名古屋市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 23:18 UTC 版)
歴史
先史
- 縄文時代
- 弥生時代
- 弥生時代前期の遺跡が市北部の西区から清須市にかけて、西志賀遺跡や朝日遺跡などの大規模環濠集落の跡が発見された。また、熱田台地にある熱田区の高蔵遺跡や笠寺台地にある南区の見晴台遺跡など、台地や丘陵地にも大規模な集落跡が発見されている。
- 天火明命を祖神とする尾張氏が本拠を置いた。尾張氏は、高倉下や天村雲命など古来より天皇家との繋がりが深く、婚姻関係による女系の系譜で近畿のヤマト王権の天皇家と深く結びつくことによって強大な勢力を築いた。
古代
- 古墳時代
- 景行天皇の時代 - 尾張国造の乎止与命の子である建稲種命が日本武尊の東征の際、副将軍となる。建稲種命の妹である宮簀媛は日本武尊の妻となって出雲発祥の三種の神器のひとつ草薙剣(天叢雲剣)を預かり、熱田神宮を建ててこの剣を祀った。当時の海岸線は現在より内陸寄りで、鳥居前町の熱田は港として長く栄える。
- 4世紀ごろから6世紀ごろまで、志段味古墳群の白鳥塚古墳や尾張戸神社古墳など造営される。6世紀ごろになると、断夫山古墳や白鳥古墳などの大規模前方後円墳が造営される。古墳の造営は、4世紀から7世紀ごろまで続いたが、年代が古い前方後円墳は、前方部の幅が狭く細長いものが多いが、年代が新しくなるにつれて、徐々に幅が広くなっていることが特徴である。
- 古墳時代に渡来人によってもたらされたとされる陶器生産技術で、須恵器の造営が市東部の東山古窯跡群で生産され、尾張地方における窯業の産業基盤となる。
- 飛鳥時代
中世
- 平安時代
- 久安3年(1147年)- のちに鎌倉幕府を開く源頼朝が現在の熱田区誓願寺で誕生。なお頼朝の母は、熱田大宮司であった藤原季範の娘の由良御前である。
- 治承3年(1179年)- 平清盛が起こした治承三年の政変により、当時の太政大臣であり琵琶の名手であった妙音院藤原師長が井戸田荘(瑞穂区)へ流刑となり生活していた(藤原師長謫居跡)。
その他、闇之森八幡社社伝によると、保元の乱で破れた源為朝が伊豆大島に流罪となるが、流刑先の島で出来た子とされる尾頭次郎義次が尾張国愛知郡古渡へ来たとされる。義次は土御門天皇の命により当時紀伊国で暴れていた鬼党を討伐し、古渡一帯の領地を賦与され、「尾頭町」「尾頭橋」などの地名が残っている。またその際に朝廷から「鬼頭氏」の姓も与えられた。
- 鎌倉時代
- 御家人が鎌倉へ向かう道として鎌倉街道が整備され、萱津(あま市)から入り、稲葉地(中村区)、古渡(中区)、井戸田(瑞穂区・上野街道)、鳴海(緑区)が経由地だった。当時の鎌倉街道は井戸田を境に東方面は、潮の満引きによって行程が左右されていた。
- 室町時代
- 戦国時代
- 16世紀 - 織田信長は現在の愛西市で誕生し、ほどなくして中区の那古野城の城主となる。豊臣秀吉は中村区で誕生(その他にも中区でお市の方、中村区で豊臣秀長や加藤清正、名東区で柴田勝家、西区で佐々成政や丹羽長秀、南区で佐久間信盛、中川区で前田利家、緑区で豊臣秀次らも誕生している)。
- 永禄3年(1560年) - 織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、頭角を現す。
- 慶長6年(1601年) - 宮宿が東海道五十三次の宿場となり、西隣の桑名までは「七里の渡し」として海上で連絡する。
近世
- 江戸時代
- 慶長15年(1610年) - 徳川家康が名古屋城を築城。御三家の尾張藩を立てる。
- 慶長17年(1612年) - 清洲越しにより、清洲から町を移転。
- 元和2年(1616年) - 尾張藩初代藩主である徳川義直が尾張に入国する。
- 元和4年(1618年) - 徳川家康の三回忌で東照宮祭(名古屋祭)が始まる[27]。
- 正保4年(1647年) - 熱田新田開拓着工。
- 慶安3年(1650年) - 第2代尾張藩主に徳川光友が就く。
- 慶安4年(1651年) - 徳川光友が父である徳川義直の菩提を弔うために建中寺を建立し、尾張徳川家の菩提寺とする。
- 万治3年(1660年) - 万治の大火により3,000近い民家が焼失し、これを機に広小路を開く。
- 寛文5年(1665年) - 尾張藩に寺社奉行設置される。
