の他、東京本社では「東北版」「静岡版」、大阪本社では「中四国版」「広島版」、名古屋本社では「東海版(元気とうかい)」(2009年4月1日に従来の大阪日刊社・名古屋日刊社・西部日刊社の三社が日刊スポーツ西日本(大阪が本社)に一本化され、元気とうかい面消滅)などのローカル情報も細かく扱い、一部はインターネット上でも読む事が出来る。
  • 競走馬の能力指数を表す「日刊コンピ指数」を掲載している。『競馬最強の法則』(KKベストセラーズ)では長期にわたりコンピ指数に関する記事が連載されているほか、関連本も複数出版されている。
  • プロレスの扱いも、1980年代前半まではあまり取り上げてはいなかったが、輪島大士のプロレスデビューを機に試合結果などを掲載しており、現在ではプロレス・プロボクシングなどの格闘技総合面であるニッカンバトル面として掲載している[2]。最近では他紙で取り上げられることがほとんどない女子プロレスの記事も比較的見られる。独自のプロレス・格闘技表彰として「日刊バトル大賞」を制定している。
  • スポーツ紙における社会面のパイオニアであることもあり、社会面の記事が充実している。このため、一時期担当部署が社会部として独立していたこともあったが、現在は文化社会部に統合されている。記事は共同通信社の配信を受けており、内容が同一。
  • 芸能面にも社会面的色彩が色濃く見られ、芸能人の不祥事(特に薬物関係)等の反社会的事件の記事を大きく採り上げる傾向がある。また、他のスポーツ紙が社会面で扱っている記事を芸能面に載せることも少なくない。一方で海外の芸能ニュースの掲載に積極的で、外国人スターの記事も比較的多く扱われている。
  • 氏名における旧字体の漢字使用例が他紙と比べて少ない(森山未まさみ倉奈々高山善など)。
  • 2011年7月31日Web版芸能面にて新聞全国紙に先駆けて”吉永小百合「原発なくしてほしい」”との報道を行い、続いて紙面でも紹介した。
  • 学生スポーツ新聞との連携に積極的で、Web上で主要私立大学の学生スポーツ新聞の記事を紹介するブログサイトも開設している。
  • スポーツ紙と言えば「アダルト性風俗、エロネタ)」があるのも特徴だが、日刊スポーツは全国的に宅配版のみアダルトページを設けておらず(他紙は地域によっては宅配もスタンド売りも同一紙面のことがある)、子供のいる家庭に配慮している(駅売店・CVS販売版でのアダルトページが、宅配版ではテレビ番組の紹介・解説欄に差し替えられている)。東京本社発行版では、地域によって宅配版以外でもアダルトページは設けられていない。大阪本社発行版ではスタンド売りも含めアダルト面は全廃している(ただし、過去に掲載したことはあった。1990年代の一時期、テレビ面が番組表と解説の見開きだった時代には解説面を差し替えて掲載した事例がある)。全くピンク記事が無いスポーツ新聞として独自の路線を歩んでいる。
  • 2007年4月から大阪本社・名古屋本社が発行する土曜・日曜(原則)の中央競馬面を「極ウマ」と名づけて、別刷り10〜14ページ立てで発行。開催場全レース(最大36レース)を網羅。競馬新聞より安価な予想紙として評価されている。



  1. ^ 創刊第1号の紙面
  2. ^ 1980年代前半までプロレスを取り上げていたスポーツ紙は東京スポーツデイリースポーツくらいだった。また、スポーツ報知スポーツニッポンサンケイスポーツは1990年代初頭まではプロレスを殆ど取り上げていなかった。
  3. ^ GReeeeN 解散報道を否定
  4. ^ GReeeeN解散裏付ける「来年白紙」
  5. ^ 本紙4日付「一部報道」について
  6. ^ 関心空間・オールスポーツ
  7. ^ その後、中国新聞広島制作センター(ひろしまちゅービーパーク)での印刷に変更されている。
  8. ^ その際、本来の大阪版1面の記事は、中面にて掲載される
  9. ^ また東京版の1面が芸能ネタ〔例:リア・ディゾンの結婚報道〕で、大阪版の1面が阪神ネタの場合は、大阪で独自に制作
  10. ^ 関西と名古屋は現在「スーパー玉出」(但し現状出店は大阪府一円と兵庫県の一部のみ)、西部は系列の九州朝日放送の番組宣伝広告をそれぞれ掲載。
  11. ^ スポーツ紙では掲載する新聞社自体が少なかった
  12. ^ 朝日新聞日本経済新聞も同日に地デジのリモコンキーIDの小さい順番に再編された。
  13. ^ 既存のテレ朝chが「テレ朝ch1」、旧朝日ニュースターが「テレ朝ch2」に変更
  14. ^ なお、沖縄セルラーについては現在も別法人として存続している







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