商社
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商社(しょうしゃ)とは、輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心にした、商業を営む業態の会社である。幅広い商品・サービスを取り扱う総合商社と特定の分野に特化した専門商社に区分される。広義の卸売業である。特に総合商社は日本特有の形態とされ、日本国外においても「Sogo shosha」と呼ばれる。「商社」という言葉は、幕末期の幕臣小栗忠順が英語の「company」から訳したともいわれている[1]。
注釈
- ^ 岡谷鋼機のみ2020年2月期。
- ^ ちなみに、このキャッチフレーズは三菱商事のキャッチフレーズで、ラーメンとは日清食品のチキンラーメンのこと。「航空機」の部分は元々「ミサイル」だったが、クレームが付いて変更した。武器・兵器の扱いを規則で禁止している会社も多い。
- ^ 中国現地法人の菱商(上海)貿易有限公司など、稀に「菱商」も使用されるが、一般的に「菱商」は三菱電機の商社部門である菱電商事を指す場合が多い。
- ^ 2006年4月1日にトーメンを吸収合併。
- ^ 2004年4月1日にニチメンと日商岩井が合併して誕生。
- ^ 1960年代には三井物産・三菱商事・丸紅の3社をスリーエムと称したこともあった[6]。
- ^ 現主力として「ビッグエコー」チェーンを中心に直営・FC展開を行っているためと考えられる。
出典
- ^ 広辞苑第六版 「商社」1379頁。
- ^ 「マーチャント・バンク」山本利久(新潟産業大学経済学部紀要 弟29号) (PDF)
- ^ Ullet 卸売業 売上高ランキング 2021年1月31日閲覧。
- ^ Ullet 卸売業 総資産ランキング 2021年1月31日閲覧。
- ^ a b 田中隆之『総合商社の研究』東洋経済新報社、2012年、261-263頁。
- ^ 丸紅はいつ、いかにして「スリーM」となったか(2014年1月27日) (PDF) (丸紅経済研究所)2021年2月10日閲覧。
- ^ 躍動する「地域商社」 日本経済新聞ニュースサイト(2017年7月24日)2018年4月21日閲覧
- ^ 『朝日新聞』朝刊2016年10月28日【ひと】地方創生で注目される「地域商社」の先駆者・松本謙さん(49)
- ^ 地域商社事業首相官邸まち・ひと・しごと創生本部(2018年4月21日閲覧)
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