扇子 扇子の概要

扇子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 04:20 UTC 版)

沈折(しずめおり)の白扇。白扇は古くは贈答の品として使われた。

「おうぎ」という言葉は古くは「あふぐ」(扇ぐ)の派生形の「阿布岐」あふぎと呼ばれた[1]が、日本語の変化によって関連が分かりにくくなった。


  1. ^ 高橋 2011, pp. 25.
  2. ^ 若林佐恵 (2017年9月21日). “全国シェアなんと9割!300年以上受け継がれた伝統工芸「高島扇骨」の世界を覗いてみませんか?”. しがとこ. 2021年9月29日閲覧。
  3. ^ ツタンカーメンの墓に隠し部屋か”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2023年7月26日閲覧。
  4. ^ 図説、初期王朝時代
  5. ^ 吉野ヶ里遺跡(弥生時代)-出土遺物1
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 王岩「扇の発展に見る東アジアにおける文化の伝播と創造」『相愛大学人文科学研究所研究年報』第4巻、相愛大学人文科学研究所、2010年、32-40頁、CRID 1050282812612825344ISSN 1881-7483 
  7. ^ 『扇面画(古代編)』(『日本の美術』319)17頁。ただしこの発掘品は、木の細長い薄板を重ねて扇状に広げるが、その端を切って形を倒卵形に整えたものである。この形から中村清兄は、これが檜扇であるとすることを否定し批判している(『扇と扇絵』1 - 2頁)。
  8. ^ 崎岡洋右『三国古典の散歩』(文芸社、2007年)251 - 252頁。『早慧的文明』(上海古籍出版社)という本に、「扇子は中国人が発明したものであるとの説」があることを紹介している。
  9. ^ 古事類苑』服飾部「扇」の項および諸橋轍次編『大漢和辞典』第五巻「扇」の項、『扇と扇絵』(中村清兄)参照。
  10. ^ [1]
  11. ^ 松井宏「江戸扇子 粋なセンス◇シンプルだがすっきり、伝統技法を受け継ぐ◇」日本経済新聞』朝刊2018年7月17日(文化面)2019年4月9日閲覧。
  12. ^ a b c d e 宮崎克己「空間のジャポニスム 第4章 女性たちの空間 (1) 婦人の持ち物 2022年3月6日閲覧。
  13. ^ a b 河野 2011, pp. 82–84.
  14. ^ 『扇面画(近世編)』(『日本の美術』321)巻末「西の国の扇の話」
  15. ^ 吉田典子「ベルト・モリゾと日本美術(1) : 扇・団扇のジャポニスムから1890年ビングの「日本版画展」まで journal=近代」第111巻、神戸大学近代発行会、2014年、CRID 1390290699906494464doi:10.24546/81008699ISSN 0287-2315 
  16. ^ 京扇子・京うちわ 近畿経済産業局、2022年3月6日閲覧。
  17. ^ 高橋 2011, pp. 7–11.
  18. ^ 服部幸雄『江戸歌舞伎の美意識』平凡社 1996 ISBN 4582260233 p.254-255.
  19. ^ 高橋 2011, pp. 54–57.
  20. ^ 本田總一郎監修『日本の家紋大全』 梧桐書院2008年
  21. ^ 扇の国、日本サントリー美術館企画展(2018年11月28日~2019年1月20日開催)公式サイト(2019年4月9日閲覧)。


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