川崎重工業 川崎重工業の概要

川崎重工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/14 19:59 UTC 版)

川崎重工業株式会社
Kawasaki Heavy Industries, Ltd.
フライングKカワサキ
Kobe Crystal Tower (2006.10.22).jpg
川崎重工業神戸本社が入居する神戸クリスタルタワー
種類 株式会社
市場情報


東証1部 7012
大証1部(廃止) 7012
2013年7月12日上場
名証1部 7012
略称 川崎重工・川重・Kawasaki・KHI・カワサキ[1]
本社所在地 日本の旗 日本
650-8680
兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目1番3号 神戸クリスタルタワー
設立 1896年10月15日
業種 輸送用機器
事業内容 オートバイ鉄道車両航空機ガスタービンエンジン建設機械環境装置船舶特殊小型船舶油圧機器等の製造・販売
代表者 金花芳則(代表取締役社長
資本金 1,044億84百万円(2014年3月末現在)
売上高 単体1兆980億円
連結1兆4,861億円
(2015年3月期)
営業利益 連結872億円
(2015年3月期)
純利益 連結516億円
(2015年3月期)
純資産 連結4,479億円
(2015年3月末現在)
総資産 連結1兆6,622億円
(2015年3月末現在)
従業員数 単体15,196人、連結34,620人
(2015年3月末現在)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行6.47%
日本マスタートラスト信託銀行5.52%
みずほ銀行3.43%
JFEスチール3.36%
日本生命保険3.23%
(2011年9月末現在)
主要子会社 連結子会社95社
持分法適用関連会社18社
関係する人物 川崎正蔵(創業者)
松方幸次郎(初代社長)
外部リンク www.khi.co.jp
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概要

 会社の歴史は19世紀の明治時代より始まっており、東京築地の川崎築地造船所に端を発している。大正時代第一次世界大戦による造船活況、そして世界大恐慌昭和時代第二次世界大戦、戦後の高度成長期と日本の近代史・産業史とともに存続してきた日本を代表する総合重機械産業である。三菱重工業IHI(石川島播磨重工業)とともに三大重工業の一角を担う名門企業でもある。

自衛隊潜水艦航空機ミサイルの製造もおこなう国内有数の防衛産業でもあり、防衛装備受注金額では日本第2位、世界第53位に位置する。神戸を拠点とする有数の関西系企業でもある。かつては川崎財閥(松方コンツェルン)の主要企業であった経緯から、川崎製鉄(現JFEスチール)川崎汽船とも関係がある。本社は神戸市中央区神戸クリスタルタワーであり、東京都港区海岸に東京本社も設置している。

社是に相当するミッションステートメントには「テクノロジーの頂点へ」と記されており、高度な技術力の錬磨を推奨する社風を展開する。過去に日本で初めて蒸気機関車の製造を行うとともに、ライト兄弟の初飛行からわずか15年で航空機工場を設立、戦後はオートバイなどに代表されるコンシューマープロダクツへの進出を成功させている。近年では、航空機の機体とエンジンの両方と宇宙機器の開発・製造を担う航空宇宙産業としてその名を轟かせており、防衛装備移転三原則に従い、潜水艦輸出案件の検討も行うなど日本国の防衛産業発展を担う存在として台頭している。

一方で、重工業では珍しく、日本国内でファナックに次ぐ第2位、世界では第4位のロボット産業としての存在感を確立しており、IoTAIに至る第四次産業革命の一端を担う業容を拡大しつつある。また、水素社会の確立を見越した水素チェーンのインフラ技術確立にいち早く取り組んでおり特筆に値する。これらの歴史は従来製品の延長だけでは満足せず新たなる分野での「テクノロジーの頂点」を目指す社風の成果とされる。

日立製作所内で設立されている日立返仁会(日立博士会)や日立技術士会と同じく、企業内で理工系最高国家資格の技術士、最高国家称号・学位である博士号取得を積極的に推進し、技術士資格取得者から構成する川重技術士会(約140名)や博士号取得者で構成される川重博士会(約120名)を設立しており、さらには自社内の社報で技術士博士号取得者を定期的に公開しており「テクノロジーの頂点へ」という気風を強力に後押ししている。

なお、同社の会長・社長経験者は、神戸商工会議所の会頭職と同時に、日本商工会議所の副会頭職を務める場合がほとんどである。さらに、その社業が陸海空のインフラ全般に及び社会経済の発展に貢献していることから、日本航空宇宙工業会日本造船工業会、鉄道システム輸出組合などの会長・理事長を務める場合が多い。また、経営指標において特筆すべき成果が認められる場合に関西経済連合会の副会長職を務めている。

なお「川崎」は創業者の川崎正蔵の姓が由来であり、神奈川県川崎市とは無関係である。

名称・ロゴマーク

現在はKawasakiを図案化した「フライングKカワサキ」を川重グループで使用している。

かつて、川崎の川を図案化した「リバーマーク」を制定し、川崎造船所時代から長年、社章・社旗・オートバイを除く製品等で用いていた(川崎製鉄も独自マーク制定迄はリバーマークを使用していた)。オートバイ部門は1960年代からフライングKカワサキを使用していた(それ以前はリバーマーク。一部車種はメグロを使用)。

川重製オートバイの海外認知度向上により、日本国内でもフライングKカワサキが鉄道車両等オートバイ以外の製品・サービスにもよく使われるようになり、2007年にフライングKカワサキを川重グループの新たなコーポレートマークに制定した。ただしリバーマークが全く使われなくなったわけではなく、2015年発売のNinja H2Rなど一部の製品では、エンブレムとしてリバーマークが使われている[2]

2016年1月7日、創立120周年を記念しリバーマークを基にした「120周年ロゴマーク」を発表[3]。1年間限定であるがリバーマークが復活した。広報活動等で使用される。









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