奈良テレビ放送
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スタジオ
- メインスタジオ(220m2)
- 『ゆうドキッ!』、『ならフライデー9』、『県民だより奈良 ならいいね!』、『ドラマティックナイン』や、県立高校入試解答速報、選挙速報、その他収録番組で使用。
- ニューススタジオ(50m2)
- 『県政フラッシュ』、『TVNニュース』で使用。
- 第3スタジオ
- 過去には収録の講義番組などで使用。
情報カメラ
いずれも、『ゆうドキッ!』の放送開始に伴って設置された。当初はハイビジョン非対応だったが、後にハイビジョン対応の機種に更新されている。
チャンネル
デジタル放送
これにより結果的に、アナログ放送よりも北方向(大阪府北東部や京都府南部など)へ受信可能エリアが広がった。また栃原中継局は、和歌山県北東部(橋本市・紀の川市等)も受信可能エリアとなった(しかし、あくまでも放送対象エリアの免許は奈良県域である)。
親局送信所が移転した理由として、アナログ放送時代に、当社はUHFで送信しているにもかかわらず、奈良盆地ではVHFアンテナしか設置されていない世帯や、UHFアンテナを設置していても、神戸方面(サンテレビジョン)や京都方面(KBS京都)へのスピルオーバー狙いの世帯が多く、視聴者確保で苦労したからである[3]。
デジタル放送開始に備え、奈良市内に古都・奈良ならではの歴史的建築物をイメージした新社屋を建設。2004年(平成16年)10月22日に竣工し、同年11月1日に本社機能を新社屋へ移転、2005年(平成17年)4月1日に放送センターも新社屋へ移転した。また、自社でハイビジョン対応の中継車を導入した。こちらも参照)。
2005年(平成17年)12月2日3時には、試験電波の発射を開始。試験放送中は、テレビ東京発の番組は遅れネット分を含めて全て画面比4:3の標準画質での放送だったが、『ニュースONステージ』や『ざっくばらん』などのメインスタジオを使用する生放送の番組はこの頃からハイビジョン放送となった(特に『ざっくばらん』は、すでにこの頃からVTRもほとんどがハイビジョン化されていた)。2006年(平成18年)4月の本放送開始後は、一部のCMやテレビ東京などの他局の制作番組も遅れネット分が、翌7月の中継回線デジタル化以降は大半の番組がハイビジョン化され、同時にデータ放送も開始した。
リモコンキーIDは近畿総合通信局から「9」が割り当てられた。全国的にみても地上波無線放送局で「9」はTOKYO MXと本局のみ。
デジタル放送開始当時はウォーターマークが表示されていなかったが、2011年(平成23年)2月からデジタルは右上に『奈良テレビ』、アナログでも右上に『アナログ』の文字と下部に終了告知を開始した。
中継局に関しては、アナログ放送時代は最大で50局が設置されていたが、デジタル放送では難視聴地域において他の中継局やケーブルテレビを活用してカバーすることになり、わずか8局の設置に留まり、地上波放送のテレビ局としては全国最少[47]の数となった。これは、県北西部(奈良盆地)に県内人口の9割が集中しており、これらの世帯のほとんどが生駒親局か栃原局のどちらかを受信できることや、残り1割の人口が散在している吉野・大和高原地域をカバーするには、アナログ放送と同等の数十か所もの中継局の開設が必要となり、経営を圧迫することが勘案されたためである。アナログ時代の両地域の中継局の中には、共聴設備への導入や過疎化などで直接受信世帯が皆無になった局もあり、地デジへの完全移行よりも前に廃止されたところもある。
一方で、県中部に位置する栃原局や五条丹原局以南の地域には一切中継局が設置されておらず(ミニサテライト局を含む[48])、これらの地域では『こまどりケーブル』における再放送をもって代替することになった[49][50]。
公式サイト内の送信所一覧図によると、奈良県内のほぼ全域のほか、その周辺の京都府南部[51]、和歌山県北東部[52]、大阪府東部の一部[53]、三重県伊賀地域の一部などをサービスエリアとしている。
- 栃原中継局 21ch 10W 実効輻射電力92W(栃原岳)
- 五条丹原中継局 22ch 0.01W(垂直偏波)
- 桜井慈恩寺中継局 32ch 0.01W(垂直偏波)
- 朝倉台中継局 34ch 0.1W(水平偏波)[56]
- 三郷立野中継局 46ch 0.3W(垂直偏波)
- 三郷南畑中継局 46ch 0.01W(垂直偏波)
- 高取中継局 51ch 3W(水平偏波)
- 生駒あすか野中継局 41ch 0.01W(垂直偏波)
アナログ放送
2011年7月24日をもって終了。開局当初は松尾山親局、奈良西、栃原岳の3か所のみで、奈良北西部エリアである奈良市、生駒市、桜井市、大和高田市、吉野町をはじめとした地域、並びに近県では京都府京都市・宇治市・城陽市、大阪府枚方市・高槻市、和歌山県橋本市・かつらぎ町・粉河町(現紀の川市)などの一部地域が想定サービスエリアとされ、奈良東部や奈良南部は事実上視聴することができなかった。[15]
JONM-TV[54](出力は親局を除き映像出力。音声出力は映像出力の4分の1)
- 奈良親局(松尾山)
