排他的論理和 排他的論理和の概要

排他的論理和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 01:18 UTC 版)

ベン図による排他的論理和

表記法

中置演算子のある体系では、中置演算子を利用した中置記法により表記されることが多い。演算子 (Unicode: U+22BB ⊻)、。誤解のおそれがないときは、XOR、xor、 (Unicode: U+2295 ⊕)、+ なども使われる。

論理学などでは を使用して と書くことが多く、論理回路などでは を使用して と書くことが多い。

プログラミング言語

記号を使った中置演算子としては ^@ などが使われることが多く、キーワードが演算子になるような言語では XORxor などが使われることが多い。

z = x ^ y;
z = x xor y;

「私の身長は160cm以上である」と「私の体重は52kg未満である」の二つの命題の排他的論理和は、これらのうち一方のみが成り立つことであるから、「私は身長160cm以上であり体重が52kg以上である。あるいは、私は身長160cm未満であり体重が52kg未満である。」となる。

なお、2つの命題 A, B について共通部分 AB空集合であれば、排他的論理和は論理和と同じになる。例えば A = 「私の身長は160cmである」と B = 「私の身長は170cmである」は同時に成立することはない(共通部分が空である)ので、(A xor B) は (AB) と同じく「私の身長は160cmまたは170cmのいずれか一方である」となる。




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