小松政夫
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小松 政夫(こまつ まさお、本名:松崎 雅臣(まつざき まさおみ)、1942年〈昭和17年〉[1]1月10日 - 2020年〈令和2年〉12月7日)は、日本のコメディアン、タレント、俳優、声優。社団法人日本喜劇人協会会長(第10代)。福岡県福岡市瓦町(現:博多区上川端町)出身[2]。
注釈
- ^ a b 同社の商品「塩豆大福」のCMに起用された際、小松がかつて同店に住み込みで働いていた旨が字幕で紹介された。以来、「塩豆大福」のCMに出演する。2009年1月の時点では字幕表示は消えたが、ロケの休憩中にほおばり続けるというものである。
- ^ 著書によれば、実際は多忙な植木と四六時中一緒だったため、食費も植木が出してくれるなど、ほとんどお金を使う機会自体がなく困ることはなかった。
- ^ 本人の記憶によれば、正確には3年10カ月であるという。
- ^ 反対に小松が「今日、こんなやつを見かけてさ…」と切り出すと伊東が「どんなやつ?なに言ってたの?」と興味津々に前のめりになり、スタッフとのやり取りなどでそのフレーズを小松に使わせるとその様子を見ていた伊東が「これ使えるね」と評価して本採用、というケースも多々あったという。
- ^ 小松演じる政太郎が茶の間のこたつの上でパペットを右手に装着してしらけ鳥を歌いながら踊るというもの。
- ^ その後植木は個性派俳優として活路を見出し、平成期に入ってから「スーダラ伝説」のヒットなどにより再ブレイクすることになる。
- ^ 当時を知る放送作家の田村隆も、「小松さんはネタを思いつくとまず番組スタッフなど仕事仲間に見せていました。そして反応が悪いと、ネタの後に「…なんちゃってネ!」と言ってその場を誤魔化していました」と回想している[5]。
- ^ 小松の妻によると、「裏方さんを労いたい気持ちから自宅に招いたのだと思います。でも本人は酔っ払って先に寝ちゃうので、私が皆さんの食事を作ったり、知らない人の話し相手を朝までしたり大変でした」と回想している[5]。
- ^ 女が男の背広の袖を引っ張りながら、「ねえ、どうしてなの?私の悪いところは全部直すわ。ねえ、教えて教えて」と言ったのをアレンジして持ちギャグにした[5]。
- ^ 「ガ〜ッチャマン〜」の台詞を言う際には、両手の親指と人指し指で輪を作り、手を逆さに顔にマスクのように被せて言う。
- ^ 没後にWOWOWでカット部分を追加吹替して再放送された際は飛田展男が追加部分を担当。
出典
- ^ a b “NHKクロニクル わたしが子どもだったころ コメディアン 小松政夫”. NHKアーカイブス. 日本放送協会 (2009年1月7日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月3日閲覧。
- ^ 小松政夫『のぼせもんやけん 昭和30年代横浜〜セールスマン時代のこと。』竹書房、2006年、14頁。ISBN 4-8124-2759-2。
- ^ 小松政夫 2006, p. 17
- ^ a b c d 林真理子「マリコのゲストコレクション」『週刊朝日』1月18日号、朝日新聞出版、2013年、102 - 106頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 週刊現代2022年9月17日号「脇役稼業」第16回・小松政夫「ギャグと哀愁」p25-32
- ^ “小松政夫はなぜトップセールスマンからお笑いスターになったか”. NEWSポストセブン (2020年4月17日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ 朝日新聞『人生の贈りもの』より
- ^ 小松政夫 2006, p. 19
- ^ a b c d e 阿川佐和子「阿川佐和子のこの人に会いたい」『週刊文春』10月19日号、文藝春秋、2006年、128 - 132頁。
- ^ “放送エピソード #145 小松政夫”. おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE! 番組公式サイト. BS日テレ. 2017年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e “「師を敬えば報われる」 小松政夫さんに聞く”. 日経BP社 (2016年5月23日). 2017年8月23日閲覧。
- ^ 小松政夫『のぼせもんやけん2 植木等の付き人時代のこと。』竹書房、2007年、14頁。ISBN 978-4-8124-3273-0。
- ^ 小松政夫『昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年』KADOKAWA、2017年、60-61頁。ISBN 978-4-04-893350-6。など
- ^ 小松政夫 2006, pp. 95–98
- ^ 小松政夫 2007, p. 7
- ^ 小松政夫 2007, pp. 109–110
- ^ 小松政夫 2007, pp. 80–81
- ^ 小松政夫 2007, pp. 164–165
- ^ 小松政夫 2007, pp. 196–201