- 元禄元年(1688年) - 八事山興正寺建立。
- 元禄8年(1695年) - 大曽根別邸(現在の徳川園)を建造し、光友の隠居所となる。
- 正徳3年(1713年) - 第6代尾張藩主に徳川継友が就く。
- 享保15年(1730年) - 第7代尾張藩主に徳川宗春が就き、名古屋の商業都市化を推進。
- 享保17年(1732年) - 遊廓が許可され西小路などに郭ができる(4年で廃止)。
- 享保20年(1735年) - 御下屋敷御薬園で朝鮮人参、甲州甘草の栽培始まる。
- 元文4年(1739年) - 宗春が蟄居を命じられ、第8代尾張藩主に徳川宗勝が就き、7年間の倹約令が出る。
- 宝暦11年(1761年) - 第9代尾張藩主に徳川宗睦が就く。
- 明和7年(1770年) - 呉服町から出火し大火となる。
- 天明3年(1783年) - 尾張藩藩校明倫堂(愛知県立明和高等学校の前身)開校。
- 寛政4年(1792年) - 尾張藩、米切手発行。
- 寛政12年(1800年) - 第10代尾張藩主に徳川斉朝が就く。
- 享和元年(1801年)- 熱田前新田完成。
- 文政10年(1827年) - 第11代尾張藩主に徳川斉温が就く。
- 天保10年(1839年) - 第12代尾張藩主に徳川斉荘が就く。
- 天保13年(1842年) - 天保の改革により尾張藩でも株仲間が解散となり、国産会所が設置される。
- 弘化2年(1845年) - 第13代尾張藩主に徳川慶臧が就く。
- 嘉永2年(1849年) - 第14代尾張藩主に徳川慶勝が就き、のちに新政府側に組することで江戸幕府を終焉に導く。
- 嘉永7年(1854年) - 安政東海地震に見舞われる。
- 安政2年(1855年) - 暴風雨のため新田堤防が決壊し、大被害となる[28]。
- 安政5年(1858年) - 第15代尾張藩主に徳川茂徳が就く。
- 文久2年(1862年) - 第16代尾張藩主に徳川義宜が就く。
- 慶応3年(1867年) - ええじゃないかが名古屋でも起こる[29]。
近代
- 明治時代
- 明治2年(1869年)6月20日 - 尾張藩が名古屋藩に改称。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により、名古屋藩が名古屋県(翌年愛知県に改称)になる。県庁は名古屋城内に置かれ、県庁所在地になる。
- 明治5年11月27日(1872年12月27日) - 愛知県は額田県(旧三河国および旧尾張国知多郡)を合併し、県が現在の管轄区域となる。
- 名古屋電信局開設。
- 1873年(明治6年) - 日本陸軍の名古屋鎮台が設置される。
- 1874年(明治7年)5月1日 - 名古屋博覧会を東本願寺名古屋別院で6月10日まで開催[30]。
- 1878年(明治11年)9月15日 - 愛知県博覧会を総見寺境内に建設された名古屋博物館で11月3日まで開催[30][33]。
- 1886年(明治19年)5月1日 - 官設鉄道(現在の東海道本線)名護屋駅(翌年に名古屋駅へ改称)が開業。
- 1888年(明治21年) - 名古屋鎮台は日本陸軍第3師団に改変された。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行により名古屋市となる。市域は現在の中区と東区を中心とする地域で、面積は13.44 km2、人口は約15.7万人。
- 1891年(明治24年)10月28日 - 濃尾地震により大きな被害を出す。
- 1898年(明治31年)5月6日 - 路面電車が運行開始(1974年に全廃)。
- 同年10月1日 - 名古屋市内電話通話開始。
- 1906年(明治39年)- 日露戦争凱旋記念博覧会を愛知県博物館[34] で開催[30]。
- 1907年(明治40年)10月30日 - 名古屋市の徽章制定。
- 1908年(明治41年) - 行政区画としての区を設置。中区、東区、西区、南区が発足。
- 1910年(明治43年)2月28日 - 名古屋市歌を制定(3月1日公示)。
- 3月16日 - 第10回関西府県連合共進会を鶴舞公園にて6月13日まで開催[30]。
- 1911年(明治44年)5月1日 - 名古屋港線竣工。名古屋港駅設置。
- 大正時代
- 1914年(大正3年)4月1日 - 名古屋市内で上水道の供給開始。
