大日如来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 08:31 UTC 版)
大日如来(だいにちにょらい、サンスクリット: Mahāvairocana[1])は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊。真言密教の教主たる仏で、密教の本尊である[2][3]。日本密教においては[4]一切の諸仏菩薩の本地とされる[5][注 1]。
注釈
- ^ チベット仏教では一切諸仏の本地としない。これについては後述する。
出典
- ^ "大日如来". 大辞林 第三版. コトバンクより。
- ^ a b 総合仏教大辞典編集委員会 1988, pp. 948–949.
- ^ a b c 大日如来. コトバンクより2017年11月2日閲覧。
- ^ a b 田中 2009, pp. 8–9.
- ^ a b c d e f 総合仏教大辞典 1988, p. 948-949.
- ^ a b 久保田ほか 2000, p. [要ページ番号].
- ^ a b c 望月 1980, pp. 3343–3344.
- ^ 吉田宏晢. "大日如来". 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより。
- ^ Encyclopædia Britannica, Inc. 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版』 ブリタニカ・ジャパン株式会社、2009年、「大日如来」。
- ^ "大日如来". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより。
- ^ 『明鏡国語辞典』(大修館書店)、「大日如来」。
- ^ a b 奈良 1989, p. 568.
- ^ 伊藤 2003, pp. 74–73.
- ^ 『本朝世紀』。
- ^ a b 坂内 2017, p. 189.
- ^ a b 坂内 2017, p. 191.
- ^ 山本密雄. “大日如来~宇宙真理を現す真言密教の本尊 | 高野山真言宗紫雲寺(北九州市八幡西区)”. kitakyushu.katsukikoyasan-shiunji.jp. 2022年6月23日閲覧。
- ^ 興福寺 2001, p. 85.
- ^ 興福寺 2001, p. 103.
- ^ 中村 (1986, p. 412)の第八節阿修羅の主であるヴィローチャナ(または目的)注3
- ^ a b c 林達夫他 『世界大百科事典 19』 平凡社 、1972年、163頁。
大日如来と同じ種類の言葉
- 大日如来のページへのリンク