幼虫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > > > 幼虫の意味・解説 

幼虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 05:54 UTC 版)

幼虫(ようちゅう)は、昆虫クモ類多足類(ムカデ類は除く)など陸生節足動物幼生の総称である[1]から産まれて成虫になるまで(の期間がある場合はそれ以前)の間の成長過程のものを指す。昆虫においては、特に完全変態のものに限って幼虫といい、不完全変態の幼生を若虫(わかむし)といって区別することがある[1]。そのなかでも、等翅目では、初期の翅原基が外部から認められないものを幼虫、後期の翅原基が外部から現れたものを若虫と区別し、総翅目ではさらに若虫の前に翅原基を生じるが、その段階を前若虫と呼ぶ[2]


  1. ^ a b 『岩波生物学辞典』P.1426a「幼虫」
  2. ^ 『岩波生物学辞典』P.1507h-1508「若虫」
  3. ^ 『岩波生物学辞典』P.1282h-1283「ベルレーゼ説」


「幼虫」の続きの解説一覧




幼虫と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「幼虫」の関連用語

幼虫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



幼虫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの幼虫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS