徴兵制度
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徴兵制度と諸概念
- 徴集兵:呼び出され集められた兵。(英: conscript)
- 召集兵:一度は現役軍人として徴兵された後に予備役等の役種となり、改めて召集された兵
- 応召兵:召集令状に応じて指定地に行く兵。あるいは召集に応じた兵。
- 徴用兵:呼び出され用いられる兵
- 志願兵:(事実上の有無は問わず)本人の志願により兵役についた兵士
- 徴募兵:(1)つのり集めた兵であり、志願兵のこと(2)呼び集められた兵のこと、徴集兵。「諸藩の兵を―して/近世紀聞(延房)」[138]。強制徴募も参照
- 動員:服務待機の兵を召集すること。あるいは動員済みの兵を根拠地に集結させること。
- 復員:動員を解除し服務待機に戻すこと。
- 入隊:軍隊に入ること。徴集兵の場合、兵役登録が事実上の入隊であるが、実際に召集を受けた場合は入営とも。
- 除隊:兵役の期間を満了し、軍隊を辞めること。退役、退職とも。
- 不名誉除隊:犯罪その他重大な不祥事により、強制的に軍隊を辞めさせる処分のこと。
脚注
参考文献
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文献情報
世界各国・地域の情報
防衛省の防衛白書
2007年版 - 2006年版 - 2005年版 - 2004年版 - 2003年版 - 2002年版 - 2001年版 - 2000年版 - 1999年版 - 1998年版 - 1997年版 - 1996年版 - 1995年版 - 1994年版 - 1993年版 - 1992年版 - 1991年版 - 1990年版 - 1989年版 - 1988年版 - 1987年版 - 1986年版 - 1985年版 - 1984年版 - 1983年版 - 1982年版 - 1981年版 - 1980年版 - 1979年版 - 1978年版 - 1977年版 - 1976年版
防衛白書の資料編
2007年版 - 2006年版 - 2005年版 - 2004年版 - 2003年版 - 2002年版 - 2001年版 - 2000年版 - 1999年版
注釈
- ^ a b c 日本の自衛隊は、軍隊ではないとしている。この記事の地図上では、軍隊に含む。
- ^ しかし2015年の世論調査ではフランスでは徴兵制復活支持と廃止への後悔が多数を占めている。
- ^ エマニュエル・マクロン大統領は2017年のフランス大統領選挙で18歳から21歳の男女に対し、軍による訓練を中心とした1か月間の兵役の義務化を公約に掲げて当選し実行して復活させた。
- ^ 2013年に投票権を持つ国民の73%が徴兵制の廃止に反対し、26州全てで廃止反対派が圧倒した。
- ^ 賛成が有効票の59.8%、反対は40.2%
- ^ 一方で大規模戦闘終結後のアフガニスタンやイラク情勢においては、パウエル・ドクトリンに見られる圧倒的な兵力を投入し、短期間で勝利を目指し情勢を支配・管理する手法が再評価されている。
- ^ 論文発表当時の階級は中佐。
- ^ 実質上の短期教育制度であり軍事教練を行わないため、他国の徴兵制と同列に扱うのは難しい
- ^ 志願兵としてはアメリカの婦人陸軍部隊、ソビエトでマリーナ・ラスコーヴァの組織した女連隊、フィンランドのロッタ・スヴァールドなどが存在した(英語版en:Women's roles in the World Wars#World War II参照)
- ^ 自動車化輸送軍団のように、前線で活動する部隊もあった。
- ^ アメリカでは第一次大戦中にバイリンガルの女電話交換手を採用し軍務に従事させていた(ハロー・ガールズ)。
- ^ 家族や親族に罰を加える性質のものも存在した。エジプト1279年シャッワール月9日付勅令第26号(1863年3月30日)によれば徴兵からの逃亡に家族・親族への連携罰則として土地を含めた財産の没収を規定している[37]。
- ^ 日本の旧徴兵令では、兵役忌避は1月以上1年以下の重禁錮刑に3円以上30円以下の罰金刑が附加される(徴兵令31条)[38]。
- ^ 詳しくは中華民国軍zh:中華民國軍事
- ^ 義務教育における軍事教練のみ存在する。
- ^ Selective Service System という制度がある。アメリカ合衆国に居住している18歳〜25歳の男性は、有事の際大統領と議会の承認によって徴兵される「選抜徴兵制」があり、国防総省が作成する徴兵リストに登録する義務がある
- ^ かつて、徴兵期間が一番長い国としてギネス世界記録に掲載されたことがある。
- ^ コスタリカは常設軍を廃止しているが憲法147条・121条により非常時徴兵を規定[61]。
- ^ 2008年に徴兵制度が廃止されるまでは男女ともに9か月間の兵役義務を負っていた。