- 1916年(大正5年)10月28日 - ペストの流行拡大に備えネズミの買入を始める。10万頭8700匹が捕獲。また11月1日からは市内398箇所にトラップが仕掛けられ約1万匹捕獲[35]。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 屎尿の汲み取りを市の直営事業化。7月には浄化施設として千種汚物所が設置[36]。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 大須の旭廓が移転し、中村遊廓が開業。
- 1925年(大正14年)
- 昭和時代・戦前
- 1928年(昭和3年)9月15日 - 御大典奉祝名古屋博覧会を鶴舞公園で11月30日まで開催[30]。
- 1930年(昭和5年) - 名古屋市営バスが運行開始。中川運河竣工。
- 1933年(昭和8年)10月1日 - 現在の名古屋市役所本庁舎が完成。
- 1935年(昭和10年)10月1日 - 国勢調査で初めて人口100万人を突破。
- 1936年(昭和11年)1月15日 - 新愛知新聞社(現在の中日新聞社の前身)を親会社とするプロ野球チーム・名古屋軍(現:中日ドラゴンズ)が誕生。
- 1937年(昭和12年)
- 1938年(昭和13年)6月26日 - 関西急行電鉄(現・近畿日本鉄道)の関急名古屋駅(現・近鉄名古屋駅)が開業。
- 1941年(昭和16年)
- 6月1日 - 名古屋陸軍造兵廠の前身である名古屋陸軍造兵廠高蔵製造所鷹来分工場が発足した。
- 8月12日 - 名古屋鉄道の新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)が開業。
- 10月 - 松葉公園が開園。
- 1942年(昭和17年)2月1日 - 味噌と醤油の配給制度が始まる(県下は豊橋市、岡崎市、一ノ宮市、半田市、瀬戸市も同日から実施)[38]。同時に衣料品にも点数切符制が導入された。
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 東南海地震が発生。
- 1945年(昭和20年)3月12日 - アメリカ軍による初の市街地大規模空襲を受ける(63回に及ぶ名古屋大空襲初日)。
現代
- 戦後
- 1948年(昭和23年)12月2日 - 中川区山王に中日スタヂアム(現・ナゴヤ球場)が開場。
- 1951年(昭和26年)9月1日 - 中部日本放送(CBC)が日本初となる民間放送によるラジオ放送を開始。
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)10月10日 - 第1回名古屋まつりを開催。
- 1956年(昭和31年)
- 1957年(昭和32年)11月15日 - 名古屋市営地下鉄1号線(東山線)の名古屋駅 - 栄町駅間と地下街が開業。
- 1958年(昭和33年)2月1日 - 新東海テレビ(現:東海テレビ)設立。
- 1959年(昭和34年) - 名古屋城の金鯱が復元される。
- 1961年(昭和36年)9月6日 - 名古屋テレビ設立。
- 1962年(昭和37年)11月3日 - 名古屋市科学館が開館。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開通。新幹線の名古屋駅も開業。
- 1965年(昭和40年)10月15日 - 名古屋市営地下鉄2号線(名城線)、栄町駅 - 市役所駅が開通。
- 1966年(昭和41年) - 県道115号の黄金跨線橋が開通。
- 1968年(昭和43年)4月25日 - 東名高速道路が開通、名古屋IC設置。
- 1969年(昭和44年)
- 人口200万人を突破。
- 国道22号名岐バイパスが開通。第1回ミス名古屋コンテスト開催。
- 1971年(昭和46年)12月20日 - 市営地下鉄2号線(名城線)、市役所駅 - 大曽根駅が開通し、地下鉄2号線が全線開通。
- 1972年(昭和47年)10月5日 - 国道23号名四国道が全線開通。
- 1974年(昭和49年)
- 1975年(昭和50年) - 国道41号名濃バイパスが開通。
- 1976年(昭和51年)9月12日 - 台風17号による集中豪雨。12日までに床上浸水2300戸以上、床下浸水43000戸以上の被害[41]。