- ^ 獅子丸好 (2016年7月5日). “【発掘!流行り歌 徒然草】「タコをゆでた音」って!? 爆笑レコーディング 小松政夫「しらけ鳥音頭」(1977年) (2/2ページ)”. ZAKZAK 2018年4月14日閲覧。
- ^ ぴいぷる 小松政夫 物わかりのいいオヤジなんて大嫌い(12/9)、ZAKZAK、2008年12月9日。
- ^ “小松政夫が“育ての親”東八郎から継ぐ笑い”. BS日テレ. JCCテレビ (2017年8月1日). 2017年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月26日閲覧。
- ^ 青島幸男『わかっちゃいるけど…シャボン玉の頃』文藝春秋、1988年9月20日、58-59頁。ISBN 4-16-342620-5。
- ^ 小松政夫 2017, p. 24, p. 214
- ^ 日刊ゲンダイ 2012年12月28日付
- ^ 小松政夫 2007, pp. 40–43
- ^ 小松政夫 2007, pp. 71-
- ^ 小松政夫 2007, p. 122
- ^ “小松政夫の芸能生活 50周年に伝説の“しらけ鳥”が復活!”. 週刊文春 (2016年6月9日). 2017年8月26日閲覧。
- ^ “まちから【博多 山笠のまちから】(上)継承に誇り、伝統も柔軟に”. 朝日新聞 (2015年6月21日). 2017年8月23日閲覧。
- ^ “日本喜劇人協会の新会長に小松政夫さん” (2011年6月20日). 2011年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月20日閲覧。
- ^ “コメディアンの小松政夫の現在 50年間の芸能生活を振り返る”. ライブドアニュース. (2017年3月25日) 2017年5月12日閲覧。
- ^ “山本耕史、植木等役で主演 小松政夫との師弟関係を連続ドラマ化”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年7月7日) 2017年8月15日閲覧。
- ^ “小松政夫、『麻雀放浪記2020』でふんどし一丁に!出目徳役は「すごくうれしかった」”. post.tv-asahi.co.jp. 2021年8月13日閲覧。
- ^ “小松の親分が淀川長治に扮し『麻雀放浪記2020』を解説 「日曜洋画劇場」へのリスペクト溢れる映像が公開”. AbemaTIMES. (2019年3月9日) 2019年7月31日閲覧。
- ^ “小松政夫が“大生前葬”に気合い「全部を出していく舞台に」”. ステージナタリー. (2019年6月19日) 2019年10月29日閲覧。
- ^ a b “小松政夫さん死去 78歳 「小松の親分さん」「しらけ鳥音頭」で人気に - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年8月13日閲覧。
- ^ “カーライフにサヨナラ、サヨナラ 免許自主返納の小松政夫 事故受け決意、にじむ啓発の思い:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2021年8月13日閲覧。
- ^ “俳優の小松政夫さん死去 78歳 「小松の親分さん」「しらけ鳥音頭」で人気に”, スポーツニッポン, (2020-12-11) 2020年12月11日閲覧。
- ^ 小松政夫さんが死去 コメディアン、しらけ鳥 - 共同通信 2020年12月11日
- ^ “https://twitter.com/fukuokaC_museum/status/1413693295239200771?t=BY08rQBi7is75zVe_Yk-og&s=19”. Twitter. 2023年2月24日閲覧。
- ^ 伊東四朗「なんで…」盟友・小松政夫さん訃報に絶句 - サンスポ 2020年12月12日
- ^ “福岡市博物館ブログ:しらけ鳥 飛んできた♪”, 福岡市博物館, (2021-12-7) 2022年1月16日閲覧。
- ^ 小松政夫『時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人』扶桑社、2017年、151頁。ISBN 978-4-594-07767-9。
- ^ “「あれは僕が考えたんじゃないんだよ」…追悼・小松政夫さん あの“名フレーズ”誕生秘話(3/4)”. 文春オンライン (2020年12月20日). 2020年12月23日閲覧。
- ^ “延期後の公開日は来年2月6日―『モルエラニの霧の中』公開延期”. CINEMA Life! シネマライフ. (2020年3月16日)
- ^ ““喜劇人”小松政夫が78歳で死去、俳優としても多くのドラマ・映画で活躍”. 映画ナタリー. (2020年12月11日) 2020年12月13日閲覧。
- ^ “こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE”. 2022年5月11日閲覧。
- ^ “小松政夫、36年ぶりシングルに植木等への思い「知らないうちに植木さんの声に」”. お笑いナタリー. (2016年9月2日) 2016年9月2日閲覧。
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