分位数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 02:10 UTC 版)
五数要約
分布の特徴を最大値、最小値、中央値、上側・下側ヒンジの5つの値、つまり、0, 0.25, 0.5, 0.75, 1分位数で要約することを、五数要約という。五数要約は、しばしば箱ひげ図で図示される。
日本産業規格
日本産業規格では、分位点を、「分位点とは,分布関数が に一致するか,又はより小さな値から より大きな値に飛ぶときの確率変数の値。確率 を % で表すときは パーセント点 (100p percentile) という。備考1. 確率変数のある区間内で分布関数が一定値となる場合は,その区間内の任意の値が分位点とされる。ただし,である。 2. に対応する確率変数の値をメディアン中央値 (median) という。3. およびに対応する確率変数の値を四分位点 (quartile) という。」と定義している[5]。
脚注
- ^ Angus Stevenson, ed. (2010), Oxford Dictionary of English (Third ed.), Oxford University Press, p. 1451, ISBN 978-0-19-957112-3
- ^ 累積分布関数が(狭義)単調増加でなければ、この条件を満たす は一意に定まるとは限らない。
- ^ 西岡 2013, p. 12, 1.5 分位数.
- ^ 西岡 2013, p. 8, 1.4 度数分布.
- ^ JIS Z 8101-1 : 1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語 1.10 分位点、日本規格協会、http://kikakurui.com/z8/Z8101-1-1999-01.html
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