宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧 宇宙戦艦ヤマトIII

宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 15:58 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトIII

ナレーター
声 - 納谷悟朗

地球人(TVアニメ 第3作)

ヤマト乗組員(TVアニメ 第3作)

徳川 太助
声 - 古谷徹
第2話から登場。
加藤 四郎
声 - 神谷明
第2話から登場。戦闘班飛行科(コスモタイガー隊)キャップ。
山崎 奨
声 - 寺島幹夫
第2話から登場。
土門 竜介
声 - 田中秀幸
第1話から登場。生活班炊事科所属[44]。新人40人の1人で、本作における準主人公の1人。元々は戦闘班砲術科を志望していた。
若さゆえに血気盛んなところは、イスカンダル航海初期の古代に近く、軽率な言動が目立ったが、航海を通して次第に戦士や人間として成長していく。両親がガルマン・ガミラスの流れ弾ミサイルの接触事故で死亡しているため、少なからずガルマン・ガミラスへの敵愾心を持つ。射撃の腕は少年宇宙戦士訓練学校トップだが、実戦経験豊富な先輩ヤマト乗組員に比べると数段劣り、出航直後における腕は坂巻から「10年早い」と評される程度であった。しかし、その後は経験を経て腕を磨き、古代に代わって波動砲の射手に抜擢されるまでになる。
出航後は訓練のあまりの厳しさに、「この艦の艦長は思いやりがない」と愚痴っていたが、上司の平田一から古代の目に見えない努力と、それぞれの持ち場を守ることを教えられる。ダゴン艦隊との白兵戦では、自分の身を守るために敵を射殺したことで人を殺す恐怖と哀しみを経験し、さらに平田の戦死に涙する。その後、生活班員として勤務しながらも実戦経験を積んでいく。
訓練学校の選択科目で異次元戦闘を履修していたことから、対次元潜航艇戦では急遽参謀を依頼されて次元潜航艇を数隻撃沈する成果を上げる。その後は負傷した古代に代わって戦闘の指揮を執るが、敵の陽動作戦に引っかかり、ガイデルの要塞に捕獲されてしまう。自らの未熟を涙ながらに詫びる土門を、古代は優しく諭す。戦闘には敗北したものの、それはガルマン・ガミラスとの行き違いを正す結果につながった。
惑星ファンタムには揚羽に同行して最後まで残り、その正体であるコスモ生命体からルダ王女を預かることになる。ヤマトが太陽系内へ帰還した際にはハイドロコスモジェン砲の操作を行うが、ボラー艦隊の攻撃により故障した開閉システムを甲板へ出て直接確認しようとしたところ、ボラー艦載機の銃撃で負傷。命がけで開閉システムの修繕に成功した結果、ハイドロコスモジェン砲は発射された。核融合異常増進が収まり平常へ戻っていく太陽の姿を見届け、古代ら乗組員に看取られながら、古代と雪の幸福を祈りつつ息を引き取った。
当初のシリーズ構成案では、ルダと恋心を通わせるのは揚羽ではなく土門の予定だった[45][46]
揚羽 武
声 - 古川登志夫
第1話から登場。戦闘班飛行科所属。新人40人の1人で、本作における準主人公の1人。同期で生活班に所属になった土門とは仲がよい。
地球防衛軍に影響力を持つ揚羽財閥の御曹司であったが、宇宙パイロットへの憧れから少年宇宙戦士訓練学校へ入学し、卒業後ヤマトへ配属された。ヤマト出航直前、次期社長としての将来を嘱望する父・蝶人に反対されて一時はヤマト勤務から外されかけるが、病床にあった母親の命懸けの願いによってヤマト勤務が叶い、飛行科へ着任する。
出航直後は艦内で迷ったり、訓練中に他の新人とともに先輩達に遅れをとったり、未熟な面が残っていた。また、敵を深追いして逆に自分が窮地に陥るなど、若さゆえの判断力の鈍さもあった。しかし、航海を経て成長した結果、別働部隊の指揮を任されるまでになる。
惑星ファンタムにてルダ王女の幻に導かれ、コスモ生命体の居場所まで辿り着くと、土門と共にルダをファンタムから預かり、その護衛任務に就く。最後の移住候補惑星が移住不可能と判明し、第二の地球を発見できずに終わった際にはマザー=シャルバートへ地球を救ってほしいと涙ながらに叫び、その純粋な願いを聞き届けたルダは、ヤマトをシャルバート本星へ誘うことを決意する。ルダとはつかの間の淡い恋心を通い合わせるが、彼女はマザー=シャルバートの後継者としての使命を果たすため、揚羽との別れを選ぶ。
ルダと別れた後、太陽系でのボラー連邦機動要塞ゼスパーゼとの戦闘中、敵機の機銃掃射によって倒れた土門の仇を取るべく、ルダに祈りを捧げつつ、そして彼女への愛情を秘めたままゼスパーゼのブラックホール砲口へ特攻をかけて戦死した。こうして開いた活路が、ボラー連邦の妨害消滅やハイドロコスモジェン砲による太陽制御作戦の成功へつながることとなる。太陽復活後、その魂はルダに抱えながらともにシャルバートへと去って行った。
平田 一
声 - 曽我部和行
第4話から登場。生活班炊事科所属[44]。対ガミラス戦の時からの乗組員で、彗星帝国戦の生き残り19名のうちの一人。
坂巻 浪夫
声 - 千葉繁
第4話から登場。戦闘班砲術科所属第1砲塔キャップ[47]。対暗黒星団帝国戦時、イカロス天文台からの乗組員。加藤四郎と同期。新人ではないにもかかわらず、設定画では襟に新人隊員を示す白いラインが描かれている[47]が、そうなった経緯は不明。小柄な体格が特徴。
アステロイドベルトの訓練では、頼み込んできた土門に主砲を撃たせるが、その操作振りを見て「まだ10年早い」と厳しい評価を下した。
酒好きで、ケンタウルス座アルファ星での半舷上陸の際は酒場で許可されていない飲酒を行い、喧嘩沙汰まで起こした。しかし、プロを自称するだけあり、無数に降り注いでくるミサイルを主砲で全弾迎撃するなど、砲撃手としての実力はかなり高い。
仁科 春夫
声 - 村山明
第7話から登場。戦闘班砲術科所属第1砲塔射手[47]。対暗黒星団帝国戦時、イカロス天文台からの乗組員。加藤四郎と同期。楽天家かつ喧嘩っ早い性格をしている[47]
坂巻とコンビで行動することが多い。坂巻同様、砲撃手としての実力はかなり高い[47]。ミサイル全弾迎撃に感動の声を上げた土門と揚羽に対し、「プロは甘くねぇんだよ」と笑っていた。
雷電 五郎
声 - 兼本新吾
第7話から登場。航海班航海科所属[48]。新人40人の1人。航海班相撲大会チャンピオンの巨漢。探査機コスモハウンドの操縦担当。島を尊敬・崇拝しており、失礼な態度をとる人間には先輩であっても容赦しない。設定では宇宙開発大学付属高校出身。
板東 平次
声 - 塩沢兼人
第1話から登場。工作班技術科所属[48]。新人40人の1人。太い眉に額のほくろが特徴。宇宙服操作は下手だが、上陸許可が出た時も修理を優先する真面目な性格。劇中では真田の助手としての活躍が多い。
苗字は「東」と表記されることもある。EDクレジットでの使用回数はほぼ同じ(先に使われているのは「板東」だが、回数は「坂東」の方が1回だけ多い)であり、ムック本などでも「板東」[48][49][50]と「坂東」[51][52]で表記揺れしている。
赤城 大六
声 - 高山大樹
第7話から登場。機関部所属。新人ではなく、輸送船機関長よりの転属。「宇宙のトラック野郎」の異名を持つ。準備稿では京塚ミヤコとのロマンスが用意されていた。新人ではないが、襟に白いラインが入っている。
幕之内 勉
声 - 稲垣悟
第4話から登場。生活班炊事科チーフ[44]。対ガミラス戦の時からの乗組員で、彗星帝国戦の生き残り19名のうちの一人。真田と同期[44][52]。恰幅の良い体に、度ありのサングラスが特徴[44]
京塚 ミヤコ
声 - 中野聖子
第2話から登場。生活班医療科所属看護婦[53][注 1]。第9話で森雪を除く女性乗組員約10名と身重の山上トモ子と共に下艦し、ケンタウロス座駐留警備艇で地球へ帰還している。
早乙女 純子
工作班の紅一点として設定されたが、本編には登場しなかった(第9話での女性乗組員退艦により、登場が見送られた模様)。一部の資料では「コンピューター要員であり、アルファケンタウリで退艦」と書かれている[54]。設定画が描かれたかは不明。「冨士野シズカ」という名との説もある。「冨士野シズカ」としての没設定は、容姿端麗、趣味は高尚、仕事もできて熱心。これ以上の女性はいないと自他ともに認める存在で自分が一番と思い、注目されないと不満を感じる女性であった。真田に憧れているが、真田自身は山上トモ子(没設定では「トモノ」)に対して優しかったとの没設定であった。

