救命病棟24時 第4シリーズ

救命病棟24時

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/13 09:43 UTC 版)

第4シリーズ

舞台は海南医大高度救命救急センター 。第1・第3シリーズからは小島楓、第2シリーズより山城紗江子が登場した。また、本シリーズでの新要素として、医師として進藤に匹敵する技術や理念を持ちながらも、救命医療に関する考え方が正反対のいわば「もう一人の進藤」とも言うべき救命医・澤井悦司が登場する。本シリーズでは、進藤・小島・澤井の三人を中心に、現在の救命医療が直面している問題に焦点を当てて、ストーリーが展開していく。

当初第4シリーズは2009年7月7日に放送開始される予定であったが、撮影期間中の6月10日に主演の江口がバイク事故で重傷を負ったことから1カ月延期され、7月は前述の緊急スペシャルが放送されることとなった。なお、前番組『アタシんちの男子』最終回終了後の予告編では今夏スタートと放送された。また、同シリーズでは初となる番組連動データ放送が実施された。

キャッチコピーは「医療を、救命せよ。」、テーマは「救命医療の崩壊」。

キャスト

進藤一生(42)(救命医) - 江口洋介
超一流の腕をもった救命医。国際人道支援医師団の任期を終えアフリカより帰国し海南医大へ赴任。任務地で地雷で足が千切れたHIVキャリアの少女を治療中に停電と爆撃の振動により使用針を間違って指に刺す。これによってHIVに血液感染した危険性が浮上し、指定の対処法に従って薬を服用していたが、最終的に検査は陰性。これまでのシリーズでは非の打ちどころの無い人間のように描かれていたが、このシリーズで初めて、「ピーマン嫌い」という弱点を見せた(ピーマンが具であるチンジャオロースの存在も知らなかった)。最終話でそれまでことあるごとに対立していた澤井に対して救命医療改革への思いを託す。その後、澤井から経営破たんした長崎の病院の立て直しを依頼され、地元の救命医療システムを復活させたいとして長崎に赴く(2010年新春スペシャルのエンディングで現地の病院に行くことになった)。
小島楓(35)(救命医 → 医局長) - 松嶋菜々子
一流の腕をもった救命医。たらい回しされていた患者を受け入れるも死なせてしまい、遺族に民事訴訟を起こされた。このため救命医を辞めていたが、澤井の一計により遺族と和解、進藤と共に働き始める。その関係で澤井より受入れ患者を絞る協力を依頼される。澤井から医局長就任の話を持ちかけられ、一度は断るも最終的には澤井の後任として医局長に就任した。
山城紗江子(36)(看護師) - 木村多江
第2シリーズでは救命の看護師として働いており、救命認定看護師の資格を持つ。離婚によりシングルマザーに。育児のため夜勤の無い放射線科に異動していたが、第3話より花輪と共に救命救急センターに復帰する。しかし、残業が多くなり、息子との不和もあったり、息子がアパートの柵を越えて怪我をして救急に運ばれるなどで親子関係がぎくしゃくしていたが、澤井の取り成しもあって解消された。
鴨居千夏(22)(看護師) - 北乃きい
山城に憧れ、慕っている。救命で亡くなっていく人に対して泣けなくなると言い、山城に諭される。花輪先生からは『ちーちゃん』と呼ばれている。
花輪勝司(45)(麻酔科医 → 救命医) - 板尾創路130R
救命医。前医局長だった大山の教え子。元救命医だったが、自分の息子の為に救命医を止め、麻酔科に転属していた。軽い性格で服装もやや派手だが救命医としての技量は一流、進藤が絶賛するほどの腕をもつ。第3話より山城と一緒に救命救急センターに復帰する。
横溝静香(30)(看護師) - 市川実和子
看護師。遠距離恋愛をしており、沖縄に恋人がいる。
工藤亮介(26)(研修医) - 石田卓也
指導医は進藤。研修終了後は実家の美容外科で働こうと思っていた。人の死にトラウマがあり、その状況に直面にするとパニックを起こす。第4話で進藤に対する不満が爆発。澤井に指導医の変更を願い出るが、医療ミスを起こしてしまい、進藤の的確な処置に救われる。直後に思い直し、指導医変更の申し出を撤回した。最終話で患者を死なせてしまった後悔から泥酔し、結果転落事故で重体に陥るが、進藤や楓の適切な処置で意識を取り戻した。その3カ月後に職場復帰した。
丹原博嗣(30)(眼科医 → 救命医) - 趙珉和
進藤に反発し救命を飛び出す。プライドを傷つけられたことを逆恨みし、HIV検査結果を晒そうとする。完璧だと思っていた進藤の事情を聞き、厳しさの意味を理解。救命へ戻ってきた。
坂口理恵(23)(看護師) - 西原亜希
看護師。
野口昭光(41)(耳鼻科医 → 救命医) - 矢柴俊博
熱さまシートを愛用する。ドラマが進むにつれて救命医療に対する知識や技術を覚えてきた。しかし、仕事と家族の両方で悩みを抱え、自分を支えてくれる妻の一言で前向きになる。
堀田明子(50)(看護師長) - 山野海
厳しく優しく救命を支えている。
現在も独身(一度「倒れるならここ(救命)で倒れよう」と発言したこともある)。
佐伯透(看護師)(30) - 西山聡
看護師の面々では唯一の男性で、体力が自慢。第5話でぎっくり腰になった。看護師仲間ではかなりのムードメーカーになっている。
浦賀昌義(65)(院長) - 山田明郷
院長。
澤井に絶大な信頼を寄せている。
守谷隆文(60)(高度救命救急センター長) - 小野武彦
院長よりお荷物扱いされ、新たに医局長となった澤井が院長より救命改革の全権を与えられたことに反発するが、逆に澤井から救命医全員辞職の責任が守谷にあると言い返されてしまう。最終話で澤井が医局長辞職と救命改革機構へ行くことを伝えると改革機構を官僚の天下り先だと非難した。
澤井悦司(40)(医局長 → 独立行政法人救命改革機構 常任理事) - ユースケ・サンタマリア
医局長。超一流の救命医としての腕を持っている。アメリカのERで勤務経験あり。現実主義・合理主義であり、これまでの救命医療に対しても悲観的に見ており、進藤とは別の考え方をもっている。救命医療の崩壊対策の為に、講演・メディア露出をしている。小島を訴えた遺族に、医者は敵ではなく救命医療崩壊の被害者でもあり、国を相手取り訴訟をするなら協力を惜しまないと語る。最終話で医局長を辞職し、独立行政法人救命改革機構の常任理事に就任する。進藤とはことあるごとに反目しあうも、機構理事就任後の会合での演説にて進藤の言葉を引用したり、救命医の立場を離れた後も花火工場での救出作業の現場や停電状態の海南医大で進藤を助けるなど、「命を救いたい」という根本の部分では進藤と同じ考えを持っている。
ゲスト

