寺門ジモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 07:04 UTC 版)
エピソード
ネイチャージモン
やりすぎコージーで東野幸治に名付けられたネイチャージモンとして活動する事も多い。これは、彼の趣味である肉体鍛錬、自然探訪、知的探求が独特の形で結実し、結果として「自然と同化した芸人・寺門ジモン」を誕生せしめたことによるものである。偏執的なほどのサバイバルに対する造詣や、説得力ある独自のセオリーなどで人気を博した。浅草キッドの水道橋博士のコラム執筆により認知された面も大きい。
- 山ごもりは1年に6度も行っている。「山ではヒクソンに勝てる。自然の掟をわかっている。そこに到達できたのは、大山倍達、宮本武蔵と自分だけだ」「(山でならば)ミルコ・クロコップを倒せる」と語る。また山篭りをする際は、軍事用懐中電灯を携帯している。これは接近戦では強い光で目をくらませることで、相手を動けなくすることができるというシロモノ。
- 「完全に山と同化した時は、10km先の相手が自分の悪口を言ったことがわかる」
- 「山には車よりでかい鹿がいる」
- 「山は歩くんじゃない。泳ぐんだよ」
- 「横隔膜を鍛え抜けば最強になれる」これは山はデコボコのために脳を使いながら歩くため、脳と生物としての本能が活性化するからで、この活性化した状態と自慢の横隔膜で、クマを4度撃退したことがあると語っていた。
- 「人間は一週間、山にいると蚊に刺されなくなる、蚊に刺されないニオイみたいなのが出てくる」
- ペンギン・白熊など動物と想像上で戦うために、上野動物園で自分の期末テストをしている。
- 内容は、対戦する動物を選んで檻の前に立ち、横隔膜を使い動物を威嚇する。そして目を閉じて想像上で格闘する。
- ペンギンと対戦して目をえぐられたらしい。ペンギンは「早い、柔らかい」(本人談)
- 白熊と対戦したが、一発でやられたらしい。「白熊は動物じゃない! あれは怪獣!」(本人談)
- 他にも自分自身を鍛えるため、雨に打たれ体温だけで服を乾かす練習や、6時間動かず雪に当たる、わざと熱中症にかかるなど、独特のトレーニングを行う。
- 自分はいついかなる時も戦闘を想定して行動しており、テレビ局のスタジオでも他の芸人達より常に半歩下がって背中を見せず、椅子には立ち上がり易いように浅く腰掛ける。
- 見知らぬ建物等にテレビ出演等で進入した際には、必ず緊急時の脱出を想定し最初に非常口の位置を確認しておく。
- 暗闇でも辿り着けるように立ち位置から非常口までの歩数と経路を把握し、窓の硬度を殴って割れる強度か等も念入りに調べる。
- 防災・護身については枚挙に暇がない。
スポーツマンNo.1決定戦
- 最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦の第2回芸能人サバイバルバトルに初参戦。QUICK MUSCLE(3分間腕立て伏せ)では常に高記録を連発し「腕立ての鬼」と称されるも、ケイン・コスギ、池谷直樹ら強豪に阻まれて毎回種目別No.1を逃している。
- 第3回は113回の記録を打ち立て、最終組で芸能人新記録の130回をマークしたケインに次いで種目別2位。
- 第4回はケインが持つ芸能人記録の130回に並ぶも、最終組のケインが131回で僅か1回及ばず2位。
- 第5回は遂にケインに勝利しながら、今度は初出場の池谷に阻まれ、またも2位[注 3]。
- 第6回はケイン(152回)、池谷(134回)に次ぐ記録126回で3位。
- 最後の出場となった第7回は当時の芸能人歴代3位となる146回の記録を作るも、ケインが芸能人新記録の177回を樹立しNo.1獲得はならず、通算4度目の種目別2位となった。
- 一方で、MONSTER BOXは成功経験なしと得意種目と苦手種目の差が激しい選手でもあり、総合0pか10pで背水の陣でQUICK MUSCLEを迎えることもしばしばあった。
- 芸能人サバイバルバトル
大会 | 放送日 | 総合順位 |
---|---|---|
第2回大会 | 1997年4月2日 | 6位 |
第3回大会 | 1998年4月1日 | 8位 |
第4回大会 | 1998年10月2日 | 10位 |
第5回大会 | 1999年3月26日 | 11位 |
第6回大会 | 2000年3月24日 | 10位 |
第7回大会 | 2000年10月10日・14日 | 10位 |
ものまねレパートリー
※公式プロフィールより
その他
- ダチョウ倶楽部としてテレビ番組に出演した場合、肥後克広と上島竜兵の陰に隠れあまり目立たない存在だが、『徹子の部屋』(2005年11月15日放送)に12年ぶりに出演した際、黒柳徹子に一番気に入られた。3人が順番に持ち芸を披露し、寺門は数少ない持ち芸のひとつ「般若の面」を披露。メンバーの肥後と上島は久米宏や西田敏行の物真似を披露したが、当人をよく知る黒柳はあまり関心を示さず、寺門の「般若の面」を絶賛。カメラマンにアップの映像や様々な角度から寺門を写すよう指示した。同番組は収録番組だが基本的に編集を行わない生放送スタイルのため、この模様がそのまま放送された。寺門は黒柳のリクエストに応え、計6度「般若の面」を繰り返して披露した。
- 1996年10月5日放送の「オールスター感謝祭'96超豪華!クイズ決定版この秋お待たせ特大号」で、第10ピリオドでチャンピオンになり、賞金50万円を獲得した。
- 2006年9月11日放送の『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』で、「10m高飛び込み」にメンバーと挑戦した時は、上島が飛び込んだ直後に怖がる所を一切見せずに飛び込んだ。
- 土田晃之は「未だに『俺は本気を出せばミルコ・クロコップに勝てる!』と言ってる残念な人」と語っている。