その他の地球人(TVアニメ 第3作)

サイモン教授
声 - 田中康郎
第1、2話に登場。地球連邦大学宇宙物理学部長。アメリカ人。太陽の異常と生物生存期限1年を大統領へ警告するが、大統領は黒田博士の意見を優先したため、藤堂長官に相談する。第2話で教授職を解任されて帰国した。
黒田博士
声 - 矢田耕司
第1、2、7、8話に登場。太陽エネルギー省所長。サイモン教授の説に異議を唱え、地球連邦大学総長にサイモン教授の解任を求めた。しかしその後、異常気象が頻発したことで自身が楽観視し過ぎていたと気づかされる。第8話で太陽冷却による制御を試みるが、失敗する。
地球連邦大学総長
声 - 雨森雅司
第2話に登場。黒田博士の進言を受け、サイモン教授を解任した。
揚羽 蝶人
声 - 川久保潔
第2話に登場。揚羽財閥当主。揚羽武の父。惑星探査用のヤマト改造費を出資し、アルプス秘密ドックを提供した。長官の友人。武を次期社長にと目論み、ヤマトに搭乗することが決定した武の解任を画策するが、妻の説得でようやく納得し、ヤマトと武の旅立ちを見送ることとなる。
企画段階の名前は「蝶二郎」[46]。没設定では、アルプスドックを提供する見返りにヤマトの船主を主張し、揚羽一族の反乱を引き起こすことが予定されていた。
揚羽の母
声 - 荘司美代子
第2話に登場。病弱ではあるが気丈な女性で、武をヤマト乗組員から解任させようとする揚羽蝶人を命がけで説得し、復帰させてくれた。
土門の父
声 - 矢田耕司
土門の母
声 - 宮崎恵子
第1話に登場。土門のヤマト乗艦以前、結婚記念日を祝って太陽旅行に出かけたが、その宇宙船をダゴン艦隊の艦が撃った惑星破壊プロトンミサイルがかすめたため、両親共々死亡している。そのため、土門はガルマン・ガミラス帝国を恨んでおり、古代とデスラーの和解を素直に受け入れることができなかった。
大統領
声 - 北川国彦
第1話から登場。『さらば』『2』で就任した大統領。地球の危機を訴えるサイモン教授の説を黒田博士の進言で却下するという判断が、白色彗星帝国の侵略時に続き、2度目の地球の危機を招くこととなる。
太陽制御が失敗した後、移民計画本部を正式に設立し、藤堂に本部長を兼任するよう頼んだ。
藤堂 平九郎
声 - 伊武雅之〈刀〉[注 21]
第1話から登場。『III』以降、名前が決定した。大統領以下が却下したサイモン教授の説を信じ、ヤマトを探査に派遣した。
藤堂 晶子
声 - 杉山佳寿子
第3話から登場。藤堂平九郎の孫娘。清楚な女性で、死んだ小鳥の墓を作るなど優しい性格。相原と恋仲になる。祖父が移民計画本部長に就任したことに伴い、彼の秘書を担当する。
山上 トモ子
声 - 中谷ゆみ
トモ子の夫
声 - 笹岡繁蔵
山上老人
声 - 大久保正信
以上3名はヤマトのイスカンダル帰還の直後の2200年(劇中で「5年前」というセリフがあり、なおかつ放送時には本作の時代が2205年という設定だったため)に、地球から5.9光年距離のバーナード星第1惑星へ移住し、未知の宇宙開拓に身を投じた家族。トモ子の夫は原因不明の風土病に倒れて死去し、新天地開発の失敗を非難されたくないために地球への帰還を頑なに拒み続けた山上老人も風土病で死去。身重のトモ子はヤマトに収容され、京塚ミヤコらと共に地球へ帰還した。彼らの宇宙開拓は成功しなかったものの、バーナード星第1惑星に風土病が存在し、人類の生存に適していないことを示す重要な情報をヤマトに伝えることになった。
準備稿では、トモ子は名前が「トモノ」で、ヤマトに残留することになり、終盤で出産[46]。出産や新しい命の誕生がデスラーに感銘を与え、侵略戦争を終結するという設定になっていた。
団 彦次郎
声 - 小林修
第10話に登場。宇宙開発気象局一等技官。宇宙気流に遭遇した際にヤマトに救出される。揚羽蝶人の知人で、息子の武が立派な戦士になったことに感嘆していた。ダゴン艦隊の襲撃を受けて死亡するが、「やつらの目的はヤマトだ」と見抜いてヤマトに救助を求めることなく、逆に自分たちにかまわず退避するよう警告した。
没設定では「猿田彦治郎」という名で[46]、権力者へは卑屈な態度を取るが平民へは横柄になるという、本放送とは正反対の人物に設定されており、揚羽一族の反乱の際に蝶人の委任を受け、ヤマトのオーナー代理として古代へ命令し始めるという設定になっていた。