- ^ 2011年に徴兵制度を廃止。
- ^ 2003年に徴兵制度を廃止。
- ^ 衆議院予算委員会(昭和56年2月4日)内閣法制局長官 角田禮次郎委員の発言を参照。ただし、これ以前の時期には、内閣法制局は徴兵制度が「意に反する苦役」にあたるか否かについて、はっきりした見解を示していなかった。この点については第六十三回衆議院内閣委員会(昭和45年10月28日)内閣法制局長官 高辻政府委員の発言を参照。
- ^ たとえば第五回参議院本会議(昭和24年5月16日)草葉隆圓など
- ^ フォトジャーナリストの宮嶋茂樹が、「(引きこもりを)まだ10代のうちに自衛隊へ入隊させて、規則正しい生活送らせ、なまった肉体と屈折した精神を鍛え直すんや。その上で、自衛隊にはさまざまな職種があるから、個々に適した仕事を見つけてもらう。そのうちの何割かは、自衛隊員としての適性を見いだされ、そのまま正式に入隊してもエエやろ。そうなったら定員割れしとる自衛隊内の人手不足問題も解消や。結果、わが国の国防の役に立つやないか」と産経新聞のコラムで主張している[74]。宮嶋は「税金も払わない上に、三十路になっても親がせっせと部屋に「エサ」を運び続け、パソコンに向かってしか他人と会話できん奴をニートと呼ぶそうだが、そんな穀潰しが何十万も生きているのは世界広しと言えども日本だけである」となどと批判し、続けて「お隣の半島南半分ではサッカー選手から、大統領まで男は全員2年以上の徴兵される。日本でも8か月ぐらいでいい。ニートに対して規律、勇気、自己犠牲、国防意識という美徳を自衛隊で徹底的に教育し直すべきである」と述べ、ニート対策として徴兵制度の導入を唱えている[75]。また第15代防衛大臣の稲田朋美は「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」「『草食系』といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」「でも、たとえば自衛隊に一時期、体験入学するとか、農業とか、そういう体験をすることはすごく重要だと思います」「(自衛隊体験入学は)まあ、男子も女子もですね」と主張している[74]。
- ^ 戦時中でも徴兵拒否者はいたとされ、俳優の伴淳三郎は召集令状を受け取っていたのだが、徴兵検査にはきれいに化粧をした女装で出かけていき、その格好を見た検査官が激怒して検査場から追い出され、検査直前に醤油を大量に(一升瓶1本分)飲み、「肝臓病」を装って徴兵を逃れている(一時的に同一症状が出せる)。[要出典]
- ^ 2011年12月30日、国防部および内政部は、2012年1月1日より徴兵制を停止し、常備兵役の軍事訓練の期間および対象者の出生年について、「1994年1月1日以降に出生した兵役適齢男子は、2013年1月1日より4カ月の常備兵役の軍事訓練を受けることに改める。」及び「1993年12月31日以前に出生した兵役適齢男子は、徴兵を受けていない者、あるいはまだ徴兵に就いていない者は、兵役法第25条3項の規定に基づき、1年間の期限で代替役(兵役の代わりに公的機関で勤務)に付くものとする。」とした[81]。
- ^ なお、高校や大学、専門学校などで行われる「軍事教練」授業の8時間分を軍事訓練の1日分と換算して、最大で30日分を限度として4カ月の訓練期間に充当が可能であり、また、夏休みなどを利用して軍事訓練を受けることも可能[82][83]。
- ^ 現行法上、懲役1年6か月以上の刑が確定しない限り、正式に徴兵が免除されないため。
- ^ ドラマ『冬のソナタ』に出演していた俳優であるペ・ヨンジュンと歌手でもあるパク・ヨンハは、それぞれ目の異常のため免除された。また同じく俳優であるウォンビンは兵役に従事したが以前から抱えていたひざの病状が悪化したため途中から除隊されたというようなケースもある
- ^ Selective Service System(選抜徴兵登録制度)と呼ばれる仕組みがあり、18歳-25歳の米国国民の男性と永住外国人の男性に連邦選抜徴兵登録庁への徴兵登録が義務と規定されている。ただし、ベトナム戦争以後に、この名簿に基づいて徴兵が行われたことは今のところない。
- ^ ドイツの選挙権年齢は1970年に21歳から18歳に引き下げられたが、その背景に徴兵制度と参政権の議論が存在する[118]。
- ^ アインシュタインは、米国に行く前にスイス国籍を取得していたが、扁平足であることを理由に兵役を免除された。
- ^ イスラエル国籍の女優ナタリー・ポートマンは米国のハーバード大学に留学していて兵役を免除された。
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- ^ GOO辞書「徴募」
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