小麦粉 調合原料

小麦粉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 00:10 UTC 版)

小麦粉(こむぎこ)とは、小麦製粉した粉である。主に食用で利用されており、パン麺類ケーキ菓子など、様々な食品の材料として用いられる。一部に「うどん粉」「メリケン粉」と呼ぶ人がいる[1]穀粉の一種。人類による利用は古代エジプトですでに行われていたことが知られ、西洋でも東洋でも広く利用されるようになり、日本でも粒食と並んで中世後期には利用されていた。


注釈

  1. ^ グルテンを分離するには、こねた生地を水につけて洗い流すのだが、この水に浸かっている状態は沈粉(じんこ)という。一方、生地から分離したグルテンのほうはなどの原料として使われる。

出典

  1. ^ #メリケン粉とうどん粉の違い参照
  2. ^ a b c d e f 吉田宗弘. “うどん類の歴史と分類”. 関西大学. 2020年11月8日閲覧。
  3. ^ 小麦粉の歴史・文化、小麦粉百科」日清製粉グループ、閲覧2017年5月30日
  4. ^ 粉砕部分に着目した製粉機の分類、製粉の歴史」木下製粉株式会社、閲覧2017年5月30日
  5. ^ 家庭用小麦粉にも実施(昭和16年4月11日 朝日新聞(夕刊))『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p120 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  6. ^ 学校給食の歴史、学校給食について」全国学校給食会連合会。閲覧2017年5月30日
  7. ^ 「コメよりパン」になった日本人の食卓」ニッポンドットコム。閲覧2017年5月30日
  8. ^ [どれ?]米国農務省食品成分データベース (英語)
  9. ^ a b c [1]
  10. ^ a b c 長尾精一『粉屋さんが書いた小麦粉の本』三水社、1994年。ISBN 4-915607-68-2 
  11. ^ 東京都火災予防条例
  12. ^ ジェフリー・ハメルマン 2009, pp. 36–38.
  13. ^ 長尾精一編 『小麦の科学』朝倉書店、1995年、p.62。ISBN 978-4-254-43038-7
  14. ^ 長尾精一編 『小麦の科学』 朝倉書店、1995年、pp.187-188、ISBN 978-4-254-43038-7
  15. ^ 豊田実「最近の麺事情について」『調理科学』24巻 1号 1991年 p.36-42, doi:10.11402/cookeryscience1968.24.1_36
  16. ^ プレミックスとは?」日本プレミックス協会。閲覧2017年5月30日
  17. ^ 『広辞苑 第五版』岩波書店、1998年。ISBN 978-4000801119 
  18. ^ 第10回 メリケン粉、洋菓子の世界」日本洋菓子協会連合会。閲覧2017年5月30日
  19. ^ 小麦・小麦粉の商品知識、小麦粉のおはなし」製粉振興会。閲覧2017年5月30日
  20. ^ 小麦粉のはなし、小麦と小麦粉のはなし」木下製粉株式会社。閲覧2017年5月30日
  21. ^ いろいろなかび毒”. 農林水産省 (2022年). 2023年12月2日閲覧。
  22. ^ いわて生活協同組合「雑穀ブレッド、すいとん粉、県産小麦粉、うどん(乾麺)」 - 返金/回収”. 消費者庁 リコール情報サイト (2023年). 2023年12月2日閲覧。
  23. ^ 創業87年の南部せんべい老舗、自主回収で「店開けられない」原料の「かび毒」基準値超えか”. J-CAST (2023年11月27日). 2023年12月2日閲覧。
  24. ^ a b c 藤原 逸樹. “粘土遊びの指導法に関する一考察”. 安田女子大学. 2019年11月11日閲覧。


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