ガルマン・ガミラス(TVアニメ 第3作)

デスラー
声 - 伊武雅之
第4話から登場。ガルマン・ガミラス帝国総統。
タラン
声 - 矢田耕司
第16話から登場。デスラーの副官。
ガイデル
声 - 柴田秀勝
第2話から第15話に登場。東部方面軍総司令。旧ガミラス帝国軍の出身ではなく、デスラーがボラー連邦から解放したガルマン星の出身。ガミラスやガルマン・ガミラスの将官はほとんどが「将軍」と呼称されている中、ガイデルのみが「提督」と呼称されている。全シリーズ中ヤマトに完勝した数少ない人物の1人。
ボラー属国のバース星の艦隊を撃破するなど、ガルマン・ガミラスの支配圏拡大に辣腕を振るっていた。しかし、直属のダゴン艦隊がバース星艦隊と交戦する中、デスラーから進出を控えるように命令されていた銀河系オリオン腕最辺境の太陽系を巻き込み、戦線を拡大してしまう。デスラーにヤマトと交戦していることを知らせなかったため、デスラーは東部方面軍の戦力増強を許可していた。
次元潜航艇と東部方面要塞を駆使してヤマトの捕獲に成功するが、デスラーにヤマトの名を伝えたことで太陽系とヤマトへの攻撃を知られ、彼の怒りを買う。ガルマン・ガミラス本星へヤマトを案内することをデスラーから指令され、その後は登場しない。
準備稿では「ドーナッツ提督」という名前であった[55][46]。また、当初予定していた全52話構成では、惑星ラース(本編での惑星ファンタム)の一件によりヤマトとゴア帝国(本編でのガルマン・ガミラス帝国)が対立して以降、ルダ王女をめぐる抗争の中でデスラーからの正式な派遣軍としてヤマトと再戦することになっていた[45][46]
ダゴン
声 - 寺田誠
第1話から第11話に登場。東部方面軍第18機甲師団艦隊(通称「ダゴン艦隊」)司令官。『III』における地球滅亡の危機を招いた張本人。ガイデルの下で、オリオン腕方面に帝国の勢力圏を広げていた。目的のためなら手段を選ばない野心家であり、中立を侵犯することも味方を犠牲にして自分だけ逃げることも躊躇しない冷酷かつ無責任な性格である。
物語冒頭、太陽系近くで艦隊を率いてバース艦隊と交戦し、惑星破壊プロトンミサイルを使用して勝利するが、目標をそれた1発を放置したため、その流れ弾が太陽系に侵入して太陽に突入し、核融合異常増進をもたらした結果、地球人類を滅亡まであと1年(太陽系消滅まで3年)に追い込む事態となる。
バース星の主力艦隊と交戦し、敗走したバース艦隊旗艦ラジェンドラ号を追撃して海王星付近の地球連邦領空内で戦闘を開始する。抗議するヤマトへも攻撃を始めて交戦した結果、ラジェンドラ号の撃沈には成功するも、ヤマトの猛反撃により形勢不利となり、艦隊の大部分を足止めとして犠牲にさせ、自艦と護衛3隻のみでワープして撤退する。
バーナード星第1惑星の前進基地に逃げたダゴンは、ミサイル攻撃によってヤマトをバーナード星へおびき出し[注 22]新反射衛星砲によってヤマトを追い詰めるが、波動砲によって基地を破壊されてしまい、間一髪の所で脱出して東部方面軍司令部に逃げ戻る。
その後、ガイデルから最後のチャンスとして第17空母艦隊を与えられたダゴンは白鳥座に布陣し、おびき出したヤマトを白鳥座星域の赤色イオン流に引きずり込み、さらにヤマトがそこから脱出した後はデスラー戦法を駆使して翻弄する。最終的に直接艦隊を率いてヤマトの前に現れるが、ここでダゴンはヤマトを捕獲してデスラーへの土産にしようと欲を出して降伏猶予時間を与えたため、その間に戦闘準備を終えたヤマトの猛反撃によって空母を全滅に追い込まれる。最後の策としてヤマトを牽引ビームによって捉え、白鳥座のブラックホールに落とし込もうとするが、ヤマトは波動砲でブラックホールに引きずり込まれる小惑星を破壊してその衝撃波で脱出したため、逆にダゴンは乗艦ごとブラックホールに飲み込まれるという最期を迎える。
なお、準備稿では「グドン将軍」という名前であった[55][57][46]
ダゴンを演じた寺田(現・麦人)は、本キャラで初めてアニメの仕事でのファンレターをもらったという[58]
フラーケン
声 - 大木民夫
第14、15話に登場。次元潜航艇隊指揮官。階級は大佐。ガイデルの命令でヤマトを攻撃し、拿捕に成功する。
フラウスキー
声 - 木原正二郎
第17、18話に登場。技術少佐。セミロングの髪で、口髭や頬髯を経て髪とつながった顎鬚を生やした容貌をしており、左眼に片眼鏡をかけている。キーリングと同じくデスラー勲章と思われる戦功章を首元に付けていること、太陽異常を知ったデスラーから真っ先に名を挙げられたこと、そしてデスラーが古代とともに太陽制御の中継を見ながら期待の言葉を告げていることから、階級は高くはないもののデスラーに信頼されていたことがうかがえる。
デスラーの命令を受けて5隻の工作母艦を率い、真田志郎と協力して太陽の制御を試みる。それは、まず磁気シールドで太陽を覆った後、アステロイドベルトの岩塊を装着したロケットと太陽制御プロトンミサイルを太陽へ撃ち込み、冷却させるという計画であった。
作業は太陽制御プロトンミサイル側をフラウスキーが、岩塊ロケット側を真田が指揮することで順調に進められ、一度は温度が下がり始めて成功したかに思われたが、フラウスキーが安堵の表情を浮かべた直後に再び温度が上昇し始め、磁気シールドが破られるほど膨張し始めてしまう。全工作母艦は安全宙域までの退避を始めるが、制御が失敗に終わったことを悟ったフラウスキーは責任を感じ、部下を工作母艦から退艦させると、単身で艦を太陽へ向ける。不可抗力でありフラウスキーの責任ではないと説得する真田に対し、フラウスキーは「私も美しく甦った地球をこの目で見たかった」と言い残すと、艦とともに太陽に突入して自決する。一部始終を見ていたデスラーは、責任を果たしたフラウスキーに賞賛の言葉を残している。
ヘルマイヤー
声 - 池田勝
第21、22話に登場。地質学者の軍人。階級は少佐。