- 1977年(昭和52年)3月18日 - 市営地下鉄3号線(鶴舞線)、伏見駅 - 八事駅が開通。
- 1979年(昭和54年)7月25日 - 名古屋高速道路が開通する。
- 1981年(昭和56年)9月30日 - 第84回IOC総会(西ドイツのバーデンバーデン)で1988年夏季オリンピック招致に失敗(名古屋オリンピック構想)。
- 1982年(昭和57年)
- 1984年(昭和59年) - 東山動物園にコアラがお目見え。
- 1988年(昭和63年)10月7日 - 中日ドラゴンズが通算4回目のセ・リーグ優勝を決める。
- 平成
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)- 熱田区に国際会議などへの対応能力を備えた「名古屋国際会議場」が完成する。
- 1992年(平成4年)10月29日 - 名古屋港水族館が開館。
- 1993年(平成5年)8月12日 - 市営地下鉄3号線(鶴舞線)、上小田井駅 - 庄内緑地公園駅が開通し、地下鉄3号線が全線開通。
- 1997年(平成9年) - 同年より、中日ドラゴンズの本拠地がナゴヤ球場(中川区露橋)からナゴヤドーム(東区大幸南 / 2021年より「バンテリンドーム ナゴヤ」)に移転。
- 1999年(平成11年)9月30日 - 中日ドラゴンズが通算5回目のセ・リーグ優勝を決める。
- 2000年(平成12年)
- 5月17日 - JRセントラルタワーズ(ジェイアール名古屋タカシマヤ)が全面開業。
- 9月11日-12日 - 名古屋市およびその周辺で集中豪雨(名古屋市で2日間に一年の降水量の3分の1を越える567ミリの降水量)。東海豪雨とも呼ばれる。
- 2003年(平成15年)3月27日 - 市営地下鉄上飯田線、平安通駅 - 上飯田駅が開通。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2月17日 - 中部国際空港開港。名古屋空港から国際線全路線が移転し、新しい中部地方の空の玄関口となる。名古屋空港は名古屋飛行場(県営名古屋空港)に改称し、国内線用空港となる。
- 3月6日 - 名東区の藤が丘駅 - 豊田市の八草駅(開通から翌2006年3月末までは「万博八草」)まで愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が開通。
- 3月17日 - 安心・安全・快適条例施行により名古屋駅・栄駅・金山駅・藤が丘駅周辺が路上禁煙地区になる。
- 3月18日 - 愛・地球博ささしまサテライト会場デ・ラ・ファンタジア開催。
- 3月23日 - 名古屋城の金鯱が市内16区で展示。愛・地球博開会式に展示されるため、2体が同時に2日間名古屋市を離れる。
- 3月25日 - 愛・地球博が、9月25日まで開催された。
- 5月29日 - 名古屋市交通局主催の花バスが運行終了、39年の歴史に幕を下ろす。
- 9月25日 - 愛知万博が無事185日間の会期を終えて閉幕、目標の1,500万人を大きく上回る約2,200万人が来場し、成功裏に幕を閉じた。
- 2006年(平成18年)10月10日 - 中日ドラゴンズが東京ドームで巨人との優勝決定戦を延長12回表タイロン・ウッズの満塁本塁打などで制し、通算7回目のセ・リーグ優勝を決める。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)10月22日 - ユネスコのデザイン都市に認定(神戸市とともにアジア初)。
- 2009年(平成21年) - 名古屋市は、地下鉄を利用する中高生や大学生を対象に、自宅と学校間だけでなく、塾やバイト先にも使える「学生定期券」を、2010年3月からの販売を決定した。通学に限らず自由な区間で定期を買えるのは全国で初。料金は据え置いたまま利便性を上げる工夫で、学生のいる家庭には相当な負担減となる[42]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)9月27日 - この日から約2か月間にわたり第3回「なごやめし博覧会2013」が開催される。名古屋市内の273店が参加した。