スタッフ

放送日程

各回 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
Episode1 2009年8月11日 待望の新シリーズ!
救え!! 救命の危機を
二木洋樹
一色伸幸(脚本協力)
河毛俊作 20.3%
Episode2 8月18日 救えない患者はどこへ 一色伸幸 18.3%
Episode3 8月25日 命を救う者たちの選択 高山直也
一色伸幸(脚本協力)
水田成英 19.3%
Episode4 9月01日 全力で救うことの意味 林誠人 佐藤祐市 19.0%
Episode5 9月08日 こころを救う救命医 小川真 大木綾子 18.8%
Episode6 9月15日 狙われた救命センター 二木洋樹 佐藤祐市 18.9%
Episode Final 9月22日 遂に感動の最終章!!
緊急出動したドクターカーに最大の危機が訪れる!?
仲間の死? そして進藤と楓の選択!?
崩壊した救命センターに未来は訪れるのか!?
一色伸幸 河毛俊作 19.3%
平均視聴率:19.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
Special 2010年1月3日 緊急事態発生! 機能停止した病院に
立ち向う救命チームの奮闘新エピソード!!
進藤と楓の新たな旅立ちと感動のシリーズ4特別版
林誠人 河毛俊作
大木綾子
12.7%

主題歌

備考

  • 第4シリーズのモデルケースとなったのは、鳥取県米子市にある鳥取大学医学部附属病院の救命救急センターである(放送直前SPより)。同センターでは、救急災害科の教授と准教授を含む救急専門医4人全員が、心身の疲労などを訴え「救急現場の窮状を知ってほしい」として、2009年3月末に一斉辞職した。放送直前SPでは、後任のセンター長兼救急災害科教授に就任した本間正人医師へのインタビューも放送された。
  • 舞台設定は横浜だが、実際の横浜の医療体制とは異なる。
  • 進藤は、第1シリーズ、第2シリーズでは喫煙していたシーンが幾度か見られるが、第3シリーズ以降は喫煙しているシーンは見られない。








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