幻が見えるというヤマトからの連絡を受けたデスラーの命令で、調査船に乗艦して惑星ファンタムの環境や地質学的性質を調査におもむく。ファンタムが、人それぞれの記憶や習慣によって異なる幻が見える星である点には同意しつつも、ファンタムがスーパー・サイコエネルギーによって幻を見せるコスモ生命体であるという推論には物的証拠が何一つ存在しないこともあり、地質学者としてのプライドから「科学者として他人の見解を鵜呑みにできない」と探査ドリルを「地中」へ撃ち込む。すると、「痛み」に反応したファンタムの地表面が動き出したため、図らずも調査船はファンタム=コスモ生命体説を立証することになる。調査船でファンタムからかろうじて脱出し、デスラーにファンタムの正体を報告した後、顔に泥を塗られたと思った彼によって派遣されたグスタフ艦隊がファンタムを破壊する様子を見届ける。その後、ガルマン・ガミラス本星帰還時にはファンタム破壊直前にルダ王女らしき人物がヤマトへ乗り込むのを見たとデスラーに報告する。
『ヤマト2』や『新たなる旅立ち』に登場したマイセル・ノムドラム将軍のデザインをほぼそのまま流用したキャラクターである[注 13]
グスタフ
声 - 蟹江栄司
第21話から第23話に登場。北部方面艦隊司令官。右側の額と右頬に縦の切り傷が残っていることが示すように、根っからの武人である。
デスラーから惑星ファンタム破壊の命を受けて出撃し、古代の要請を振り切ってファンタムを惑星破壊プロトンミサイルで「処刑」する。ヤマトの武勇伝を知っていた節があり、ファンタムの件をきっかけとしてヤマトへの闘争心を燃やす。ルダ王女の引き渡しを口実としてヤマトへ戦いを挑もうとするが、ボラー連邦の行動を知ったデスラーの緊急通信で制止され、主力艦隊到着までハーキンス率いるボラー連邦前衛艦隊からヤマトを死守するよう、命じられる。グスタフはデスラーの命を守るため、数において圧倒的なボラー艦隊の正面にあえて立ちはだかりヤマトを死守しようとするが、劣勢は覆せず、ついに全艦での特攻を敢行する。自艦もハーキンス艦へ特攻し、搭載していた惑星破壊プロトンミサイルの爆発に巻き込んでボラー艦隊を全滅させ、ヤマトを文字通り死守する。なお、特攻の直前にはヤマトに「一度正面から戦ってみたかった」と通信を送っている。
『ヤマト2』や『新たなる旅立ち』に登場したバレルド・アクション将軍のデザインをほぼそのまま流用したキャラクターである[注 13]
キーリング
声 - 宮村義人
第4話から登場。参謀総長。主にデスラーの軍事上の最高顧問としてガルマン・ガミラス帝国軍全体の作戦の立案を担当し、デスラーの覇業を影から支えているスキンヘッド能吏である。
ガルマン星出身の将官中では最高位の地位にあるが、物静かで尊大な態度が無い。襟の勲章から、タランとは別の意味でデスラーからも全幅の信頼を寄せられていることがうかがえる[59]。また、ハイゲルの反乱計画を未然に察知するなど、帝国内部の不穏分子を取り締まる役目も担っている。
ルダの引き渡しをヤマトへ要求するようグスタフに命じた際、拒否された場合に攻撃を許可する旨の言質を与えるミスを犯しているが、後にデスラーがこの事実を知らずに「ヤマトを守れ」と相反する命令を出したため、ことなきを得ている。
初期設定での肩書は元帥[60]。当初のシリーズ構成案では、シャルバート星へ襲来するのはデスラーではなくキーリングであり、武力を放棄したシャルバートを見逃すというのも彼の判断だった[60](デスラーはその後、地球への帰還途中に襲来する[45])。
モチーフはナチス・ドイツ時代のドイツ軍国家元帥ヘルマン・ゲーリング[61][注 23]
ヒステンバーガー
声 - 寺島幹夫
第4話から登場。西部方面軍総司令。順調に成果を上げていたガイデル率いる東部方面軍とは対照的に、西部方面軍は師団の3分の1を失い、支配領域の拡大も62パーセントから遅々として進まなかった。ガミラス帝国時代のデスラーなら、ヒステンバーガーに無能の烙印を押して更迭、場合によってはその場での銃殺すらありえるほどの失敗であったが、デスラーは一度死刑宣告をして脅した後、「あと2回失敗したら死刑」と再起の機会を与えている。この処遇に感激したヒステンバーガーは、自ら陣頭指揮に立って戦線の立て直しに成功し、支配領域を80パーセント以上まで躍進させる成果を上げ、デスラーの期待に応える。
襟の階級章はガイデルと同じ3本線[62]。しかし劇中では作画の乱れから、挙手時の襟の階級章は不鮮明であるうえ、アップになると階級章が外されている。漫画版では3本線となっている。
まともな出番は第4話のみで、そのほかはわずかに名前と声が出るだけだが、当初のシリーズ構成案ではルダ王女確保のためにヤマトに接触するのはグスタフではなくヒステンバーガーであり、ヤマトの捕虜となったのち自殺する展開だった[60]
クロッテルン
南部方面軍総司令。第12話で名前と声だけで登場。
ハイゲル
声 - 兼本新吾
第13話に登場。禿頭に口髭と顎鬚を蓄えた初老の人物。原案での名前は「ボルチン」。
シャルバート信者であり反乱計画を企てていたが、キーリングに感知される。デスラーの御前会議上で告発される直前に席を立ち、窓辺に向かってシャルバートの信仰証をかざして信仰を告白したため、その直後にデスラーによって射殺された。
ゲーレン
声 - 小関一
第11話に登場。東部方面軍第17空母艦隊司令官ダゴンの部下で二連三段空母艦長。頭髪の無い筋肉質体型の軍人。
二連三段空母に装備された瞬間物質移送器によるデスラー戦法を指揮し、艦載機を急襲させてヤマトを苦しめる。しかし、ダゴンがヤマトに降伏猶予時間を与えたため、その間に戦闘準備を完了したヤマトから艦底部へ煙突ミサイルの貫通攻撃をまともに食らい、乗艦と共に爆死する。
新反射衛星砲司令
第9話に登場。新反射衛星砲の基部にある司令室から、砲の発射状況を確認する。設定画では前面から全身が描かれている[62]が、実際の登場では後ろ姿のみで、セリフもなかった。
中継センター司令
第9話に登場。新反射衛星砲の標準・出力調整や反射板搭載機・護衛機ゼーアドラーIIIの指揮を担当。
司令機機長
声 - 緒方賢一
第11話に登場。第17空母艦隊・空母艦上機隊の司令機機長。ダゴンに艦上機攻撃によるヤマトの被害状況を報告し、反撃能力が低下していることから、艦隊による撃滅を要請する。ダゴンは機長の進言を受け入れて艦上機の帰還を命令し、艦隊を出撃させるが、この行動が第17空母艦隊壊滅の一因となる。
フラーケンの副官
声 - 兼本新吾
第14、15話に登場。フラーケンの部下で、小太りで大きめのホクロ[注 24]が特徴の人物。酒好きであり、ガイデル提督に召喚された際は、真っ先に酒のことを考えてフラーケンにたしなめられる。
スキルはフラーケンに次ぐものを持つが彼ほど冷徹ではなく、僚艦を囮に出した際には驚いている。