- 一人で食肉会社のCMにでる、など肉への想いは人一倍だが、その思いが強すぎて、有吉弘行と高級国産牛のグルメリポートをした際に食べた後有吉がボケで「やっぱオージービーフは旨いですね〜」と言った瞬間にマジ切れ、カメラを止めた。
- 有吉は『人志松本の○○な話』の『ゆるせない話』で「うっとうしい!」と吐露し、「あの人、力ある人には弱いから、一回松本さんかジュニアさん辺りの力持ってる人がガツンと言ってくれませんか!?」と懇願した。
- 前述のように酒が飲めず竜兵会の会員ではない。ごく稀に飲み会に参加することもあるが、夜9時など早い時間に「犬の散歩がある」「トレーニングが残ってる」などと言いひとりで帰ってしまう。しかし、雰囲気が合わなかったのか周囲が心配した為肥後や上島が確認したところ、「楽しかった」と語った。以上のことから、普段飲み会に参加しないのは、苦手だからというより優先順位が低い為のようである。但し、草野球などのスポーツ対決には竜兵会の一員として出場する事もある。
- 肥後や上島と違ってなかなかエピソードが披露されないのも上記のことが関係しており、さらには芸人なのに自身のおもしろエピソードを話されると本気で怒るため2011年12月1日放送の『アメトーーク!』で披露されるまでなかなか機会がなかった。その中で人気番組が好きなことが判明しアメトーークに出演ということで張りきっていたことが明かされた。
- 渡部建との番組(ジモン・渡部のこれが絶景肉料理だ! - フジテレビ 2017.3)や取材拒否の店の収録の中で現在、付き合っている恋人がタイ人であることが判明した。
- ペナルティのヒデが通販番組のオファーを受けた際、受けるか断るか迷った時に相談したのが同じく通販番組に出演しているジモンだった。ジモンは「ヒデ、お前、断ろうと思ってないか?だとしたら、それは大間違いだよ。メチャクチャ面白いし、奥が深い。これからお前が歳を取った時に見てくださるであろう方々がお客さんの年齢層でもあるし、ここから絶対にプラスになるから。だから、ありがたくお受けして、お前なりに楽しめばいいんだよ。オレはそう思うよ」と背中を押した[16]。
- 腕立て伏せにこだわりを持っており、田舎に泊まろう!に出演した際には自作のカウンター(腕立て伏せの回数を計測する機械)を常に持ち歩き、自宅以外でも毎日必ずトレーニングを行なっていることを語っている。
- 上記のエピソードからわかるように肉を1日に大量に食べるロケを行っており健康に気を使い青汁を飲んでいた。しかし、3L近く飲んでいたこともあり尿管結石を生じてしまったと有吉のサンデーナイトドリマーにて語っている。
- 若い頃容姿端麗でモテており、自宅を特定した女性ファンが玄関でメロンを持って遊びに来たり、番組で共演していたレースクイーンなどに手を出していて「当時はそういうの分からなかった」と懐かしんでいた。
- ^ “食べマスター ”旨い”を追求する会員制グルメサイト『食べマスター』Produced by ネイチャージモンオフィシャルファンクラブ”. 食べマスター. 2015年6月24日閲覧。
- ^ 寺門 コトバンク
- ^ ダチョウ倶楽部 2人は憔悴状態 訃報は寺門ジモンが同僚に伝える
- ^ “アンジャ・渡部が敬愛する寺門ジモンの“超人伝説”を紹介”. フジサンケイ ビジネスアイ. p. 4 (2014年3月4日). 2015年6月24日閲覧。
- ^ “肉にまみれろ!「寺門ジモン厳選! 夢のウマすぎグルメ祭り!」”. 杉村啓 エキサイト (2012年3月23日). 2015年6月24日閲覧。
- ^ “寺門ジモンのフードパーク マジ!ウマすぎ!!夢の特選グルメ大集合”. 京王百貨店. 2013年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月24日閲覧。
- ^ “ジモンオリジナル4種登場「極上!!グルメ祭り」明日から”. お笑いナタリー (2014年6月18日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “寺門ジモン「小学生のとき自腹ですきやばし次郎に」お年玉貯めてミシュラン最高評価の超名店に「えーっ」かまいたち呆然”. デイリースポーツ. (2024年3月7日) 2024年3月7日閲覧。
- ^ a b https://www.asagei.com/excerpt/163007
- ^ “人生最高レストラン/ゲスト 寺門ジモンさん”. TBSテレビ (2017年6月17日). 2017年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月1日閲覧。
- ^ “肉好き寺門ジモンが「家畜商」免許取得/主要ニュース速報/デイリースポーツonline”. デイリースポーツ (2012年1月13日). 2012年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月14日閲覧。
- ^ ““美味しい”を開拓し続け、寺門ジモンが見つけた絶品お取り寄せ肉7選”. mybest - おすすめ情報サービス. 2021年4月7日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “寺門ジモン初監督「フード・ラック!食運」11月公開、主演はNAOTOと土屋太鳳(コメントあり)”. お笑いナタリー. 2020年7月30日閲覧。
- ^ 信州を愛する大人の情報誌『KURA』2015年3月号 小林昌良 Facebook 2015年2月20日
- ^ “メインMC「寺門ジモン」”. SUPER WEEKEND ザ・フラットヘッド (2018年6月22日). 2018年8月27日閲覧。
- ^ 「オレ、もう“そっち”なの?」。「ペナルティ」ヒデが語る通販への葛藤と本音
- ^ 寺門ジモン - オリコンTV出演情報
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