- 55ch(空中線形式 4L双ループ3段4面、実効輻射電力 映像8.3kW、音声2.08kW)
空中線電力 | 実効輻射電力 | |
---|---|---|
映像 | 1kW | 8.3kW |
音声 | 0.25kW | 2.08kW |
- チャンネルポジションは、NHKや在阪局が使用しない1・3・5・7・9・11のいずれかに設定されていた。
下記の中継局以外にも多数中継局が存在した。複数掲載されているものは、アナアナ変更前によりチャンネルが変更された。
- 栃原中継局 41ch→42ch 100w 実効輻射電力830W(栃原岳)
- 生駒奈良北中継局 26ch→60ch 30W 実効輻射電力250W(生駒山東中腹)
- 宇陀中継局 27ch→53ch 10W 実効輻射電力28W(笠間嶽山)
- 吉野中継局 42ch 10W(六雄山)
- 吉野南大野中継局 41ch
- 吉野奥六田中継局 41ch
- 吉野六田中継局 62ch
- 吉野国栖中継局 41ch
- 吉野中荘中継局 53ch
- 吉野丹治中継局 62ch
- 吉野佐々羅中継局 62ch
- 都祁中継局 61ch 10W(真平山)
- 奈良西中継局 59ch→42ch 10W(飛鳥ゴルフ場)
- 大和大塔中継局 42ch 10W(行者峰)
- 大和大塔南中継局 54ch
- 山添中継局 41ch 3W(神野山)
- 山添南中継局 30ch
- 橿原中継局 62ch 3W(白橿北小学校屋上)
- 橿原山辺三中継局 62ch
- 初瀬中継局 54ch 3W(向山)
- 三郷立野中継局 54ch 3W(垂直偏波)
- 平群中継局 47ch 3W
- 榛原中継局 42ch 3W(大手山)
- 室生大野中継局 41ch 3W(ワタ山)
- 室生無山中継局 39ch
- 菟田野中継局 41ch 3W(宇陀市菟田野支所南方高地)
- 曽爾中継局 41ch 3W(楯岡山)
- 御杖中継局 41ch 3W(秋葉山)
- 御杖土屋原中継局 53ch
- 西吉野中継局 53ch 3W(竜王山、垂直偏波)
- 天川川合中継局 41ch
- 天川洞川中継局 54ch
- 十津川平谷中継局 41ch
- 十津川折立中継局 42ch
- 十津川上野池中継局 54ch
- 十津川小原中継局 54ch
- 川上柏木中継局 41ch
- 川上東川中継局 54ch
- 下北山中継局 41ch
- 下北山池原中継局 54ch
- 下北山寺垣内中継局 61ch
- 三郷南畑中継局 41ch
- 五篠丹原中継局 41ch
- 香芝関屋中継局 42ch
- 桜井慈恩寺中継局 46ch
- 生駒あすか野中継局 50ch
- 大淀佐名伝中継局 62ch
ワンセグ
- ^ a b c d e f g h i j k l m 会社概要 - 奈良テレビ放送
- ^ a b c d e f g h i 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、404-405頁。
- ^ a b サービスエリア - 奈良テレビ放送
- ^ 同局の送信所は生駒山にあるが、送信施設は西側中腹に立地するため、奈良県まで電波がほとんど届かない。
- ^ 近畿地方では、NHKや在阪局が使用していないリモコンキーIDを独立局同士で放送対象地域が被らないように分け合った結果、奈良テレビには「9」が割り当てられた。
- ^ NHKの地上アナログも、同じ奈良県のNHK総合テレビ奈良放送局の51chが最高番号だった。
- ^ 他には、京都府のKBS京都などでも行われている。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、382頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、358頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、259-260頁。
- ^ 南都銀行のグループ企業。
- ^ 関東ではテレビ神奈川(TVK)、千葉テレビ(CTC)、テレビ埼玉(TVS)でも午前中を中心に教育放送を実施していた。(こちらも2000年代までに終了)
- ^ 番組名は、3年向けのみ『たのしいさんすう』、4年生以上は『考える算数』だった。
- ^ 1974年(昭和49年)12月31日・サンケイ新聞大阪本社・近畿Dテレビ・ラジオ欄。この日は実質的には18:55から天気予報・当日のニュースを放送したのち、19:00-19:30に「ならこの1年」という回顧番組を放送したのみにとどめ、19:30で放送終了、以後再びテストパターンのみで放送を終え、ゆく年くる年のネットすらも行わなかった。
- ^ a b 1973年4-6月基本番組表
- ^ 学校教育番組ではなく、脳トレを目的にした番組
- ^ 年末年始(12月29日 - 1月3日)は休み。2013年3月31日までは毎日 21:54 - 22:00、2016年3月31日までは毎日 22:54 - 23:00に放送されていた。
- ^ 2015年3月までは『笑売繁昌!ならCoCo』の番組名で放送されていた。