ボラー連邦

ベムラーゼ
声 - 滝口順平
第13話から登場。首相。ヤマトシリーズに登場する異星国家の統治者としては珍しく肥満体型。不手際を起こしたバース星総督ボローズをバース星もろとも抹殺するなど、残忍で冷酷・短気な独裁者。また、敵国の統治者であるデスラーの気持ちすら公の連絡で逆なでするほど、傲慢な自信家でもある。デスラーと同様、自身こそが宇宙で唯一絶対の神であると考え、シャルバート信者を弾圧している。
ガルマン・ガミラスと交戦中という立場上、彼の関心は主にガルマン・ガミラスとその統治者であるデスラーに向けられており、ヤマトシリーズの敵としては珍しく地球やヤマトへの関心が薄く、本人も「ヤマトなどどうでもよかった」と言い切っている。
バース星視察時に初登場し、表敬に来た古代との会話の中で自分の意に沿わぬヤマトを敵と決めつけ、ヤマトを捕獲するよう指示。それが失敗したと見ると、超大型ミサイル十数発をもってバースごとヤマトを葬り去ろうとし、バースは木っ端微塵となる。難を逃れたヤマトに対し、ベムラーゼはそのときは見逃すが、はっきりと敵であると認識して去る。
その後、ヤマトがガルマン・ガミラスとボラーの国境付近に向かってきているという報告を受け、ヤマトがガルマン・ガミラスの尖兵となったと考え、攻撃を指示する。さらにその後、デスラーからのホットラインでの「ヤマトから手を引いてほしい」という依頼を、「弱気な」「老いた」と一蹴する。これらの出来事から、ヤマト、ひいては地球がガルマン・ガミラスの同盟国になったと思い、移住可能惑星の探査に向かっている他の地球の探査船団に対しても攻撃を仕掛けるようになる。
シャルバート星のルダ王女を、酷寒の地に見えた惑星ファンタムに幽閉した経緯があるが、重要人物を幽閉した割にはその事実を忘れていた(死んでいるものと思っていた)。
最後はヤマトを囮に太陽系内でデスラーに決戦を仕掛け、ブラックホール砲にてデスラー艦隊を苦しめるが、揚羽武の特攻によりブラックホール砲の砲口を破壊され、ハイパーデスラー砲により座乗する機動要塞と共に消滅した。
初期設定での名前は「ベムーリン」[55][46]
ゴルサコフ
声 - 玄田哲章
第19話から第24話に登場。総参謀長。ベムラーゼの軍事上の顧問ないしは補佐官の立場にある。通常は首相府でベムラーゼと共にあり、作戦指導を補佐している。鷲鼻と割れ顎、太いもみあげが特徴。
第19話のベムラーゼパレスのシーンで初登場し、ベムラーゼにヤマトがガルマン・ガミラス帝国とボラー連邦の国境を目指していることを報告している。その後、ベムラーゼの指示を受け、第8打撃艦隊にヤマトの迎撃を命令する。
惑星ファンタムの件を経てルダ王女がヤマトに乗り込んだという情報が入ると、ベムラーゼの指示で第1・第2主力艦隊を出撃させる。しかし、ルダの奪還に向かった第8親衛打撃艦隊と第1・第2本国主力艦隊はヤマトの攻撃により失われ、ゴルサコフ自身が艦隊を率いて出撃。シャルバート星のある異次元空洞への侵入に成功し、シャルバート全土の占領を企てるが、ヤマトとデスラー率いるガルマン・ガミラス帝国艦隊によって艦隊は撃破され、デスラーの放ったハイパーデスラー砲によってゴルサコフも宇宙の塵と消えた。
バルコム
声 - 飯塚昭三
第23話に登場。第1主力艦隊司令官。耳たぶまで伸びた長いモミアゲと片目を隠した髪型が特徴。
ハーキンスの率いる前衛艦隊に次ぐ新手として、バルコム艦でボラー本国の第1・第2主力艦隊を率いてスカラゲック海峡星団に出現した。ハーキンスの敗死にまったく動じておらず、彼の艦隊の5倍に達する大兵力でヤマトの前に立ち塞がる。
ルダ王女の引き渡しをヤマトに要求するが、拒否されたためにヤマトへの砲撃を開始した。ヤマトはバルコムの数に物を言わせた主砲の乱射に波動砲を撃つ暇もなかったが、星団の小惑星を利用して250宇宙キロまで接近してから、波動カートリッジ弾、煙突ミサイル、波動爆雷を乱射しながら突入。その結果、バルコムは自艦ごと波動カートリッジ弾の直撃で吹き飛んだ。
ハーキンス
声 - 田中勝
第19話から第23話に登場。第8打撃艦隊司令。階級は中将。丸刈りの髪型に割れ顎が特徴。
惑星ファンタムへ向かう途中のに包まれた惑星帯付近で、ヤマトの航行を阻止するためにデストロイヤー艦13隻を率いて迎え撃ったが、反撃によって壊滅的打撃を受けながら辛くも生還した。後に第8打撃艦隊を率いてスカラゲック海峡星団へ赴き、シャルバート星の所在を知るルダ王女の身柄を巡って彼女を保護していたヤマトや、自らと同じくルダの身柄を確保しようとしていたグスタフ率いるガルマン・ガミラス艦隊と対峙することになる。ヤマトにはルダの引き渡しを強硬な態度で要求したが、これを拒否されたために戦闘へ突入した。しかし、「ボラー連邦からヤマトを死守せよ」とデスラーから命令を受けていたグスタフの特攻を受け、ガルマン・ガミラス艦隊諸共宇宙の藻屑と消えた。
ソビエト連邦がモデルとなっているボラー連邦の人間は(日本人のイメージで)ロシア語に近い名前を持つが、ハーキンスは英語に近い名前である。
ボローズ
声 - 池田勝
第12、13話に登場。ボラー連邦の流刑地であるバジウド星系第4惑星バース星の総督。部下に警備隊長レバルスがいる。頬のこけた顔に細い鼻梁が特徴。
指揮下にあるバース星艦隊がガルマン・ガミラス帝国艦隊に壊滅させられたため、元々ベムラーゼの心証は悪かった。それに加え、ヤマトが寄港した折には流刑囚による暴動の発生を阻止できず、ベムラーゼにヤマト乗組員の追撃を命じられるもこれにも失敗したため、バース星ごと抹殺される。
初期設定でのネーミングは「ボロゾフ」で、ロマンアルバムではこちらが表記されている[63]
漫画版
増尾隆之の漫画版(第1巻:ISBN 4257916346、第2巻:ISBN 4257916575)では、ベムラーゼの命令で宇宙空間からバース星へ惑星破壊プロトンミサイルを撃ち込む役回りとなっており、死亡しない。
リメイク版
声 - 滝知史
ヴィキルというファーストネームがつけられてる。外見は大幅に変更されており、肌の色が緑色になったほか、切れ長の鋭い目をした精悍な顔立ちになり、髪型はオールバックにしつつも前髪を何束か長く前に垂らす格好になっており、服装は丈の長いコートにロシア帽のような帽子になっている。
ボラー連邦永久管理機構からガルマン星に派遣されて総督を務めており、惑星の譲渡を申し入れてきたデスラーと、現地ガルマン星で対面した。その際、「盟友とは片腹痛い」と一蹴しガルマン人がつけている毒物を注入する首輪をデスラーに渡し服従を命じるが、デスラーの策略にはまりボラー艦隊は壊滅する。怒りに身を任せて首輪のスイッチを入れようとするが直後にデスラーに肩を撃たれ親衛隊に拘束された。その後、唯一残ったボラー連邦の航宙母艦が退去させられているのを見るに、ボラー連邦へ送還されたと見られる。
レバルス
声 - 西村知道
第12、13話に登場。バース星警備隊長で、ボローズの部下である。ヤマトの第一艦橋に直に入ったことのある数少ない異星人でもある[注 25]
バジウド星系への進入に続いてバース星に接近するヤマトへ威力偵察を行うが、ヤマトからの通信によりラムの恩人であることが判明したため、ヤマトに修理と食物採取、バース星への3日間の滞在を許可する。
バース星内のシャルバート信者の囚人たちによるヤマト占拠事件が発生した後、バース星の視察に訪れていたベムラーゼに命じられて囚人たちの処刑を始めたが、彼らとの約束を守るために出撃したコスモタイガーによって上空から射殺された。
初期設定でのネーミングは「バルスキー」で、ロマンアルバムではこちらが表記されている[63]
漫画版
増尾隆之の漫画版ではラム艦長の友人であり、古代にも友好的に振る舞う好人物として描写されている。囚人を虐待したり、射殺されるという描写は無いが、バース星の爆発時に脱出した描写も無いことから、爆発に巻き込まれて死亡したことがうかがえる。この漫画版でシャルバートの女性信者を古代の目の前で射殺した武官が、アニメ版でのレバルスに相当する。

