必殺仕事人V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 08:58 UTC 版)
殺し技
- 中村主水
- 悪人を油断させながら、一瞬の隙を付いて、脇差を相手の急所に刺す。第一話では、相手とのすれ違いざまに相手の脇差を抜き取り、それを使って止めを刺した。
- 本作では脇差の柄を抜き、現れた仕込み刃で悪人の急所を刺す変則技を多用している[16]。
- わざと隙を見せ、悪人に刀の柄を取らせ、現れた刃で相手の急所を突き刺す技も使用した[17]。
- 組紐屋の竜
- 先に鈴の付いた赤と黒の二色の組紐を悪人の首筋目掛けて投げ、首に巻き付け、宙吊りにして吊り上げ、窒息死させる。相手によっては、二人同時に宙吊りにする大技も見せることがある。
- 仕事人狩りから逃れ、道具を持たずに訪れた温泉宿で偶然、出くわした悪人たちを仕置した際は例外的に、大道芸人の独楽の紐を使用した(第6話)。
- 台本では二色の組紐ではなく、五色の紐を絡めて窒息死させると記載されている [18]。
- 花屋の政
- 出陣の際にへし折った季節の花の枝で、悪人の首筋を突き刺す。
- 竜同様、温泉宿での仕事の際は咄嗟の機転で、氷柱を使用した(第6話)。
- 西順之助
- 前作同様、カタパルト型の投石器を使用。本作では電磁石機能を加え、パワーアップした。
- 電磁石は第15話以降[19]、カートリッジ式からダイヤル式に変更になり、アームを変える必要がなくなった。
- 温泉宿での仕事の際は宿の庭にあった鹿威を、投石器の代用にした(第6話)。
- おりく
- 三味線の撥で、悪人の咽喉を瞬時に斬り裂く。
スタッフ
- 制作 - 山内久司(朝日放送)
- プロデューサー - 辰野悦央(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
- 脚本 - 吉田剛、篠崎好、保利吉紀、中原朗、林千代、鶉野昭彦、三田純市
- 音楽 - 平尾昌晃
- 監督 - 広瀬襄、八木美津雄、田中徳三、松野宏軌、黒田義之、津島勝、家喜俊彦
- ナレーション
- 協力 - エクラン演技集団、新演技座
- 製作協力 - 京都映画撮影所(現・松竹撮影所)
- 制作 - 朝日放送、松竹
主題歌
- 主題歌 - 藤田絵美子[20]「さよならさざんか」[21](リバスターレコード)
- 挿入歌 - 京本政樹「哀しみ色の…」(ビクターレコード・インビテーションレーベル(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント))
- 作詞・作曲:京本政樹、編曲:大谷和夫
- ^ 次作『必殺仕事人V・激闘編』以降の主水シリーズでは、鍛冶屋の政。
- ^ 「必殺対談/藤田まことVSゆでたまご」『フレッシュジャンプ』8月23日号、集英社、1984年。
- ^ Vジャンプ編集部 編『キン肉マン 290クイズブック』集英社、2019年、166頁。ISBN 978-4-08-882158-0。
- ^ 『META‐JiDAIGEKI by Kyomoto‐MiX』(文芸社) p.160-161
- ^ ただし、劇中では梅富と呼ばれる描写は無い。
- ^ 遠藤憲一、30年ぶり『必殺仕事人』 「不思議な気分とうれしいのとごちゃまぜ」 ORICON NEWS 2015年3月10日
- ^ これは演者の鮎川が首を怪我をした事による措置。カツラも首に負担が掛からない軽量の物を着用していた。
- ^ 第1 - 3、9、11話
- ^ クレジットは「起こし」(かつてのロート製薬のオープニングキャッチと同じ形)
- ^ 第1、16話
- ^ 第1、2話
- ^ 野際は政の養母でもある仕事人役。後にスペシャル『必殺仕事人2007』『同2009』で、レギュラー出演を果たす。
- ^ 斉藤と萬田は劇場映画第1作『必殺! THE HISSATSU』の石亀とその妻 お娟役。2人は次作『必殺橋掛人』に夫婦役で、レギュラー出演する。
- ^ 塩沢は後に劇場映画『必殺! ブラウン館の怪物たち』にゲスト出演。
- ^ 賀来は政の元恋人である被害者役。当時、村上と賀来は交際が噂されていた。のちに『必殺仕事人2009』第2話に被害者の母親役でゲスト出演する。
- ^ 第6話他
- ^ 第7、25話
- ^ これは当時発売されていた週間テレビ番組にも本作放送開始時の番宣ページに記載されている。
- ^ 第16話を除く。
- ^ 藤田まことの実娘。現在[いつ?]はゴスペルシンガー・EMIKOとして活動中
- ^ “さよならさざんか”. @ ELISE(アットエリーゼ). 2016年1月19日閲覧。
固有名詞の分類
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