弁証法 弁証法の概要

弁証法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 13:21 UTC 版)


注釈

  1. ^ 意識は意識外の物を対象とする。一般に真理は対象の方に、確実性は意識の方にあると常識は考える。意識の経験は対象と意識の分裂態における経験である。
  2. ^ 悟性の立場を通り意識の経験は対象と意識との一致する自覚の状況に進み、真理と確実性とは合致し、意識は他の意識ではなく自己自身の意識である。
  3. ^ エヴァリッド・ヴァシーリエヴィチ・イリエンコフ(ロシア語: Э́вальд Васи́льевич Илье́нков, ラテン文字転写: Evald Vassilievich Ilyenkov、1924年2月18日—1979年3月21日)。ソビエト連邦の哲学者。マルクス主義哲学を研究。チェルヌイシェフスキー賞受賞者。著書に『カール・マルクスの「資本論」における抽象的なものと具体的なものの弁証法』、『偶像と理想について』。訳書にヘーゲル『大論理学』(ローゼンターリ、シトコフスキーとの共訳)。1979年に自殺。イリエンコフ『資本論の弁証法(カール・マルクスの「資本論」における抽象的なものと具体的なものの弁証法)』花崎皋平訳、合同出版、1979年、pp.369-377

出典

  1. ^ 高山岩男『辨證法入門』弘文堂、1949年、p.3
  2. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 著、加来彰俊 訳『ギリシア哲学者列伝(下)』岩波書店、1994年、114-118頁。ISBN 4-00-336633-6 
  3. ^ プラトン『パイドロス』藤沢令夫訳、岩波文庫、1967年、p.111
  4. ^ 高山岩男『辨證法入門』弘文堂、1949年、p.15
  5. ^ 高山岩男『辨證法入門』弘文堂、1949年、p.8
  6. ^ カール・マルクス『資本論』第1巻、前文
  7. ^ イリエンコフ『資本論の弁証法』花崎皋平訳、合同出版、1979年、p.7






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