バース星

ラム
声 - 木村幌
第2話から第6話まで登場。バース星の軍人で、バース星艦隊旗艦ラジェンドラ号の艦長。短い頭髪に太い眉毛ともみあげ、そして顔に刻まれた多数のが特徴。「戦う武人としての誇り」を大切にしている。
バース星がダゴン艦隊の進撃ルート上にあったため、ラムは艦隊を率いて再三ダゴン艦隊と戦火を交えていたが、敗退を重ねた末に旗艦ラジェンドラ号のみとなり、満身創痍で辛うじて太陽系の海王星付近へワープアウトし、偶然付近を航行中だったヤマトに支援を要請する。古代は藤堂平九郎と協議し、「滞在は24時間、機関の修理と水や食料の補給は認めるが、武器弾薬の修理補給は絶対に認めない」という、地球の中立に抵触しない条件で支援を行う。その不十分な支援にさえラムは深く感謝するが、そこへダゴン艦隊が追いつき、太陽系内でヤマトを巻き込んでの戦闘になる。その戦闘の最中、ラムは部下からヤマトを囮にしての逃走を進言されるが、ヤマトを巻き込んでしまったことに責任を感じ、ほとんどの武装を破壊された丸腰でありながらワープによる戦線離脱を選択せず戦い続ける。最後は古代たちに通信で別れを告げて息を引き取り、直後にラジェンドラ号も爆沈した。ラムの利を捨ててでも義を通す姿勢、そして部下たちもまた自らの命を捨ててそれに従う姿は、ヤマト乗組員に大きな感銘を与えた。
なお、ラム役を演じた木村幌は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」ではナレーションや土方竜を演じたことで知られているが、この役を演じた約半年後に亡くなり、本作が遺作となった。

シャルバート

ルダ
声 - 潘恵子
シャルバート星の王女で、正式には「ルダ=シャルバート」。マザー=シャルバート女王位の継承者。劇中では「ルダ王女」と呼ばれることが多い。
航海中にボラー連邦より捕らえられ、凍りついた星に見えた惑星ファンタムへ流刑にされたが、実際はファンタムの中心生命体に保護されていた。その後、ファンタムに降り立った揚羽武土門竜介へ身柄を預けられ、ヤマトに搭乗することになる。超科学力を持つシャルバート星の所在を知る唯一の人物と見なされていたため、ガルマン・ガミラス帝国やボラー連邦にその身柄を狙われたが、ヤマトの断固たる態度でその身柄は無事にシャルバート星に届けられた。シャルバート星を治める長老とともにシャルバート王家の谷の墳墓に葬られた秘密の武器庫にヤマトクルーを案内し、恒星の核融合を制御できる超兵器「ハイドロコスモジェン砲」を提供した。揚羽を愛していたために別れを惜しんだが、マザー=シャルバートとして人々の心の中に生きることを選び、マザー=シャルバート女王位に「即位」し、ルダ・シャルバートとなった。太陽系内におけるボラー連邦との戦いにおいても異次元より出現した。太陽制御の成功後、古代から「戦いを放棄することを努力する」との旨を聞くと、ルダは「愛する揚羽の魂とともにシャルバート星へ帰る」との旨を告げ、去っていった。
準備稿では、シャルバートとは別に存在する「惑星サレムーン」の王女であり、ヤマトに救出された当初は記憶喪失で正体不明という設定だった[60]。かつて母星が本作の地球と同じような恒星の核融合異常増進の発生によって失われ、そのショックで記憶喪失になっていたが、ヤマトとの旅の中で次第に記憶が戻り、太陽制御の方法発見へと繋がる[46][注 26]
マザー=シャルバート
はるか昔に強大な科学力と武力によって銀河系を征服・支配していた星間国家シャルバートの女王で、それを崇めるシャルバート教における信仰の対象。「マザー=シャルバート」を名自体は代々女王に受け継がれるものだが、劇中では黒いワンピースを着た細身の長身で、栗毛色の長い髪をもつ20代から30代前半の美しい女性の幻としてシャルバート信者の前に現れる。
長老
声 - 宮内幸平
第24話に登場。シャルバート星を治める長老。ルダ王女の帰還を心から喜んだ。
他のシャルバート人同様、徹底的な非戦闘主義で、ボラー軍の降下部隊の攻撃を受けても、丸腰で戦闘の中止を訴えるのみである。

その他(TVアニメ 第3作)

巡礼宇宙船の長老
声 - 八奈見乗児
第19話に登場。シャルバートを求め、自作の宇宙船で宇宙を放浪するシャルバート信者の一行の長老。
ヤマトに二度救われることになり、ヤマトにシャルバートが加護を与えることを祈った。
コスモ生命体
声 - 島本須美