- 2014年(平成26年) -待機児童ゼロを達成[43]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 7月25日 - 緑区の旧東海道沿いにある有松町の町並みが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される。
- 2017年(平成29年)
- 4月1日 - レゴランド・ジャパン開業。
- 10月5日 - ささしまライブ24にグローバルゲート全面開業。
- 12月7日 - 12月10日 - 「ISU国際グランプリファイナルフィギュアスケート競技大会 愛知・名古屋2017」開催。
- 2018年(平成30年)
- 令和
- 2019年(令和元年) - 名古屋市は、税収が過去最高となった。税収が過去最高を更新したのは、1997年度以来21年ぶり。企業収益が改善し、過去最高の税収となった[45]。名古屋市は、宅地開発や商業施設のオープンなどで人口が増加し、名古屋市守山区に上志段味小学校が新設された。名古屋市に小学校が新設されるのは、9年ぶり[46]。
- 2020年(令和2年)、名古屋市に日本最大級のPark-PFI事業「Hisaya-odori Park」が開業[50]。
- 2021年(令和3年)
- 5月1日 - 名古屋第二環状自動車道 名古屋西JCT - 飛島JCT間が開通し、全線開通。
- 2026年(令和8年) - 愛知県と共同でアジア競技大会・アジアパラ大会開催予定。
注釈
- ^ 『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
- ^ 『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
- ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「太子」(令和3年測量)
- ^ この記録は、2020年8月17日に静岡県浜松市中区(現・[[中央区 (浜松市)|]])で41.1℃を記録するまでは、政令指定都市における最高気温の最高記録であった。なお、最高気温の記録は、東山丘陵と呼ばれる高台にある名古屋地方気象台の記録であることに留意する必要がある。
- ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「若王子池」(令和3年測量)
- ^ 『1:2500 名古屋都市計画基本図』「極楽」(令和3年測量)
- ^ 両区では丘陵部で区画整理が順調に行われたほか、東名高速名古屋IC開通(1968年)、地下鉄東山線の藤が丘延伸(1969年)など、交通網整備が他地域より先駆けて行われた[68]。
- ^ 1975年(昭和50年)から1987年にかけての人口増加率は名東区が1.6倍、天白区が1.3倍だった一方、中川区は1.0倍、港区は1.1倍だった[68]。また愛知県地価調査によれば、住宅地の前年比地価上昇率も名東区は20.1%、天白区は6.1%と、それぞれ市内1位・2位の上昇率だった一方、港区・中川区はいずれも1.6 - 1.7%の上昇率にとどまっていた[68]。
- ^ 戦前は港区・南区内に軍需工場などの大規模工場や住宅が立地していた一方、戦後は守山・名東・天白・緑の東部4区で宅地開発・人口増加が急激に進んだためとされる[69]。
- ^ 三重県に関しては、朝日・毎日・日経は伊賀市、名張市と熊野市以南を除く地域のみの発行で、読売は伊賀市・名張市を除く地域のみの発行となる(それらの地域は大阪本社管轄)。産経に関しては、産経新聞大阪本社で発行されたものが名古屋市を含む東海3県内にて販売されている。
- ^ 「新御三家」は他にトヨタ自動車と東海旅客鉄道(JR東海)。「五摂家」のうち、旧東海銀行は経営統合で消滅しており、現在は東邦瓦斯、名古屋鉄道、松坂屋を含む4社。さらに松坂屋は大丸との経営統合でJ.フロント リテイリング、大丸松坂屋百貨店となって本社機能は東京へ移転している。名古屋財界の有力企業については、「愛知|御園座の救済で見えた 五摂家・新御三家 真の実力」『週刊東洋経済』2017年10月28日号/第1特集 地方の名門企業77(2020年3月29日閲覧、ネットでの全文購読は有料)などを参照。
- ^ ただし区役所で日曜窓口が行われる日は、8:40 - 12:00までの放送
出典
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