- ^ 毎月第3週21:00 - 21:30再放送。
- ^ 毎月第4週21:30 - 21:54再放送。
- ^ 2015年まではワンセグ「ならセグ」でも放送していた。
- ^ 日本テレビ系列などの民放43社共同制作。読売テレビでも放送されている。
- ^ 2015年まで『高校野球奈良県大会中継』放送期間中は22時台でハイライト番組『ドラマティックナイン』を放送するため、22時台の番組については臨時非ネットとなっていた(ただし、試合が雨天中止の場合は通常通り放送されていた)。また、ジャパネットたかたの生放送テレビショッピング(他の独立局と同時放送)を編成することもあり、2019年までは日曜19・20時台のみであったが、2020年からは祝日の当たる日の19時・20時台にも編成される場合があるため、この場合も臨時非ネットとなる。原則として振替放送は行われない。その他については番組項目を参照。
- ^ a b 『全国高校サッカー』(録画中継)放送日は休止。
- ^ a b テレビ大阪制作『ナマ虎スタジアム』ネット時は休止。
- ^ 日曜11:30 - 12:30再放送。
- ^ テレビ東京系列で連動データ放送による特別企画が行われる場合、本局では独立局であり、連動データ放送を実施しないため、その場合には当該企画を省いた通常版をテレビ東京からの裏送りで放送する。この場合、字幕放送は実施されない。
- ^ a b TVO『ナマ虎スタジアム』ネット時・『全国高校サッカー』(録画中継)放送日は休止になる他、自社制作番組のため不定期で遅れネットまたは休止になる。
- ^ 『ジャパネットたかた生放送テレビショッピング』(月1 - 2回に他の独立局と同時放送)・『全国高校ラグビー』放送日は休止。
- ^ 日曜20時移動時は不定期放送だった。21時に移動時、同時ネットに復帰。
- ^ 奈良地方選挙開票特番が放送される場合は休止となる。
- ^ 2020年から番組表でも『ナマ虎スタジアム』に統一した。ただしエンディングでは従前通り『タイムリーナイター』と表示。
- ^ 2015年・2016年は非ネット
- ^ 2015年から同時ネット
- ^ 短縮版を放送。
- ^ 2023年3月までは同時ネット。
- ^ 新作は隔週放送で、放送した翌週は前回の再放送となった。
- ^ 月1回放送される『たかじんNOマネー GOLD』は同時ネットで放送されていた。
- ^ テレビ東京と当局のみ放送、他のTXN系列局、BSテレ東では放送はされていない。
- ^ 『…もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら』はテレビ東京と同時ネット。
- ^ 木曜17:55 - 18:25に時差ネット
- ^ 第4作は現略称になってから。
- ^ 2ndシーズンから放送。7thシーズンからTXNでは15分放送になっているが、本局ではテレビ東京深夜版の『乙』を放送。
- ^ 15分番組だが、2回連続で放送。
- ^ 本番組のネット局は当局とTXN系列のテレビ北海道のみだった。
- ^ 2006年7月6日に放送された『西の善き魔女』(『アニメ魂』枠)では、オープニングテーマが3回も流れる放送事故が発生し、翌週に2話連続で放送したことがある。
- ^ 2019年3月31日まであった放送大学は、東京送信所と前橋中継局の2局のみ
- ^ これは奈良テレビ以外のNHK、在阪大手民放4社についても同様
- ^ 後に2013年3月27日に高取中継局と朝倉台中継局が開局し、高取町・桜井市・橿原市・御所市のそれぞれ一部をはじめとした中・南部地域での受信改善を進めた。なお、公式サイト内に掲載されている「サービスエリア」(受信可能エリア)は、こまどりケーブルへの加入によって視聴可能となるエリアを含めて記載されている。
- ^ 奈良テレビ放送中継局開局のお知らせ(2013年2月20日 奈良テレビ放送リリース 同3月26日閲覧)
- ^ 木津川市・相楽郡精華町の全域・京都市南部(山科区・伏見区等)・向日市・長岡京市・乙訓郡大山崎町・宇治市・久世郡久御山町・八幡市・城陽市・京田辺市・綴喜郡井手町・相楽郡和束町・笠置町・南山城村の一部、亀岡市茨木台
- ^ 橋本市・伊都郡九度山町・高野町・かつらぎ町(旧花園村を除く)・紀の川市
- ^ 四條畷市田原台地区・高槻市・三島郡島本町・枚方市・交野市・寝屋川市・摂津市・茨木市・柏原市・羽曳野市・堺市美原区・富田林市・河内長野市・南河内郡の各一部
- ^ a b コールサインの「JONM」は、かつて宮崎放送(MRTラジオ)の都城中継局が使用していた。
- ^ 奈良テレビ放送生駒送信所・無線局免許状 - 総務省
- ^ NHK奈良受信情報・中継局一覧によると、県内の各放送局を通して、唯一奈良テレビのみが置局している。
- ^ “南山城村高度情報ネットワーク チャンネル一覧表”. 南山城村. 2023年5月14日閲覧。
- ^ ケイ・オプティコム(旧・ケイ・キャット)側が提供するeo光テレビでは奈良県外での再配信はしていない
- ^ アナウンサー - 奈良テレビ放送
固有名詞の分類
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