注釈

  1. ^ a b 現在は「看護師」と呼ばれているが、放送当時は一般的に「看護婦」と呼ばれており、作品の資料などでも「看護婦」と表記されているのでそれに従う。
  2. ^ 第10話まではヤマトの艦内に女性乗組員が映っていたが、第11話からは森雪以外に見られなくなった。その理由として一時期、「搭乗していたが、戦闘スタッフでない生活班の女性乗組員は冷凍睡眠に施した」との説が流布していた[3]。しかし元々メインスタッフ(というよりは西﨑義展)の中では女性乗組員は森雪唯一人と考えられていたが、それ以外のスタッフとの意思疎通がはっきりしていなかったために描かれたというのが真相であり、現在の公式見解ではヤマトの女性乗組員は雪のみとされている。よって第10話までの映像で女性乗組員が映っていた場面はなかったことにされている。このことに関して、出渕裕は生前の西﨑に質問したところ、彼の返答は「ヤマトには森雪以外不要だと考えていたのを、勝手にスタッフが描き、その後、登場していた女性乗組員は初めからいなかったことにした」だったと『宇宙戦艦ヤマト2199』第1話のオーディオコメンタリーで語っている[4]
  3. ^ 沖田や彼の息子と共に写真に写るこの女性の洋服が第3話では緑色であったが、第26話ではピンク色に変わっていた。
  4. ^ 『宇宙戦艦ヤマト全記録集』にも記載がないが、『宇宙戦艦ヤマト画報』p. 022では、沖田の妻は早世し、写真の人物は息子の妻であるとされている。
  5. ^ 劇中で名前が呼ばれることはなく、シナリオでも「声A」・「声B」と記されている中の1人でしかないが、キャラクター設定のラフ稿には手書きで「美男司令」と記入されており、『宇宙戦艦ヤマト全記録集』、発売されている関連ムックや、LD/DVD付属の解説書でも「美男司令」と表記されている。
  6. ^ シナリオ[6][7]には、『ヤレタラ 「……××××××……」となにやらわからない声を出す。』(表記まま)とある。
  7. ^ 第25話の設定資料[要文献特定詳細情報]には頬の傷を消した跡が残っており、衣装はキャプテンハーロックのジャケットを長く延長させたものでもある。松本零士の漫画版では、ドクロマークの黒いベールを被った身体は既にサイボーグ化されており、ヤマトのイスカンダルからの帰還時にスターシャの船と共に地球方面とは反対の方角に旅立っていった。また、ひおあきらの漫画版では乗組員共々放射能に被爆しており、古代の地球帰還要請に対して寿命が近づいていることを伝え、どこかへと旅立って行った。
  8. ^ PSゲーム版では都市惑星戦で生き残り、次々作でコスモタイガー隊隊長に就任する。
  9. ^ レーダー手のエピソードは松本零士の漫画版に存在したのを取り入れたものであり、言動などもほぼ同一である。
  10. ^ しかし、この時点では島大介は行方不明であり、ヤマトには乗っていない。
  11. ^ この攻撃は、デスラーからの警告でヤマトを試した節があることを示唆している。
  12. ^ なお、第18話でバレルドのみ突出して目立ってしまったため、後年ではこのキャラを「グラーフ・シュパー」としてバレルドを含む4将軍とは別枠のキャラと誤記載してしまっている資料もある[13][14]
  13. ^ a b c d 『2』の2人の全身設定画[15]と『III』の2名の全身設定画[16]は、表情に若干の差異はある(グスタフは傷跡も追加されている)が、同じ顔かつ同じポーズで描かれている。
  14. ^ a b チュートリアルステージであるステージ01「アステロイドでの訓練」において、徳川・北野・坂本・椎名の各キャラクターごとに対応する操作に失敗すると、ステージエピローグで原作同様に第一艦橋で古代に叱責されて「パンツ一丁で艦内一周」を命ぜられるイベントが発生する(女性の椎名だけは違う罰になる)[19]
  15. ^ コスモタイガー隊隊長と思われがちだが、隊長には就任しておらず、『2』で加藤三郎の戦死以降は『III』で加藤四郎が隊長に就任するまで、隊長が不在である(実質上、『永遠に』では古代が航空隊長を兼任している)。
  16. ^ 当該準備稿に記載された設定では、肩書きは「暗黒星団連邦植民惑星艦隊司令」とされ、名前は「エンデズ・デーダー」「プロイスタール・フォン・ドライゼ」の2案が記述されている[22]。容姿は細身の体格に240センチメートルの長身で、ギガントヒューマノイド系と記述されている[22]
  17. ^ なお、パチンコ『CR宇宙戦艦ヤマト3』では、スカルダートが「聖総統」ではなく「グレートエンペラー」の肩書きで登場する。
  18. ^ ゲーム版では「麦人」名義。
  19. ^ シナリオでは、ゴルバ型浮遊要塞群の誘爆がそのまま広がり、カザンの指揮する黒色第三機動艦隊を巻き込んで大爆発する旨の記述がある[35][36][37]。その際、カザンが煙の中で苦悶する旨の描写もあるため、ガリアデスは撃沈されてカザンも戦死したものと推測される。絵コンテの当該シーンではカザンとグロータスが混同されており、グロータス死亡シーン(ゴルバの指令室が爆発するところからグロータスが光に呑み込まれるところまで)の内容・セリフ欄に複数回カザンと表記され、最後の1つだけ取り消し線を引いてグロータスに直している[38]。なお、ひおあきらの漫画版ではゴルバの爆発に巻き込まれるシーンが明確に描写されている。
  20. ^ なお、同音楽集は後年複数回CD化されており、1995年発売の「ヤマトよ永遠に 音楽集」(日本コロムビア、1995年1月、COCC-12230、2枚組〈1枚目がPART1に相当〉)ではそのままの曲名だが、2012年に再CD化した「YAMATO SOUND ALMANAC 1980-I ヤマトよ永遠に 音楽集 PART1」(日本コロムビア、2012年11月、COCX-37392、1枚組)では「アルフォン少尉」に変更されている。
  21. ^ 『III』の途中で井上瑤に「名前の最後の一文字を2画の字にした方がいい」と助言されたため、改名している(伊武雅刀を参照)。
  22. ^ ちなみに同話では、アルファ星第4惑星にある酒屋での喧嘩で坂巻浪夫が窓ガラスにぶつかるシーンに、司令部で立っているダゴンの姿が写り込んでしまっている。これはダゴンが見ているレーダー光点の多重撮影時にフィルムの巻き戻しがズレてしまったためである[56]
  23. ^ 出典資料には初期稿における各キャラクターの戦術的特徴のアイデア(筆者は出渕裕)が記述されており、そこに「キーリング元帥(ゲーリング)の場合」と記載。ロマンアルバムの同頁には、ほかに「グーデリアン」を基にした空間機甲軍の総監「グデル」と、「デーニッツ」を基にした宇宙海軍の提督「ゼーニッツ」が記述されている[61]
  24. ^ シーンによっては黒く塗りつぶされておらず、イボのようになっていることもある。
  25. ^ オリジナルシリーズで他に入ったことがあるのは、テレサ、ラム、デスラー、タラン、ルダの5名(ハーフも含めるとサーシャ(澪)も)のみ。いずれもストーリー上での重要キャラクターであり、その中でレバルスは異例と言える。
  26. ^ 全25話に短縮された本編ではルダが当初からシャルバートの王女と明言され、出会いのすぐ後シャルバートを訪れるが、全52話予定である当初のシリーズ構成ではルダとの出会いから彼女の正体が分かるまで20話以上のエピソードがあった[45][46]
  27. ^ 劇中EDクレジットでは「ディンギル側幕僚A」。

出典

  1. ^ a b 『別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト総集編』p. 120、『さらば宇宙戦艦ヤマト アニメセル・コレクション PART2』p. 72など、当時の複数の資料本で掲載例あり。
  2. ^ 「宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX」(バンダイビジュアル、2008年02月、BCBA-3167)付録解説小冊子『宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX 記録ファイル』p. 16。
  3. ^ 月刊OUT[要文献特定詳細情報]に載った記事より。
  4. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』BD&DVD第1巻(バンダイビジュアル、2012年5月、BCXA-0485・BCBA-4316)映像特典「第1話オーディオコメンタリー」。
  5. ^ 『宇宙戦艦ヤマト大百科』勁文社、1979年、p. 224。その解説には「これを逆から読んでみると……」とある。
  6. ^ 『宇宙戦艦ヤマト全記録集 上』p. 217。
  7. ^ 『宇宙戦艦ヤマト全記録集 TVシナリオ版』p. 75。
  8. ^ 「人物事典 File_01 Sheet_13B 地球防衛軍 加藤三郎」『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第64号p. 8。
  9. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 07。
  10. ^ 「キャラクター設定 コズモダート・ナスカ」『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』スタジオDNA、2001年1月、p. 088。ISBN 4-921066-84-1
  11. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 12。
  12. ^ a b c d 『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 10。
  13. ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報』p. 095。
  14. ^ 「大銀河科学技術講座 Sheet 15 大ガミラス帝国の全容」『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第42号(2010年11月)p. 25。
  15. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 36。雑誌特集の誌面を掲載したもので、サイズが小さく足は収まっていない。
  16. ^ 「キャラクター設定編」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 103。
  17. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 モデリングアーカイヴス ヤマトメカニクス2199』大日本絵画、2014年、p. 97。ISBN 978-4499231497
  18. ^ 『冒険王』78年12月号(『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 36記載の画像より孫引き)。
  19. ^ 『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶 コンプリートガイド』エンターブレイン、2004年12月、p. 43。ISBN 4-7577-2115-3
  20. ^ ひおあきら『宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に』メディアファクトリーMFコミックス)、初版、2010年2月17日、p. 119。ISBN 978-4-8401-2975-6
  21. ^ a b メルダーズ”. 宇宙戦艦ヤマト発信!. 東北新社・バンダイネットワークス. 2008年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月9日閲覧。
  22. ^ a b c d 「準備稿〈人物設定(1)〉」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』p. 192。
  23. ^ a b 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』徳間書店、1983年1月、p. 52。雑誌 61577-71。
  24. ^ 「豊田有恒・SF設定」「山本英明・プロット」「舛田利雄・構成案」「準備稿〈人物設定(2)〉」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』pp. 168-169(SF設定), 174-175(プロット), 178(構成案), 193(人物設定)。
  25. ^ a b 月刊OUT』昭和54年(1979年)8月号、みのり書房、p. 9。
  26. ^ 『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第18号(2010年6月)p. 13。
  27. ^ 登場人物”. YAMATO CREW. ヤマトクルー. 2016年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。なお、アーカイブ後も個別ページの閲覧は通常のWWWブラウザではログインページへリダイレクトされて参照不可であるが、スクリプト機能を停止させたWWWブラウザでアクセスすればリダイレクトされず参照可能。
  28. ^ a b デーダー”. 宇宙戦艦ヤマト発信!. 東北新社・バンダイネットワークス. 2008年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月9日閲覧。
  29. ^ 「豊田有恒・SF設定」「山本英明・プロット」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』pp. 168-169(SF設定), 174(プロット)。
  30. ^ 「舛田利雄・構成案」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』pp. 178-183。
  31. ^ 「準備稿〈人物設定(2)〉」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』p. 193。
  32. ^ 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』徳間書店、1983年1月、p. 53。雑誌 61577-71。
  33. ^ 「舛田利雄・構成案」『DELUXE MOOK 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』p. 178。
  34. ^ a b c d 「ラジオドラマ『ヤマトよ永遠に』」『アニメージュ』1980年8月号、徳間書店、p.34。
  35. ^ 「シナリオ再録」『ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に』(ページ番号未表記誌)。なお、撮影開始時の準備稿と注意書きされているが、少なくとも当該シーンについては他資料の決定稿と内容は変わらない。
  36. ^ 「決定稿 シナリオ完全収録」『週刊少年キング増刊 ヤマトよ永遠に 設定資料集』p. 71。
  37. ^ 「決定稿シナリオ・絵コンテ」『ファイナル・デラックス版 ヤマトよ永遠に』西崎音楽出版、1980年11月、pp. 306-307。
  38. ^ 「設定資料コレクション 絵コンテ」『週刊少年キング増刊 ヤマトよ永遠に 設定資料集』pp. 176-177。
  39. ^ 『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』 ゲームストーリー - 宇宙戦艦ヤマト発信!(archive.today 2008年2月9日分キャッシュ)
  40. ^ 「設定資料167枚 暗黒星団帝国・人物設定」『ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に』(ページ番号未表記誌)。
  41. ^ 「設定資料コレクション 人物キャラ設定」『週刊少年キング増刊 ヤマトよ永遠に 設定資料集』p. 82。
  42. ^ 「スペシャル特集 ヤマト・イベント&キャンペーン」『週刊少年キング増刊 ヤマトよ永遠に 設定資料集』pp. 117, 125, 128, 131。
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  44. ^ a b c d e 「キャラクター設定編」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 94。
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  62. ^ a b 「キャラクター設定編」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 105。
  63. ^ a b 「キャラクター設定編」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 108。
  64. ^ 「人物事典 File_05 Sheet_04 地球防衛軍 ヤマト砲術科要員」『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第21号p. 14。
  65. ^ a b 大神官大総統ルガール - 宇宙戦艦ヤマト発信!(インターネットアーカイブ2007年12月20日分キャッシュ)
  66. ^ a b c 『プレイステーション必勝法スペシャル 宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル』勁文社、1999年3月、p. 019。ISBN 4-7669-3172-6





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